幼馴染との再会・・・・
先ほどお母さんに怒られたため、すぐレヴィと亮使は一階へ行ってシャワーを浴びる。
ちなみに今日は学校は休みなのにレヴィが次の学校の準備をしてしまったが、亮使は一石二鳥といっている。
「・・・・・・なぁ。レヴィ」
『・・・・・なんだ。俺は今、考えているんだ・・・』
レヴィは、何かを考えている様子・・・・・そして・・・・
『やはりな・・・・』
気がついたようだ。
「何が?」
『気づかないのか?あの時のフードを被った少年・・・・・』
「・・・・まさか・・・」
そう、彼の守護神はダーククロス・アナコンダといっていた。つまり・・・・・
『彼は天劉だろう。絶対に』
ここで亮使が確信する。
「だろうな。劉だろうな。」
『あぁ。守護神が被ることはない。ただし、心がない人間以外は・・・」
つまり無って事か?と聞こうとしたが止めた。分かっていたことだから
「そうか。じゃあ今日はあの幼馴染二人を探しにでも行くか?」
シャワーを止め、亮使が言う。
『そうしようか・・・・・では着替えるか』
風呂場を出て、顔洗って歯を磨く。
「・・・・・あ。飯の用意出来てるかな・・・」
するとひょこっと亮使のお母さんが顔を出す。
「亮使、レヴィ。ご飯だよ?」
「・・・・聞こえてた?母さん」
まるで近くにいたかのように早かったので、覗きなのかと疑惑する所だった亮使。
「うん。ちょっと洗濯物を入れようかと思って・・・・・」
『あれ・・・・肝心の洗濯物は?』
「え?・・・・・あぁ!もう母さん仕事に行かないと!!」
すたすたっと逃げた亮使のお母さん。
「なんで逃げた!?」
『知らん。と、言うより行くぞ』
「まぁ、そうだな・・・」
出発する準備も出来ているので外にでる・・・すると・・・
「うっす。亮とレヴィ」
悠魔が居た。
「待て待て。なんで居るんだよ」
「いや・・・・・俺の勘」
「はぁ!?それは無いから!!」
「はぁ・・・・冗談だよ。学校だと間違えてつい癖が・・・・」
「それ嘘だろ・・・・まぁいいや。んで本題なんだが」
亮使が言おうとした所で・・・・
「知ってる。幼馴染探しだろ?」
悠魔が勘が鋭いようだ。
「なんで知ってるの・・・・・」
「勘だっ!!」
『・・・・・・おい。俺達は影なのか?と、言うよりお前のせいだろわらし』
座敷わらしにレヴィがデコピンをする。
『あいたぁ!!・・・・・ち、違うもん・・・・ただ心を見抜いただけ・・・』
そしてレヴィがもう一発デコピンを食らわす。
『いたっ!!・・・・レヴィ、デコピン止めてくれない?痛いんだけど』
『お前が悪い』
こうしているうちにまぁ。悠魔と座敷わらしも一緒に行動したとさ。
そういう突っ込みをしているうちに町にでた。
「さて、探すって言ってもどうやって探せばいいのやら・・・・」
亮使が迷っていたが・・・・なんと・・・・
「おい。亮?あれって学校に昨日来た奴じゃないか?」
悠魔がすぐ見つけてしまった。
「早っ!!!何処だ!?」
「そこそこ!!」
指を示した所へ走る・・・・・そして・・・・
「・・・・・・」
「おぉぉぉぉい!!劉ぅぅぅぅ!!」
「・・・・?・・・!!」
そして、再会のとき。
「久しぶりだな!!劉」
「分かっていたのか・・・・!!」
天劉も驚いている。
「あぁ。久しぶりだな亮。クロアもやっぱり気がついていたか?」
『っふ・・・当たりまえよぉ・・・・しっかしリヴァイア・・・・お前も相変わらずだな。シャララ』
喉を鳴らしながらアナコンダも再会を喜ぶ。
『何を言うのか知らんが・・・・コンダよ・・・大きさだけは一著前だな』
そんなことを話していると悠魔が来る。
「感動の再会って事かい?まぁ、よく分かった」
にやにやしている悠魔に天劉が・・・・・
「学校では大変な事をしてしまったな・・・・どうしよう・・・」
ちょっと困ってしまっている天劉に亮使が・・・
「森水先生も大丈夫さ。あの筋肉なら余裕だと思うが・・・」
「そっか・・・月曜日に俺もあの学校へ行くからよろしく」
「あぁ。・・・・ってはぁ!?」
信じられない事に驚く亮使。
「え?聞いてないのか?後、香音の事も知ってるか?」
「か、香音がどうしたって?」
香音のことに少し興味がある亮使。
「あぁ。香音がこの町に後ちょっとで来るとさ」
「香音って・・・亮の恋人か?」
悠魔は亮使が少し嬉しがっている事に気がつきにやつきながら言う。
「ばっ・・・・違う違う。俺の友達さ。あいつ・・・元気かな・・・」
「元気だそうだ。亮使に会いたいといってたぞ」
「まじで?」
キタコレーーーーみたいな事を思った亮使。
『おい亮使。キタコレみたいな事を思うな・・・』
『っふ・・・・・これはまさか・・・・・シャルル・・・』
レヴィとアナコンダが二ヤつく・・・・
「待て。そして黙れ。別にそんなこと思わないからな」
「っふ・・・まぁいいじゃないか・・・亮。明後日からよろしくな」
「おう!!」
「俺も宜しくな!えっと・・・天でいいか?」
「なんでもいいぞ。じゃあおれは、悠って呼ぶかな」
こうして、3人の友情が結ばれたのでした。
良く出来たと思います。
自分なりに・・・・