表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/12

案外楽に生活はできないよう

ふふふ・・・・・


まぁ、適度に・・・・・どぞ!!

PIPIPIPI・・・・・


朝のお決まりの目覚まし時計の音。


「Zzz・・・・んぅ・・・・もうちょっとだけ・・・」


亮使はなかなか起きれなかったのである・・・・


『ふぁぁ・・・・・ん?』


先に起きたのは守護神のレヴィアタンだった。


あまりに起きるのがおそいと困るので・・・


『おい。おきろ、亮使。朝だ』


「・・・・・・・んにゃ?」


むくっと勢いに乗って起きる。


「おはよう。レヴィ」


亮使がレヴィアタンにおはようの挨拶を交わす。


『あぁ、おはよう。さて、母殿が朝食を作って待っているからな。いくぞ』


「おkおk・・・・・っと」ぬぎぬぎ


パジャマを脱いで制服に着替える。


「うしっいくかぁ!」


ったったったっと階段を降りると、朝食を既に作り終えた母が居た。


「母さんおはよう」


亮使が挨拶をする。


「おはよう、レヴィアタンに亮使」


『おはようございます。母殿』


そして、二人が椅子に腰掛ける。


『「いただきます」』


「はい。めしあがれ」


こうして、いつもの朝が訪れる。


『「ご馳走様でした」』


「はい。お粗末さまでした」


「さて、歯を磨いて顔洗ってっと・・・・」


ジャバジャバと水道から出る水を顔につける。


「さ・て・と」ふきふき


『「いってきます!!」』


二人のコンビネーションはばっちりのようだ。


「はぁ~い。気をつけて行って来るのよ?」


ガチャっといきよい開けて出たその先には。


「おはよう。レヴィとりょうたん」


悠魔と、悠魔に抱きついた座敷わらしが居た。


『・・・・・おはよぅ』


座敷わらしが挨拶をする。


「うっす。わらしとゆう・・・・ってかなんでりょうたんなんだよ!」


いつもはりょうたんっと呼ばないのに今日に限って行って来たので突っ込みを入れた暗使。


「ふむ。なんとなくだがな・・・・まぁ、冗談だ。あん、気にするな」


眼鏡をかちゃりと音を立て、もう片手でGood!みたいな感じしている悠魔。


「は、はぁ・・・まぁ、行くか?」


呆れつつも亮使が学校へ行くことを指摘する。


「む。そうだな、ではいくとしよう」


===========================


学校への近道?と悠魔が言ったので通ると・・・・・


「・・・・・どういうことか説明できない?・・・・ゆう」


ちょっと怒っている亮使。


「・・・・・・HAHA?何を言っているのかい?ここを飛び越えれば良い話ではないか」


まじで言ってるの?みたいな事をレヴィとわらしと亮使が思っただろう。


「ごめん。冗談。普通に行こう」


皆の視線に気がついたのか、やっと正気に戻る悠魔。


「お前は時々本気で言ってるみたいだから怖いよ・・・・」


「む?そうか?まぁ、いこうか?」


そして・・・・・学校前。


「よかったよ。早く家を出て」


時間内に間に合いそうだと安心する亮使。


「俺のおかげですねぇ・・・・・ってどうしたの。りょう・・・そんな"有難う!"見たいな顔して」


「その逆だ!!ゆうのお陰で遅刻するところだったんだぞ!?」


すると、悠魔は・・・・・


「いやぁ。・・・・どうも」


「お前今の話聞いてた!?」


「うん。"お陰"ってのがすごい印象的に」


「そこすごい印象的だったの!?」


べちゃくちゃ話している内に教室についてしまった。


がらっとドアを開ける。・・・・と


「・・・・・・・・」

※亮使視点


なぜか、黙った。


いやぁ、まぁ・・・・ねぇ。


この中学校生活おととい入学式だったんですけど・・・・・・


まぁ、昨日もおとといも顔認識しなかったけど・・・・・


って・・・・きらわれてる!?


「・・・・・」


っぽんっとおれの肩に手を乗せてゆうが耳打ちで一言。


(全てお前だな。ガンバっ)


裏切られた!!!しかも親友に!超親友に!!


と、思った瞬間。内緒話が始まった。


「・・・・・」


教室に居辛い!!!!


と。その言葉に察知してくれたのか・・・・


がらっと教室の雰囲気を破った人間が現れた。


「はい。え~みんな。席ついてぇ~」


すると皆が席へ着き始める。


「中学校生活へようこそ!今日から授業が始まるわけだが・・・・準備は出来てるな?」


あ、そうだ。確か先生の名前は森水 徳永だ。守護神の戦い方などを教えてくれるそうだが・・・・。


「はい。ではまぁ、自己紹介をそっちの席からしてくれないか?」


森水先生が自己紹介をしろといってきたので、まぁ。やってみるか。


「――――です。よろしくお願いしますっ」


そうしている内に俺になった。


がたっと席から立ち・・・・


「え~・・・・時松 亮使です。よろしくお願いします」


ぺこりと頭を下げて席に座る。・・・・完璧じゃね?俺・・・・


※視点終了


(か・・・かっこいい・・・・・)


女子の今までの内緒話はこうだった・・・・


==================


(ねぇねぇ。あの二人かっこよくない?)


(あの眼鏡の掛けた人イケメンだわ・・・・)


(あの二人の名前・・・・覚えとかないと・・・・・)


=====================


実は、亮使が思っていた事とは逆の事だった。


すると、悠魔の番。


「始めまして。私の名前は磁駕 悠魔。以後よろしくお願いします」


まるで執事のような感じで挨拶を交わす。


それを見ていた女子は


(悠魔くんも・・・・・かっこいい!!!!)


ドキューンとハートをみんな打ち抜かれたようです。


それを見ていた亮使は・・・・・・


(・・・・・・・エグイな・・・・後で処刑すっか・・・・)


そして、自己紹介が全員終わった後・・・・・・・


「はい。え~じゃあ突然ですまないが、1時間目の守護神の戦い方。ガーディアンファイトをするから、体育館に来てください。」


いきなりそんなことを言い出した森水先生。





次回は、亮使vs???が・・・・・・・


そして、新たな人物が・・・・・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ