詫び石検知
しばらく消えて行く光を見ていると
黒い板がスマホのように鳴り出した
『着信中――ID 私が神だ』
聞き慣れたマリンバの音と共に文字が浮き出る
「やっぱり スマホなのか?」
疑問に思いながらも通話ボタンをタッチする
「あっ もしも~し 私だ神だ」
「お前だったのか」
「暇を持て余してたからハッキングして掛けてみた」
どうやらゴーグル先生の便利端末らしいが、神の手を離れた存在だから直接制御は出来ないらしい
「なんか死神の気配がしたから大丈夫かな~と思って 鎖切っといた」
さきほどの異空間的な事だろう
「あれは何なんだ?」
「う~ん 知らな~い」
神も知らないとは
「ニートが3年間世界に存在しなかったから その分の魂を精算しに来てるんだと思う 神じゃなくて死神の管轄だから、死神市役所の3階下僕課とかで聞いて」
「死神って……ちなみに死神市役所ってどうやって行くとか?」
「死んだら行けるよ」
意味が無いっ!
――
「端末を完全にコントロールは出来ないけど 色々と神様アプリは入れといたから便利に使ってね じゃあ後はゴーグル先生に任せた」
プツッ プープープー
言い返す暇も無く唐突に切れた
アプリと言っても勝手に表示が出るだけだ
「操作出来なそうなんだよな~」
いじったりしてると また勝手に表示が出た
『『
アプリ:スキル分配君
初回ログイン特典で10ポイント獲得
スタートダッシュキャンペーン10ポイント
事前登録プレゼント10ポイント
フレンド「神様」からプレゼントが届いてます
基礎ステータス強化と3倍の能力値スキルポイント
!!【能力アップのチートを検知】!!
・ポイントが没収されました
・スキルが24時間使用できなくなりました
「アプリは現在使用できません 23:59:52後に再ログインして下さい」
』』
「あのポンコツ神がぁー!」




