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再就職
「おめでとうございます!」
お兄さん先生の笑顔はいつもさわやかだ。
ありがとうございます。
先生のおかげで就職出来ました。
あれから、毎週お兄さん先生のところに通っていたが症状が良くなっていったので
2週間ごと3週間ごと段々と間隔をあけていき、就職活動も始めた。
色々求人情報をみて目に留まるのはお葬儀会社の求人だった。
かまこの体調に合うシフトは営業だった
トークスキルは皆無だからノルマのない会社を選んで面接へ行った。
49歳になる直前の真夏のことだ。
葬儀会社に就職なんていうと家族に反対されがちなのだが
旦那は腰に負担がないのなら良いだろう。という反応だった。
かまこは介護の仕事をしていたから、
看取りの経験とかその他諸々の介護経験は必ず役に立つと確信していた。
実際に介護施設は営業相手でもあったから、かまこの知識や経験は大いに役に立っていた。
少しずつ仕事にも慣れて忙しくなっていった。
まだ残暑も厳しい頃、かまこは49歳を迎えた。
お兄さん先生のところに通うのも1か月に1回になっていった。




