自宅ですら休めない
遅れましたが…
ハピネスハピタスハピ新年!!
去年の12月から始まり皆様のおかげで新年迎えられました!
どうか今年も作者への応援よろしくお願いします!!
未夏と別れ、歩くこと十分で家に着いた。
「ただいま」
家に帰ると同時にそう呟いた。
これを忘れたら、家に帰ってきたという実感が湧かないからだ。
ん? なんか洗面所から音が聞こえるけど、誰だ?父さんだったら事前に連絡ぐらいするだろうし…
なんか第六感がヤバいと言ってる気がする。直ぐに両親へ電話をかけようと携帯を取り出した時、
「あ、おかえりなさい」
そう言ってでてきたのは風呂上がりなのか髪が降ろされ、若干いつも俺が使っているシャンプーの匂いがする沙希姉でした~。
いや、Why?どういうこと!? え、鍵は!?違う今はそれじゃない!どうなってんのなんかやらかしちゃいました!?(錯乱状態)
「ふふふ、驚いたかな☆どうかなドキドキしちゃう私との同棲は」
すっげぇニヤついた顔で俺を覗き込んできた。
「いや、驚くも何も両親から何も聞いてないんですけど!?」
過去一驚いたと思うよ。なんか例えるなら、えっと…例えが見つからない!まあでもホントに驚いた。
一旦整理しよう。
家に帰ったら沙希姉がいた。俺の家のはずなのに何故か自分の家みたいに使ってて、なんか同棲する話になってるし…
「ちょい待って。頭こんがらがるから一旦置いておこう」
素早く携帯を取り出すと
「父さん!!なんで沙希姉がいんだよ!一人暮らしって話だったろ」
「父さんたちもなやっぱ一人暮らしは寂しいんじゃないかという話をしていたんだよ…そうしたらお隣の霧島さんの娘さんが圭と同じ学校に転勤すると言っていたから、どうせなら一緒に済ませちゃおうって話になったんだ」
「もう事情は分かったから、今は何でそれを早く言ってくれなかったのかを聞いてるんだよ」
「いや〜、圭はサプライズ好きだろ?」
「心臓に悪いんだって。もっと和やかなサプライズが欲しかったな!」
「あ、もう時間だ」
「何の?」
「今から母さんと日本一周旅行行く予定だから新幹線乗らなきゃ」
「は、ちょい待って。まだたくさん聞きたいことがあるのに…」
「じゃ、そういうことで頑張って」
プッと無情にも電話は切られた
「大変だねぇ圭ちゃん」
「もうなんなんだよぉ……」
これからの展開に頭が痛くなってきた
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