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前編

3話くらいで終わります。

最後まで読んで頂けると幸いです。

 ざぁさぁと打ち付ける雨が、渡り廊下を濡らしていた。


 朝方は晴れていたのに、二限目あたりからずっとこの調子だ。

 こんな日に限って母さんが寝坊してしまい、昼食を購買部まで買いに行く羽目になるのだから、今日は中々ついていない。

 まぁ、いつもは昼休み前に完売してる唐揚げパンが買えたし、好物のソーセージパンとチョココロネが残っていたのはラッキーだった。

 それに母さんが昼食代を千円もくれたから、他にもサンドイッチやらコーヒー牛乳やらを手当たり次第に購入して、気分は小金持ちである。

 とはいえ、差し引きで言えば大きくマイナスだ。


 これだから梅雨は嫌なんだ。


 横殴りの雨粒に打たれながら、昼食が詰まったビニール袋を抱えて、渡り廊下を小走りで進む。

 身体に張り付くワイシャツが不快で、肌に滴る水滴がやけに冷たかった。

 早く校舎に戻りたい気持ちが先走り、無意識のうちに小走りは駆け足になっていた。

 あっという間に駆け抜けて、僕は勢いをそのままに校舎入り口のドアノブに手を伸ばした。


「キャッ!」


 だが伸ばした腕は空を切り、勝手に開いた扉の向こうで女子生徒が小さな悲鳴をあげた。

 止まろうにも、この距離じゃ勢いを殺しきれない。


 ヤバい、ぶつかる。


 そう覚悟した瞬間、幸か不幸か、僕は雨で足を滑らせて前のめりにすっ転んだ。

 いや、こればかりは幸運だったと考えるべきだろう。

 僕は女子生徒にギリギリぶつからない角度で転倒し、たまたま脚を開いていた彼女の股下を通り抜ける形で正面の壁に衝突した。


「ぐへっ!」

「だ、大丈夫ですか!?」


 前髪の長い小柄な彼女は、そう言って僕を覗き込んだ。

 ブラウスの襟元のリボンが青いということは、僕の一つ下、つまりは1年生らしい。


「全然全然! 大丈夫大丈夫!」


 本当は膝を強打して泣きそうだが、それを悟られないように、多少大袈裟に言って立ち上がった。

 後輩の前では格好つけたくなるのが男の性だ。


「そっちは大丈夫?」

「わ、私は大丈夫です。ちょっとびっくりしたけど、その、どこぶつかってないですし……」

「そっか、なら良かった」


 とは言ったものの彼女は相当驚いたようで、少し俯きがちに視線を落とし、手のひらを胸の上で重ねている。


「ほんとごめんな。外、凄い雨だったから焦っちゃって」

「そ、そんなそんな。わ、私もこれから購買部に、あの、お昼ご飯を買いに行こうと思ってたので、き、気をつけますね」

「結構降ってるけど大丈夫? 僕もこの通りずぶ濡れだし」

「そ、そうですね。傘……とか、持ってこようかな」


 この振り方では傘も大して役に立たないだろう。

 それに、彼女はブラウスの上に何も羽織ったりしていない。

 このまま濡れてしまうと、下着が透けてしまう可能性もある。

 いや、仮に下着の上に何かを着ていたとしても、透けているという事実が男子を狂わせるのだ。


「良かったら、なんかあげようか? 今買って来たんだけど」

「え!? い、いえ、そんな、申し訳ないですし……」

「調子乗って買いすぎちゃったんだよ。驚かせちゃったお詫びも兼ねてさ」

「えっと、あの、でも……」

「遠慮しないで、沢山あるから」


 言いながらビニールを開くと、彼女は動揺しながらも「じゃ、じゃあ……」と、手を伸ばした。


「あの……こ、これ。チョココロネ……頂いても?」

「もちろん。1個で足りる? まだまだあるから他にも持ってって良いよ。オススメは唐揚げパンかな。なかなか買えないんだよこれ」

「い、いえ。いつも、これ……チョココロネだけなので、大丈夫、ですっ!」

「そうか?」

「は、はい……」


 背が小さくて華奢な彼女は、もっと沢山食べた方が良いと思うのだが。

 いや、流石に余計なお世話か。

 何でもかんでも食わそうとする田舎の婆ちゃんの気持ちが少しだけ分かった気がする。


「あ、お、お金、ひゃ、120円ですよね?」

「さっきのお詫びだから金はいいって」

「で、でも……」

「実はお袋がたんまり昼飯代をくれたんだ。だから遠慮しないで貰ってくれ」


 そう言うと彼女は、手に取ったチョココロネをじっと見つめ、口元に小さな笑みを浮かべた。


「あ、あの……ありがとう、ございます」

「こっちこそ、ほんとにごめんな」

「い、いえ! きょ、今日は……凄くラッキーでした」


 彼女は嬉しそうにチョココロネを両手で包み、少し大袈裟にそう言った。

 弁当は無いわ、大雨で濡れるわ、後輩女子にぶつかりそうになるわ、転んで身体の節々は痛いわ、本当に散々だ。

 だけど、可愛らしい後輩を少しでも喜ばせる結果になったのなら、それはそれで悪い気はしない。


「こ、これも天使様のおかげ……かも」

「天使様?」


 思わず聞き返すと、彼女はハッとした様子で顔を上げた。


「あ、あの、気にしないでください! あの、あのあの、 ありがとうございました! た、橘先輩っ! し、失礼しまぁすっ!」

「廊下を走ると――って、意外と早いな」


 ギャグ漫画を彷彿とさせる駆け足で、彼女は廊下を走り去った。

 天使様というのが少し気になったが、何かのおまじないだろうか?

 女子はそういうの好きだもんな。

 ミサンガに願いを込めたりとか、消しゴムに好きな人の名前を書いてみたりとか。

 僕はオカルトの類を信じていなかったから、そういうものに触れる機会も少なかった。


「天使か。まぁ、妖怪よりは会ってみたいかな」


 だけど、僕は最近オカルト的な事件に巻き込まれたこともあり、そういう物に対する認識を改めたばかりだ。

 あながち彼女の言う『天使様』も、本当に居るのかもしれない。


「そういやあの子、なんで僕の名前を……?」


 名乗った覚えも無いし、過去に会話した記憶もない。

 だとすると……。


「もしかして、僕って後輩からはモテたりするのか……? 憧れの橘先輩だったりしちゃうのか?」


 なんて。

 そんな事はないと分かっているから、大分虚しい気持ちになった。

 だけど、彼女が見せた表情を思い出すと、自然と顔が綻んでしまう。

 うるさかった雨音も、少しだけ遠のいた気がした。




 * * * * * *




 翌日、外は相変わらずの雨模様だった。

 昨日ほどの土砂降りではないが、気分の沈み方で言えば、今日の方が圧倒的に酷い。

 その理由は昼飯だ。

 昨日に引き続いて、今朝も母さんは弁当を用意していなかった。

 だが寝坊というわけではなく、どうやら昨日貰った昼飯代の千円は、今日を含めた2日分の予算だったらしいのだ。

 そうとも知らず豪遊してしまった僕の財布は事情は芳しくなく、なんとか交渉して明日の弁当を犠牲に500円を貰った。

 それでも今日の昼食代は250円。

 パン1つと飲み物で終わってしまう。

 飲み物は諦めて、パン2つと水道水がぶ飲みコースもあるが、どちらにしても腹は満たされないだろう。

 そしてそれが明日も続くと考えれば、テンションも下がろうというものだ。

 

 少し濡れている渡り廊下を抜けて購買部のある食堂へ行くと、そこで再び気分は沈んだ。

 昨日の反動か数十名の生徒が列を成して、購買に押し寄せていたのだ。

 この様子じゃ唐揚げパンはもちろん、その他の惣菜パンも全滅だろう。

 買えたとしてもウグイスパンか。


「はぁ……」


 思わず溜息が溢れた。

 学校を抜け出してコンビニに行く手もあるが、徒歩だと往復だけで昼休みが終わってしまうし、今朝はバスで登校したから自転車もない。

 自転車があったとしてもずぶ濡れだ。

 なんにせよ背に腹はかえられないので、項垂れながら列の最後尾に並んだ。


「た、橘先輩っ!」


 その時、背後からそんな声が聞こえた。

 振り返った先にいたのは、昨日パンをあげた前髪の長い後輩だった。


「あれ? 昨日の」

「は、はいっ! あ、あの……ハァ……す、すみません……」


 彼女は走って来たようで、息を切らしていた。

 だが悲しいかな、彼女も僕と同じくウグイスパンコースだ。


「チョココロネは買えそうにないな。僕も今来た所だけど、この人数は予想外だったよ」

「あ、いえ、そ、そうじゃなくて……な、ならむしろ良かった……です」

「良かった?」

「は、はい! あの、こ、これ!」


 そう言って彼女が差し出したのは、風呂敷に包まれた平べったい箱だった。


「これ、弁当……?」

「はいっ! あ、あの、あのっ、き、昨日のお礼に……と、思って、つ、作って来たんですっ!」

「もしかして、僕にくれるの?」

「あ、あの……もし、迷惑じゃなかったら……」

「マジか! 迷惑だなんてとんでもない!」


 涙が出そうだ。

 いや、心は号泣している。

 可愛い後輩が弁当を作ってくれるという男の夢が、こんなタイミングで叶うだなんて思いもしなかった。


「じゃ、じゃあ、どうぞ!」

「ありがとう、滅茶苦茶助かるよ」

「え、えへへ……」


 ずっしりとした弁当を受け取ると、照れ臭そうに笑う彼女の手に、もう1つの小さな弁当があるのに気づく。


「そっちは君の?」

「えっ!? は、はい。あ、あの、先輩が良ければ、その、一緒にどうかなって……。か、感想も聞きたいですし……」

「おう、じゃあ食堂で一緒に食うか」

「は、はいっ!」


 ついていないどころか、今日はかなりラッキーだ。

 弁当を手に購買前の人混みを掻き分けて、奥の食堂へと向かう。

 そして適当な4人席に着くと、彼女は少し迷った様に視線をあちこちに向けてから僕の正面に座った。

 上座とか下座とか、そういうのを気にしていただろうか。


「実は腹ペコでさ、開けていいか?」

「は、はい! どうぞっ!」

「じゃあ遠慮なく……おおっ!」


 弁当箱の蓋を開くと、それは正に絶景だった。

 大きめの弁当箱の半分には唐揚げ、タコさんウィンナー、玉子焼き、ミニトマトに、ベーコンとチーズで巻いたアスパラが色とりどりに並んでいて、残り半分を占めるぎっしりと詰まった米の上には鰹節と海苔が敷き詰められている。

 完璧だ。

 完璧な弁当だ!


「超美味そうだな! 君が作ったのか?」

「は、はい! その、お母さんに手伝ってもらいながらですけど……」

「凄いな。じゃあ早速、いただきます!」

「ど、どうぞっ!」


 どれから食べるか迷ったが、綺麗な玉子焼きに箸を伸ばし、それを頬張った。

 玉子焼きは家庭によって味が違うが、これは僕好みの甘い玉子焼きだ。

 続けて海苔弁を掻き込むと、塩梅の良い醤油のしょっぱさと鰹節や海苔の香りが鼻を抜けて、幸福感に包まれる。


「お、お口に合いますか……?」

「滅茶苦茶美味い! この玉子焼き、好きな味付けで最高だよ」

「そ、それ、ちょっと自信作だったんです! 良かったぁ。あ、お茶もありますから」


 僕の様子を伺っていた彼女だったが、安心したのか自分の弁当を食べ始めた。

 うん、唐揚げもアスパラベーコンも全部美味い。

 そうしているうちに、大切なことを思い出した。


「今更だけど、まだ君の名前を聞いてなかったな」

「え? あっ……」


 自然な会話だと思ったのだが、彼女は箸を止め、少し表情を曇らせた。


「あっ、ごめん。僕って頭が悪い上に記憶力も無いんだ。君は僕のことを知ってたんだもんな。どこで会ったか教えてくれると有難いんだけど」

「わ、私は石森佳苗……です」

「石森さん……」


 ダメだ、思い出そうにも全く記憶に無い。


「えっと……」

「わ、私、先輩と同じ、ぶ、文芸部で……」

「え? そうなの?」


 聞くと、彼女は黙って頷いた。

 確かに僕は文芸部に所属している。

 一応言っておくと、特別小説が好きだった訳じゃない。

 僕には好きな先輩がいた。

 彼女は図書委員会に所属していたから、僕も図書委員に立候補したのだが、中学からの友人に押し負ける形で学級委員になってしまった。

 ならば図書室に通おうと考えて、放課後に時間の融通が効き、尚且つ図書室に入り浸っても不審がられない文芸部に入部したのだ。

 それでも、部の定例会にはしっかり参加してるし、部室にはちょくちょく顔を出しているが、石森さんの姿を見た覚えがない。


「もしかして、石森さんは漫画描き?」

「は、はい……」

「なるほど、だからか」


 うちの文芸部は小説や詩を書く『字書き』と、漫画を描く『漫画描き』という2つの部門に分かれていて、僕は字書きとして所属している。

 普段は部室に現れない幽霊部員を含めるとかなりの大所帯になる我が部は、全員揃うと狭い部室に入りきらないので、出席必須の定例会も字書きと漫画描きは別々に行っている。

 文化祭で部誌を発行する時なんかは一緒に活動することもあるが、漫画描きとの交流は部室にたむろしている一部を除いて殆どないのだ。

 部室で彼女を見た記憶は無いから、4月の新入部員歓迎式で挨拶をした僕を憶えていてくれたのだろう。


「ごめんな石森さん。せっかく弁当まで作ってくれたのに、変な空気にしちゃって」

「あっ、い、いえ……。私もあんまり部室に行ってないですし、憶えていないのも、と、当然です」


 気を使わせてしまったようで申し訳ない。

 こんなに良い子が後輩に居たのなら、誰か教えてくれても良かったのに。


「あーあ。可愛い後輩に格好悪いとこばっか見せちゃってるな」

「かっ、かわっ!? い、いえっ! あのあのっ! わ、わたしっ、私は先輩が優しいこととか、その、知ってますから! その……」

「よせやい。褒めても何も出ないぞ」

「ほ、ほんとのこと……ですから……」


 石森さんは、顔を赤らめ視線を泳がせた。

 ふむ、これは間違いなく僕のことが好きだな。

 なんて勘違いは中学で卒業したので置いといて、彼女はかなり照れ屋というか、内気な印象を受ける。

 それでもパンのお礼にわざわざ弁当を作ってくれるあたり、本当に良い子で、気遣いの出来る子なのだろう。


「石森さんは良いお嫁さんになるな」

「お、お嫁さん!?」

「あっとごめん。こういうのセクハラなんだっけ?」

「いえいえ! あ、あの、嬉しい……ですっ!」

「なら良かった」


 また、気を使わせてしまったかな。

 中学の頃は女子の後輩に知り合いが居なかったから、どうにも距離感が掴みにくい。


 それからは特に会話もなく、あっという間に弁当を食べ終えて、石森さんが弁当を食べ終えるのを眺めてから、手を合わせた。


「ご馳走様。本当に美味かったよ。ありがとな」

「お、お粗末さまでした! あ、お、お弁当箱預かりますね」


 彼女はそう言って、テキパキと僕の弁当箱を回収した。


「良いの? 洗って返そうかと思ったんだけど」

「え、えっと、あの……。も、もし良かったら、明日もお弁当、た、食べて欲しいなって……」

「明日も? それは流石に悪いよ」


 今日は流れでご馳走してもらったが、そもそもは僕の不注意が発端だったのだから、そこまでしてもらうのは後ろめたさがある。


「あ、あの、えっと……実は、お弁当をその……食べて欲しい人がいて……。で、でも自信がないんです……。それで、あの……お、男の人の知り合いが、先輩しか居ないから……その……」

「つまり、好きな人にあげる弁当の試食係ってこと?」

「は、はい! ダメ……ですか?」

「なるほど」


 試食の必要なんて無いと思うが、そういう事情があるのなら先輩として協力してあげたい。

 僕としても、また美味い弁当がタダで食えるのは有難いし、ここはお言葉に甘えても良いかもしれない。


「分かった。じゃあ明日も頂くよ」

「ほ、ほんとですか!? よ、良かったぁ……」

「そうだ。明日は何かデザート買ってくるよ。石森さんは何が良い?」

「え、えっと、じゃあ、シュークリームで……。あ、あと、その、ひとつお願い……聞いてもらって良いですか?」

「お願い? なんだろう」


 聞くと、彼女は深呼吸するように息を大きく吸って、恥ずかしそうに頬を赤らめながらこう答えた。


「わ、私のこと、佳苗って、な、名前で呼んでくださいっ!」


 キュン。

 いやまて、落ち着け僕。

 なにをときめいているんだ。

 彼女には好きな人がいて、僕はその代理だ。

 下の名前で呼べというのは、彼女なりに距離を縮めようとしてくれたのだろう。

 それに、好きな人なら僕にもいる。

 その先輩は転校してしまったし、なんなら僕を殺そうとしたけれど、僕はまだあの人が好きだ。

 心を鎮めてクールに行け、間違っても純粋な彼女の気持ちを踏み躙るような真似はするな。


「せ、先輩……?」

「…………オヤスイゴヨウサ、カナエチャン」

「えへへ……。て、照れちゃいますね」

「フフフ。ソウカイ? ジャア、ボクハオサキニ。マタアシタ」

「は、はい! また、ここで……」

「サラバ!」

「せ、先輩!?」


 佳苗ちゃんってなんだ、せめて佳苗さんだろ。

 僕は逃げるように食堂を後にして、トイレの水道で顔を洗った。

 冷たい水のおかげで多少落ち着きを取り戻し、ワイシャツの袖で濡れた顔をぬぐった。

 男なんて女子と肩がぶつかるだけでも意識してしまうのだから、あんな表情は好きな人以外に見せるべきじゃない。

 早く教室に戻ってクラスの女子の仏頂面でも拝まなければ、意識してしまって明日も普通にできそうにない。


「女子って怖いわぁ」


 思わず呟いて、僕は教室に戻るのだった。

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