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星座の世界で生きて行く

作者: 元海の男

 僕の名前は山田亮太、家は宇宙の運び屋をしています。 僕のおばあちゃん(山田えり子)が船主で、僕の両親と4人で生活しています。 他に船の頭脳体も居て5人家族です。

 宇宙はとても凄くて、見ていて全然飽きないのだけど・・・ いっつも頭脳体以外は直ぐに全員で眠りにつきます。(コールドスリープ装置に入る。) そしてみんなが寝ている間はこの船の頭脳体のローズおばあちゃんが一人で仕事をしてくれます。


 ローズおばあちゃんはとても凄くて、不思議な人です。 大切な家族だけど人では無いそーです。 一度見せてもらったけど、脳みそが船の奥の金庫みたいな所に有ります。

 そして、そこにはとっても綺麗なお姉さんが眠っていて、ローズおばあちゃんの昔の身体だと教えてもらいました。

 後から口が開きっぱなしだったと言われて恥ずかしい思いをしましたが、ローズおばあちゃんに何で身体を換えたのか聞いたら、山田家の男性達の心の平穏の為だと言われたので、きっとあれが魔性の女ってやつなのだと思います。 だから僕の口が開いていても、仕方が無かったはずです。


 今回は、久しぶりに自分達の星に戻って来たけど少し憂鬱です。 宇宙から帰って来る度に周りが歳を取るからです。

 以前、大好きだった近所の女の子が、大きな子供の居るおばちゃんになっていて驚いた事が有ります。 向こうは懐かしいと言ってくれますが、僕は女の子とおばちゃんが繋がらなくて凄く混乱しました。

 親戚の人達もすぐに歳を取るし、これが住む世界が違うと言うやつなのだと思いました。


 早く自分の世界(宇宙)に帰りたいです。

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