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13    飛龍襲来

今日明日と雨・雪がすごそうですね。

寒さ対策しっかりしましょうね!!

宿から出たアマトはステータス画面の時計を確認し、噴水に向かって歩き出した。

時刻は、PM.17:30。

クリスティーナさんとの約束の時間まで残り30分。


アマトは時間つぶしに自らのステータスを確認していた。


現在のステータスはこれだ。↓↓


<ステータス>

アマト・サカキ  男  16歳    冒険者ギルド所属:ランクS

職業 勇者  LV.89

   全能者オールラウンダー LV.64


HP:20000/20000 MP:28900/35000 

STR:6900(+500)

DEF:5200(+500)

VIT:5100(+500)

INT:5500(+500)

DEX:5300(+500)

AGI:6500(+500)

LUK:1000(+500)


スキル:

薄刃流古武術LV.9

アマト流二刀神聖刀術LV.8

挙闘LV.7

身体昇華LV.5

解析LV.1

隠蔽LV.10

HP・MP自動回復LV.10

魔剣生成

限界突破

闘気・覇気

異世界言語理解LV.-


魔法:

火魔法LV.6

水魔法LV.7

土魔法LV.6

風魔法LV.6

氷魔法LV.6

雷魔法LV.6

闇魔法LV.5

光魔法LV.5

空間魔法LV.6

聖魔法LV.4

回復魔法LV.8


称号:

異世界人

薄刃流古武術を引き継ぐ者

女神に認められし者

鈍感野郎

冥王ダンジョン初攻略者

最強

Sランク冒険者 (New!)



ステータスの確認が済んだアマトは、クリスティーナさんを待つ間、麗とティアラ、そして同じ班だった女の子たちのことを考えていた・・・・・・。


(たしかあそこはアカネイア王国だったか?ここはアカネイアからどのくらいあるんだろうか?)


そんなことを考えていると、澄んだきれいな声がアマトの耳に届いた。


「アマトさ~~~ん」


「すみません。待ちましたか?」

「いや、俺も今来たところだよ」


傍から見ると、カップルの会話である。

アマトには微塵もそのつもりなかったが・・・・・・。


「それでは行きましょう(^^♪

 そういえば決闘したみたいですね。さっき同僚が帰ってきて言ってましたよ。瞬殺だったって」


「向こうから売ってきた決闘だったからな・・・。まあ、これで俺に決闘申し込むやつはいなくなるだろうしな」


「はい。そうですね。

 実を言うと、彼らが冒険者で無くなるのは個人的にすごくうれしいんですよ。

 私、何回か強引にナンパされて大変だったんです。まあ、おじいちゃんが出てきてなにもされてないんですけど・・・」


「そりゃ、よかった。それよりこれからどこで飯を食べるんだ?今日ここに来たばかりでな、何処がいいか俺にはわからんし、クリスティーナさんに任せるよ」


「最近できたお店でとても若者に人気のお店があるんですよ。そこに行きましょう」


そう言った、クリスティーナさんはアマトの左手をつかむと歩き出した。


(クリスティーナさん?ちょっとボディタッチ多くないか?)


アマトはクリスティーナさんの手の柔らかさとぬくもりを極力無視するようにしながら歩いた。


(・・っ。煩悩退散、煩悩退散)


「ここです!!」


そこにはなかなかオシャレな造りなお店があった。


「カラン、カラ~ン」


「いらっしゃいませ~」

「何名様でしょうか。二名様ですね。席に案内しますのでついてきてください」


クリスティーナさんがテキパキと注文などもおこなってくれる。

(こういう女性っていいよな~~~)


そんなことを考えていると、顔に出ていたのだろうか?

クリスティーナさんが声をかけてきた。


「アマトさん。勝手に注文してしまいましたけど、何か苦手ものとかありました?」

「いや、大丈夫ですよ」


「それよりも私のことはクリスティーナさんではなくて、「ティナ」でいいですよ?」

「い、いやでもな・・・・。それはまずくないですか、クリスティーナさん」


「私が呼んでほしいって言ってるんです!!だ、か、ら、いいんです!!!」

「そ、それじゃあ、これからはティナって呼ばせてもらうよ」


「はい!!!」(*'▽')パア


そんな感じで会話をしていると料理が運ばれてきた。


「お待たせしました。期間限定カップル様限定のフルコースとなります。

 一品目は、オーク肉とフェザーバード肉のパテ・ド・カンパーニュ 

      紫キャベツのマリネとブリオッシュ添え となります。

 二品目は、旬の食材を生かしたシェフの絶品パスタ

 三品目は、暴れ牛フィレ肉の豪快グリル

 

 デザートには、ミルキッシュジャムを使ったショートケーキを用意しています。


それではごゆっくりお楽しみください」



「す、すごいな・・」


「・・・そうですね」


「と、とりあえず食べるか、ティナ」

「そうですね」


「・・・・・・・・ところでなんだが、箸が一膳しかないのはなぜなんだ?」


「・・・・・・・・・・」


「・・・・・よし」


なぜか気合を入れるティナ。


「・・はい。あ~~ん」

「・・・っへ?」


「あ~~ん。た、食べてください。早く」


顔を真っ赤にしながらアマトの口元に料理を運ぶティナ。


「お、おう。・・・ッパク」


「・・・どうですか?美味しいです?」

「・・・・味がわからん。びっくりしすぎて・・・」


「じゃあ、次は私にアマトさんが食べさせてくださいね?」

「あ、ああ。そうだな・・・」


「・・あ~~ん」

「た、確かにこれは味がわかりませんね。(幸せすぎて・・・・)」


そんな感じで過ぎていく時間。

ティナにとっては幸せな、アマトにとっては地獄の時間であった。


(煩悩退散、煩悩退散、煩悩退散~~!!!!!!)


ちょうどデザートを食べ終えたとき、外が騒がしくなった。


「な、なんだ?」

「何かあったんでしょうか?」


アマトとティナは会計をしに店の受付に行った。

すると、バタバタ忙しそうに走りまわっている店員さんたち。


「お、お客様。現在、飛龍ワイバーンが10頭この都市に向かっていると連絡が砦から来たそうです。急いで避難準備をしてください」


飛龍ワイバーンですか。一頭の推奨討伐ランクはパーティでAランク。個人でSランク以上でしたよね・・・・。それが10頭となると、最悪この都市は壊滅ですね・・・。」


「今、このパルティアには、Aランクパーティが一つとSランクが2人しかいません」


「アマトさん。とりあえず冒険者ギルドに行きましょう」


「わかった。じゃあ、行くか。ティナ、ちょっと急ぐぞ!!」


アマトは、ひょいとティナをお姫様抱っこすると冒険ギルドに向かって走ったのだった。







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