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11  ギルド長とクリスティーナさん

あけましておめでとうございます!!!

今年もよろしくお願いします!!

階段に向かって歩き出した俺とクリスティーナさん。

俺たちの背後からはざわめきが聞こえる。


 (あのやろう、どこのどいつだ)

 (クリスティーナさんと手をつなぎやがって(#^ω^))

 (きゃーーーー。あのクリスちゃんが男と手つないでる~~(≧∇≦))


 (・・・・クリスティーナさんは聞こえてるのだろうか??)


手を引き歩くクリスティーナさんの横顔をちらっとみるアマト。

どうやらクリスティーナさんは聞こえてないみたいだ・・。


階段を二階分上がり、三階に着くとクリスティーナさんは奥に向かって歩き出した。

突き当りの大きな扉の前につくとクリスティーナさんはそのまま扉を開いた。


 「ギルド長ーーー。 アマトさん連れてきましたよ」

 「うむ。こっちにきてもらってくれ」


奥から渋い男の声が聞こえてくる。

手をつないだまま部屋へと入る俺とクリスティーナさん。


ギルド長は俺を一目見ると憤怒の表情になりこちらにつかみかかってきた。


 「おい、小僧。なにわしの孫のクリスティーナと手をつないどんじゃーーーーー(#・ω・)」

 「ちょっと、おじいちゃん。(# ゜Д゜)」

慌ててクリスティーナさんが俺とギルド長の間に割って入る。

しばらくして・・・・・


息を切らしたギルド長と少し顔を赤くしたアマト、そして目だけが笑っているクリスティーナさんがその場に残された・・・。

もちろん俺が顔を赤くしているのは殴られたからじゃないよ?

乱闘中にクリスティーナさんが入ってくるから、手とか体とかにクリスティーナさんの胸が当たったからじゃないよ?ほんとだよ?


 「おじいちゃん!!!

  アマトさんにいきなり殴りかかるとはどういうこと?

  次こんなことがあったらもうおじいちゃんって呼ばないから!!!」

 「ま、待ってくれ。クリスティーナ。

  わしはクリスティーナをどこの馬の骨かもわからん若造にやりたくなくて・・・・・」

 「どこでどう勘違いしたのか分からないけど・・・・アマトさんとそういう関係じゃないわよ?」

 「ほんとか。・・・そうか、そうか。よかった、よかった」

 (まあ、この先そうなるかもだけど・・・・・)


安堵の表情を浮かべるギルド長の横でぼそぼそつぶやいているクリスティーナさん。

何か言ってるけど何だろう??

 

 「で・・・。ギルド長さん。

  俺になんか用があったんじゃないの?」

 「そうじゃった、そうじゃった。

  お主のランクの件なんじゃがな・・・・・

  お主どこのもんじゃ?その年齢でこのランクはおかしいじゃろ。

  Sランクともなればレベルが90ぐらいになっとるはずじゃ。そうじゃろ?」


 「ん・・ああ、そうだな。

  俺がこんなに高レベルなのは冥王ダンジョンってところを攻略してきたからだよ?。

  たまたまあのダンジョンに落ちたからな・・・・。

  どこにあるかはしらんよ?」


 「な、冥王ダンジョンだと・・・・・・。

  古代の勇者の生き残りがつくったと言うダンジョンじゃないか。

  世界中に全部で五つあると伝わっているあの・・・。

  今は二つしか見つかっておらんが。

  現在発見されているのは、ダンジョン内が高温なダンジョン「ムスプルヘイム」

  ダンジョンが地下都市跡から発見された自然系ダンジョン「アースガルズ」じゃ。

  あとは、お主が攻略した「冥王ダンジョン」

  残り二つは文献によると・・・・海の底に沈んでいるはずの「ミズガルズ」

  そして、空中都市型ダンジョン「ジュピター」じゃ。

  まあ、文献に載っているだけでいままであるとは思っていなかったが・・

  お主が攻略した冥王ダンジョンがあったということは残りもあるのじゃろう・・・・]


「へ~~。で、その発見済みのダンジョンは攻略済みなのか?」

 

 「いや、まだ攻略はされておらん。

  ムスプルヘイムは下層に行くほど高温になってな・・・

  一部のマジックアイテムを持っている冒険者のみにしか攻略できん。

  もう一つのアースガルズは比較的簡単なのだが40階層を超えたあたりから魔物のレベルが高くてな。

  45階層の階層主に挑戦した高レベルの冒険者の4パーティーが全滅してそれっきり階層主の攻略はされとらん」


 「ふ~ん。やっぱダンジョンってパーティーで攻略するものなのか?」


 「そりゃそうだろう。一人ですべてこなすのは難しい。じゃから、みんなパーティーを組むんじゃ。

  お主も攻略を考えるのならパーティーを組むんじゃ」


そのあともギルドやその他の常識について長々と聞かされたアマトは3時間後やっと解放された。


(ふううぅーーー。永かったー。もう無理・・・・。)


 「アマトさん。お疲れ様でした。この後、祖父が迷惑をかけたお詫びに食事に行きませんか?」

 

アマトが気を休めているとクリスティーナさんが食事の誘いをしてきた。


 (へっ?食事?クリスティーナさんと?)


 「ん?お詫びですか?全然気にしてませんけど・・・」


 「私が気にしてるんです!!食事ぐらいおごらせてくださいよ・・・・・・。

  それとも・・・・私と食事はいやですか・・・・・・・・。」


アマトよりも10cm以上身長差があるため必然的に上目遣いで見上げてくるクリスティーナさん。


(こんなの卑怯だろぉーーーーーーー。可愛すぎンだよ、ばっきゃろーーーーーー)


アマトは返事に詰まった。


 「・・・・・・・いいですよ。今から行きますか?」


 「いえ、あと少し待っててもらえますか? あと少しで今日の仕事時間終わりますので・・・・」


 「ん。了解。じゃ、ギルド前の噴水のところで集合でいいかな?」


アマトはギルドに入る前に見た噴水を思い出しそう提案した。


 「はい!!それでは1時間後に噴水前でお願いしますね(≧▽≦)」


クリスティーナさんは女神のほほ笑みのような笑顔をアマトに見せると駆けていったのだった。   








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