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10  脱出と冒険者登録

これが今の俺のステータスか・・・。

けっこう高くなったな・・・でも、これって上限どのくらいなんだ?

まあ、それはおいおい調べるとして今は麗たちのところへ帰るのが先決か・・・・・。


そうと決まれば、あとは魔法陣に乗ればいいんだよな。

よっと。


アマトは床に描かれた魔法陣に飛び乗った。


すると、転移魔法陣から声が響いてきた。


「転移対象のダンジョン踏破確認。

 対象を解析した結果、召喚魔法の適性を確認。

 よって、召喚魔法を付与します。

 さらに、ダンジョン初踏破を確認。

 特別報酬で白金貨2万枚とスキル「英雄眼」を付与。

 さらに、ダンジョンを1人で踏破したことを確認。

 特別報酬で「霊薬エクスエーテル 30個」とスキル「眷属化」を付与。

 これより転移に移る。残り30秒・・・・・・・

 

 ・・・・・・・3・2・1・・転移します」


光りに包まれ、無事に転移した俺は、ゆっくりと目を開いた。


 「ここは・・・・」


そこには広い草原が広がっていた。

周囲を見渡すとおよそ3キロほど先だろうか・・・小さく街の外壁が見える。


 とりあえずあそこまで行くか・・・


アマトは街に向かって歩き出したのであった。


外壁にたどり着くと商人と冒険者だろうか?馬車を連れたおっさんと剣やら槍やらを持ったおっさんたちが何人か並んで街に入れるのを待っていた。


数分後・・・

 「じゃあ、次の人。

  身分証出してもらえるかな?」

アマトの順番がきて門番さんに声をかけられた。


 「あぁ、すまないが田舎から出てきたから身分証を持ってないんだ・・」


アマトは並んでいるときに考えた設定を口に出した。

 

 「そうか・・

  ならこっちの水晶に手をかざしてくれ。

  犯罪歴がないかチェックする。あと入街料として銅貨5枚と身元保証のために銀貨1枚もらうぞ。

  銀貨は街の中で正式な身分証を作れば返すぞ」


 「ん、分かった。

  じゃ、これでいいかな」


アマトは水晶に手をかざしたあと、銅貨と銀貨を渡した。


 「確かに。

  では、英雄の生まれた街「パルティア」へようこそ!!」

 

アマトは門番さんの歓迎を聞き流しながら街へと入っていった。


 「まずは、冒険者ギルドだな」


アマトは歩いていた冒険者?ポイ人の後をついて歩き出した。

しばらく歩いたあと冒険者ギルドと書かれた看板のある大きな建物の下にアマトは立っていた


なんと冒険者ギルドは三階建てだった。


 「ここか・・・・・。

  にしてもでかいなーー。

  冒険者ギルドと言えば、日本にいた頃に読んだ小説だと入った瞬間絡まれるんだよなー。

  確かテンプレっていうんだっけ? まあ、とりあえず入るか・・・・」


アマトは左手で扉を開けると中へと踏み出したのだった。

中へ入ったアマトは周囲を見渡したあと受付らしきところへ向かった。


受付には容姿の整った笑顔の似合う美人が座っていた。

アマトが近づくと受付の美人は声をかけてきた。


 「こんにちは!!  今日はどうされましたか?」


 「冒険者登録に来たんだが・・・

  ここでできるか??」

 

 「はい!大丈夫ですよ~~。

  こちらで少し待ってもらえますか~?

  準備をしますので~ 」


アマトは美人さんを受付の椅子に座って待った。

すると・・・・

受付の美人さんが去るのを待っていたかのように近づいてくる男たちが・・・


 「おい。そこのお前。

  えらく仲良さげに俺たちのクリスティーナちゃんと話してたな。

  あとで俺たちが先輩として稽古をしてやる。待ってるからな、絶対に来いよ」


一方的に言いたいことだけ言うと、彼らは下品に笑いながら去っていった。

まあ、一般的な冒険者の実力でも確認できるしラッキーとおもっとくか・・・

そんなことを考えているとさっきの美人さんが少し大きな水晶を抱えて戻ってきた。


 「あの~大丈夫でしたか?」


心配そうな顔をして声をかけてきたクリスティーナさん。


 「ああ、大丈夫ですよ。

  自分、それなりに腕に自信ありますし・・・。」

 「そうですか。でも、無理はしないでくださいね。

  彼ら最近新人に決闘を申し込んでいるみたいですので」


 「ん?決闘って何ですか?」


 「えっ・・。

  決闘知らないんですか?」


 「はい・・」


 「それでは、登録の後、決闘などについて軽く教えてあげますね」

 「ではでは、こちらの紙に名前と出身地、職業、武器、スキルについて書いてくださいね。

  そのあとこちらの水晶で名前のみを確認して、出てきた金属板に血を一滴垂らしてください」


 「スキルとかすべて書かないといけないんですか?」


 「いえいえ、冒険者ギルドに打ち明けてもいいものだけでいいですよ。

  あくまでギルドで緊急依頼の際に適任の冒険者に特別依頼を出す際の基準にするだけですので」


 「・・・・・・・

  これでいいですか?」


 「では、こちらの水晶に手をかざしてください。

  ・・・・はい。結構です」

 「こちらがあなたの冒険者証となります。

  血を一滴垂らしてくださいね?

  すると、自分に合ったランクの色に変化します。

  ランクはG~Sまであり、さらにSSとSSSが特別枠であります。

  SSとSSSはある特定の依頼と各都市のギルド長の推薦が10人分以上で昇格できます。

  現在はSSランクに2名のみでSSSは過去の勇者のみであったとされています」


アマトは言われた通り冒険者証に血を一滴垂らした。

すると・・・・・・・

なんと銅色だった冒険者証が光り輝く銀色に変化した。


 「へ~~~。

  こんな風になるんだ」


アマトは冒険者証を持ったまま顔をあげクリスティーナさんの方へ見た。

さっきまで笑顔だったクリスティーナさんは口をポカーンと開け絶句していた。


 「あの~~クリスティーナさん??

  大丈夫ですか????」

 

 「・・・・・・・・」

 「お~~い。クリスティーナさーーん?」


 「・・・はっ。

  アマトさん、あなた何者ですか?」


 「ん?普通の一般人ですが?」

 「そんなわけないじゃないですか!

  最初の冒険者証がミスリルなんて聞いたことないですよ!!!」


 「ミスリル?なにそれ?」

 「ミスリルとは冒険者ランクがSランクの人の冒険者証なんですよ!

  アマトさんはSランク冒険者ということになるんですよ。」


 (へ~~~。まあ、あのダンジョンをクリアしたからな・・・・)


 「とりあえずギルド長に報告してきますから、ここで待っててください!!」

 

そう言うと、クリスティーナさんはバタバタと階段を上がっていった。


しばらくして・・・・


 「お待たせしました。

  ギルド長が待ってますので来てもらいますよ」


そう言うと、クリスティーナさんは俺の手をつかみ階段へ向かって歩き出したのだった。







   

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