08 ダンジョン攻略
扉を開けるとそこは別世界だった。
なんか超不気味なんやけど・・・
そこには何もなかった。何も存在していなかった。
突然辺りを渦巻いていた濃霧が一か所に集まり始めた。
それは、人型をとると話しかけてきた。
「そなたが私の忠実なるしもべのガイアルクを倒した者か?」
「ああ、そうだが・・」
「そうか。ならば私もあの者の仇をとってやらねばな」
「そうか・・・こちらも遠慮なくやらせてもらう」
「私の名は、冥王クレアザーク。さあ、始めようか」
クレアザークと俺は同時に走り出した。
俺は「神刀 神威」と「聖刀ラピッドゼルク」の二振りを一本ずつ持つと冥王が振り下ろしてきた鎌を刀をクロスさせることで受け止めた。
「ほう。私の攻撃を受け止めるか。ガイアルクを倒しただけはあるな」
「そりゃ。どうもっと」
このまま打ち合っていても埒が明かないな・・・
魔法を使うか。
「ストレージ」
「魔法発動 コキュートス」
「さらに ヘルファイアー」
「ぐあああああぁぁぁぁぁぁーーーー」
まだまだいくぜ!
「我求めるは 水穿 水魔法 第6位階 ウォーターカッター」
おまけで「我求めるは 雷光 雷魔法 第5位階 トールハンマー」
「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃ」
「そろそろかな。アマト流二刀神聖刀術 ムーンダストハリケーン」
超高速18連撃、これなら倒せるはずだ。
濃霧の向こうから奴の笑い声が聞こえてくる。
「ふはははははははは。こりゃいい。実にいい。どうだい君、僕たちの側につかないかい?」
「君みたいな子は大歓迎だ。
世界の支配者になれるぞ!さあ」
「 断る!!」
「俺には待たせている彼女たちがいる。俺は帰るんだ。だから、その手はとれんし、お前は邪神側なんだろう?
だから、なおさらその手を取るわけにはいかない。俺は邪神を倒さなければならないのだから・・」
「そうか・・。ならば拒んだことを後悔するがいい」
「よく言うぜ。お前、全身ボロボロなのに・・」
「この程度のハンデに等しいわ!まあ、これで実力的にお前と同じといったところかな。
久しぶりの血が騒ぐ戦いだ。生死をかけて戦おうじゃないか」
Second Battle
「うおおおぉぉぉぉ」
「まだだ。もっと もっと 己の命を燃やせ 魂を燃やせ 俺は帰るんだーーー」
アマトは両手に持つ二刀で冥王に畳みかける。
冥王はアマトの猛攻をさばきながらも魔法を演唱している。
そして、ついに均衡が崩れた・・。
「闇魔法 第8位階 ワールドサイエントダークネス 」
発動した魔法は一瞬にして視界と聴覚をアマトから奪った。
アマトは即座にサーチを発動する準備に入るが突然後方から「闇魔法 第4位階 ダークランス」が飛んでくる。間一髪身をひねって交わしたアマトは完成したサーチを発動させる。
「見えた・・・」
アマトは暗闇の中、一直線に冥王の元へ走り寄る。
「これで終わりだ・・・
アマト流二刀神聖刀術 サウザンドラッシュ 」
秒間10発の剣戟を20秒間耐えた冥王であったが、ついにその体をくの字に曲げ、吐血しながら吹き飛んだ。
「グフッ」
力なく地に伏せる冥王。
「いい戦いだったよ、冥王。
じゃあな」
そしてアマトは冥王の心臓を刺した後、首を飛ばしたのであった。
「勝ったーーーーー」
「疲れたーーー。あいつ強すぎっしょ・・・
あんなのもう無理だわ」
「あ・・・・戦利品拾ってこんとな・・」
「よっこらしょっと」
アマトは冥王を切り殺した場所へ移動した。
「これか・・・・・」
そこにはガイアルクの物よりも一回り以上大きい魔石と宝箱が一つ落ちていた。
宝箱の中には、靴と籠手が一組ずつとネックレスが一つ入っていた。
とりあえず鑑定しとこっと。
<鑑定>
空神靴
ランク10
スキル:
韋駄天
空歩
転移
自動修復
称号:
最速
大空の覇者
大地の籠手
ランク10
スキル:
怪力
超硬化
自動修復
称号:
大地の守り
永遠の愛ネックレス
ランク10
スキル:
愛の力 (相手と本気で愛し合っている場合のみ分裂し、相手に装飾可能になる)譲渡不可
運命 (運命に導かれる。いいことも悪いこともある。)
自動修復
称号:
運命の申し子
愛の神の加護
またチートやな・・・
もういいよ・・・・・
それよりも出口はっと・・・・
「あった・・」
そこには普通の扉があった。
中に入るとそこには研究室のような部屋があった。
辺りを見渡し魔法陣を発見した、アマト。
瞬時に魔法陣に乗りと脱出しようとするアマトの前にホログラムが表示された。
ホログラムに映し出された男は40歳ほど、そしてこちらに話しかけてきたのだった・・・
次話、ダンジョンの謎に迫ります!




