団体戦に身が入らない
団体戦初日を終えて、
4部リーグの成績(左の数字は今季の順位)を簡単に表すと、
2勝
2メランコリー大
4プリンス大
1勝1敗
1バルサミコス大
5ロマンス大
6ギャラクシー大
8ボヤージュ大
2敗
3ロケット大
7ストライク大
まだ初日が終わっただけじゃないかとは思うものの、
ロケット大は既に降級街道一直線なんじゃないか!?
学生将棋連盟の公式サイトで結果を確認しては、ため息をつく。
しかも2日目の相手は、
昇級争いで盛り上がっていそうな、
プリンス大、ボヤージュ大、メランコリー大だしなぁ。
今のうちの戦力じゃあ、2日目も全敗してしまう可能性が高い気がする(^^;
いかんいかん、自分がこんな士気ではいかん・・・・とは思うものの、
イマイチ将棋に身が入らなかった。
去年の春秋の団体戦ではこんな風に思わなかったんだけどなぁ。
去年の団体戦期間中は授業など話し半分で聞いてた気がするけど、
今は、団体戦のことよりも勉学に勤しむことに集中している(;・∀・)
もちろん、学生だからそれでいいんだろうけども、
なんかなー・・・。
水曜日の活動時間も、
普段なら30分前には部室に着いて将棋指してたんだけど、
今週は2時間後になって、やっと部室に運んだ。
もちろん事前に連絡はしておいたけどね。
「レポートを仕上げなきゃいけないんで、ちょっと遅れます。」と。
本当は、レポートなんてなく(^-^;、
ただ図書館で、ぼんやりと本を読んでいただけなんだけどね(/ω\)
真面目に定刻から来ていた1年生には悪いなと思いながらも、
将棋に身が入らないでいた。
そもそも何で僕は団体戦というものに参加してるんだろうな!?
残留や昇級争いなど、
それなりに順調な成績だった去年には、思わなかったことを、
ここにきて、自問自答し始めるようになった。
その夜、久しぶりに夜倉先輩に電話で相談してみる。
トニー「もしもし、お久しぶりです、夜倉先輩。
実は今、こうこうこういう理由で団体戦というか、
将棋自体にも身が入ってないんですよ。」
僕は、夜倉先輩に自分の気持ちを話す。
今みたいな、ふわふわした考え方じゃあいけないんだろうけど、
そうなってしまうということを。
夜倉先輩「なるほど、なるほど。
まずは俺に相談してきてくれて、ありがとう(^^♪
トニーくんから頼りにされてるって考えるだけでも、
興奮しちゃうわー。」
トニー「興奮しても、僕には葵くんっていう素敵な彼氏がいるから無理です。
って、茶化さないでくださいよ。
こっちは、本気で悩んでる・・・というか、
よく分からない感じなんですから。」
夜倉先輩「ごめんごめん。
それじゃあ、俺の回答を言うけど、
そんな感じでいいんじゃね!?」
トニー「え、今のままでいいってことですか?」
夜倉先輩「そうそう。
俺も大学時代に団体戦に、
どっぷりハマっていた人間だから分かるんだけど。
今、あの頃の俺に伝えたい言葉があるとすれば、
そんなに熱中すんなよ(@^^)/~~~。
って言いたいし。
だから、トニーくんの今の感じのスタンスでもいいと思うよ。
そんなに熱中しすぎないスタンスで。
だって大学時代って、将棋だけじゃないんだから。
将棋部に熱中しすぎてると、卒業後、後悔すると思うよ。
ま、これは俺の主観だけど(^◇^)」
そうなのか。
確かに、夜倉先輩に言われてみて気づいたけど、
僕は将棋部の活動に熱中しすぎていたかもしれない。
単位とかはそれなりに取っているけど、
空き時間など必要以上に、将棋部室で時間をつぶしていたような気もする。
夜倉先輩「人生は、短い。
大学時代も長いようで、短いからね。
将棋部だけに熱中せず、有効に使わなきゃダメよ。
なーんて、Bが聞いたら、
後輩に何を吹き込んでるんですか!?とか言われちゃいそうだけど、
とにかく、
トニーくんが、やりたいようにやればいいのさ。」
夜倉先輩「それに。将棋部室にたむろっている時間が長い連中が、
強くなるわけでもないし(^-^;
普段の将棋はネットで鍛えて、
将棋部室には水曜だけ行って対人戦の感覚をつかむとかで
メリハリをしっかりつけた方がいいよ。
部室に長くいると、どうしても時間を無駄にしてしまうから。」
僕は、このふわふわした感じに迷っていたが、
夜倉先輩の言葉を聞き、
これでもいいのかなと思えてきた。
トニー「先輩。話を聞いてくれて、ありがとうございます。
聞いてもらって、何となくですがスッキリしました。
メリハリをつけて、活動日と団体戦に望みたいと思います!!」
夜倉先輩「こちらこそ、ありがとう。
もう、トニーくんの声を聞いてるだけで興奮してくるし、
トニーくんに頼りにされてるって思って、
更にビンビンになっちゃうし。」
トニー「もう、先輩。それ以上言うと、セクハラ認定しちゃいますよ(^^♪」
夜倉先輩「わるいわるい。調子に乗って、言い過ぎた。
でもそんな感じで、将棋部の活動を軽く考えればいいと思うよ。
じゃあ、困ったことがあったら、また相談してね(^_-)-☆」
トニー「はい。ありがとうございました!」
悩み事とかある時は、人に話せばけっこうスッキリするんだよねって、
思えた。
というわけで団体戦2日目はキツイ結果になりそうな気もするけど、
軽いノリで行こう(^^♪
そんなノリでいいのかよ!!
って、強豪大学の人がこの文章を読んだら思うかもしれませんが、
ロケット大は強豪大ではないので、いいのです。
今まさしく、4部から5部に落ちゆかんとする大学の状況で、
団体戦のことばかりに集中しなきゃいけないというのは、
無理があるし、
好ましいことでもないと思うのです!!
と、自分の大学時代を振り返りながら思ったり。
自分はそんな状況でも・・・団体戦中毒だったりしたので(^-^;
本当は、全国大会に出場するような強い大学のこととかについて、
書いてもみたいんですけど、
妄想とか想像でしか書けませんからね。
ロケット大の今の状況から全国に結び付けるとしたら、
何年か後の秋の選抜トーナメントで、
番狂わせを起こす的な展開でしょうか。
ま、さすがにその展開をやってしまったら、
一気にフィクションっぽくなってしまいますからね(^^;
もちろんこの小説もフィクションなんですけど、
それなりにリアル感のある(?)フィクションを目指しているつもりなので。
ま、将棋だけに限らず、
軽く考えましょう!




