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大学将棋、時々ホモとか  作者: 筋違い
35/38

団体戦に身が入らない

団体戦初日を終えて、

4部リーグの成績(左の数字は今季の順位)を簡単に表すと、


2勝

2メランコリー大

4プリンス大


1勝1敗

1バルサミコス大

5ロマンス大

6ギャラクシー大

8ボヤージュ大


2敗

3ロケット大

7ストライク大


まだ初日が終わっただけじゃないかとは思うものの、

ロケット大は既に降級街道一直線なんじゃないか!?

学生将棋連盟の公式サイトで結果を確認しては、ため息をつく。


しかも2日目の相手は、

昇級争いで盛り上がっていそうな、

プリンス大、ボヤージュ大、メランコリー大だしなぁ。

今のうちの戦力じゃあ、2日目も全敗してしまう可能性が高い気がする(^^;



いかんいかん、自分がこんな士気ではいかん・・・・とは思うものの、

イマイチ将棋に身が入らなかった。


去年の春秋の団体戦ではこんな風に思わなかったんだけどなぁ。

去年の団体戦期間中は授業など話し半分で聞いてた気がするけど、

今は、団体戦のことよりも勉学に勤しむことに集中している(;・∀・)


もちろん、学生だからそれでいいんだろうけども、

なんかなー・・・。



水曜日の活動時間も、

普段なら30分前には部室に着いて将棋指してたんだけど、

今週は2時間後になって、やっと部室に運んだ。


もちろん事前に連絡はしておいたけどね。

「レポートを仕上げなきゃいけないんで、ちょっと遅れます。」と。


本当は、レポートなんてなく(^-^;、

ただ図書館で、ぼんやりと本を読んでいただけなんだけどね(/ω\)


真面目に定刻から来ていた1年生には悪いなと思いながらも、

将棋に身が入らないでいた。



そもそも何で僕は団体戦というものに参加してるんだろうな!?


残留や昇級争いなど、

それなりに順調な成績だった去年には、思わなかったことを、

ここにきて、自問自答し始めるようになった。




その夜、久しぶりに夜倉先輩に電話で相談してみる。


トニー「もしもし、お久しぶりです、夜倉先輩。

    実は今、こうこうこういう理由で団体戦というか、

    将棋自体にも身が入ってないんですよ。」


僕は、夜倉先輩に自分の気持ちを話す。

今みたいな、ふわふわした考え方じゃあいけないんだろうけど、

そうなってしまうということを。



夜倉先輩「なるほど、なるほど。

     まずは俺に相談してきてくれて、ありがとう(^^♪

     トニーくんから頼りにされてるって考えるだけでも、

     興奮しちゃうわー。」


トニー「興奮しても、僕には葵くんっていう素敵な彼氏がいるから無理です。

    って、茶化さないでくださいよ。

    こっちは、本気で悩んでる・・・というか、

    よく分からない感じなんですから。」


夜倉先輩「ごめんごめん。

     それじゃあ、俺の回答を言うけど、

     そんな感じでいいんじゃね!?」


トニー「え、今のままでいいってことですか?」


夜倉先輩「そうそう。

     俺も大学時代に団体戦に、

     どっぷりハマっていた人間だから分かるんだけど。

     今、あの頃の俺に伝えたい言葉があるとすれば、

     そんなに熱中すんなよ(@^^)/~~~。

     って言いたいし。

     だから、トニーくんの今の感じのスタンスでもいいと思うよ。

     そんなに熱中しすぎないスタンスで。

     だって大学時代って、将棋だけじゃないんだから。

     将棋部に熱中しすぎてると、卒業後、後悔すると思うよ。

     ま、これは俺の主観だけど(^◇^)」



そうなのか。

確かに、夜倉先輩に言われてみて気づいたけど、

僕は将棋部の活動に熱中しすぎていたかもしれない。

単位とかはそれなりに取っているけど、

空き時間など必要以上に、将棋部室で時間をつぶしていたような気もする。


夜倉先輩「人生は、短い。

     大学時代も長いようで、短いからね。

     将棋部だけに熱中せず、有効に使わなきゃダメよ。

    

     なーんて、Bが聞いたら、

     後輩に何を吹き込んでるんですか!?とか言われちゃいそうだけど、

     とにかく、

     トニーくんが、やりたいようにやればいいのさ。」


夜倉先輩「それに。将棋部室にたむろっている時間が長い連中が、

     強くなるわけでもないし(^-^;

     普段の将棋はネットで鍛えて、

     将棋部室には水曜だけ行って対人戦の感覚をつかむとかで

     メリハリをしっかりつけた方がいいよ。

     部室に長くいると、どうしても時間を無駄にしてしまうから。」




僕は、このふわふわした感じに迷っていたが、

夜倉先輩の言葉を聞き、

これでもいいのかなと思えてきた。


トニー「先輩。話を聞いてくれて、ありがとうございます。

    聞いてもらって、何となくですがスッキリしました。

    メリハリをつけて、活動日と団体戦に望みたいと思います!!」


夜倉先輩「こちらこそ、ありがとう。

     もう、トニーくんの声を聞いてるだけで興奮してくるし、

     トニーくんに頼りにされてるって思って、

     更にビンビンになっちゃうし。」


トニー「もう、先輩。それ以上言うと、セクハラ認定しちゃいますよ(^^♪」


夜倉先輩「わるいわるい。調子に乗って、言い過ぎた。

     でもそんな感じで、将棋部の活動を軽く考えればいいと思うよ。

     じゃあ、困ったことがあったら、また相談してね(^_-)-☆」


トニー「はい。ありがとうございました!」


悩み事とかある時は、人に話せばけっこうスッキリするんだよねって、

思えた。


というわけで団体戦2日目はキツイ結果になりそうな気もするけど、

軽いノリで行こう(^^♪

そんなノリでいいのかよ!!

って、強豪大学の人がこの文章を読んだら思うかもしれませんが、


ロケット大は強豪大ではないので、いいのです。


今まさしく、4部から5部に落ちゆかんとする大学の状況で、

団体戦のことばかりに集中しなきゃいけないというのは、

無理があるし、

好ましいことでもないと思うのです!!

と、自分の大学時代を振り返りながら思ったり。

自分はそんな状況でも・・・団体戦中毒だったりしたので(^-^;


本当は、全国大会に出場するような強い大学のこととかについて、

書いてもみたいんですけど、

妄想とか想像でしか書けませんからね。


ロケット大の今の状況から全国に結び付けるとしたら、

何年か後の秋の選抜トーナメントで、

番狂わせを起こす的な展開でしょうか。


ま、さすがにその展開をやってしまったら、

一気にフィクションっぽくなってしまいますからね(^^;


もちろんこの小説もフィクションなんですけど、

それなりにリアル感のある(?)フィクションを目指しているつもりなので。



ま、将棋だけに限らず、

軽く考えましょう!

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