団体戦前のオーダー決め
団体戦直前の水曜午後、すなわち将棋部の活動時間。
Bさんより、今回の団体戦のオーダーについての考えが発表される。
Bさん「多少、前置きが長くなると思いますが、
今回の春季団体戦のオーダーについて
自分なりの考えを今から述べます。
それを基にしてオーダー表も考えてきたのですが、
これで決定というわけではなく、
後は皆の考えも聞いて反映させたいかなと思います。
1年生にはピンと来ない話もあるかと思いますが、
聞いていてください。」
Bさん「まず、現在のロケット大の戦力について整理すると。」
(名前・現在のネット将棋戦闘力)
B1624 トニー1411
E903 C724 G489 F312
H109 I46 J0
Bさん「このようになっており、正直言って、まともに戦っていては、
4部で残留することは困難と思われます。
そのため何とか4部で残留できるように、
オーダー表を工夫したいと考えています。」
Bさん「そこで、4部の大学の傾向と対策についてです。
4部の大学はオーダーの工夫がそれほどされてないところが多く、
それの最たる例は、
大将に一番強い人を持ってきているということです。
だからそういった大将に当てるための当て馬メンバーを、
オーダー表の上に配置したいと思います。
ま、本当ならね。
うちらはオーダーで小細工なんてしないで、戦おうぜ(^O^)!!
って将棋漫画みたいに言いたいんだけど、
小細工しないで勝てるほどの戦力はないからね(^_^;)
そこは冷静に考えないといけない。」
Iくん「聞いててよく分からなかったんですが、
要はオーダー表ってのがあって、
一般的には大将が強くて、という順番だと思うんすけど、
強い順には並べなくてもいいってことすか?」
すかさずIくんが質問する。
いいね(*^^)v、今はまだ将棋初級者だけど、
興味持ってもらうってのはイイことだよね。
Bさん「そうだね。それじゃあここで具体例で説明しよう。」
☆具体例①☆ (※数値の大きい方が強い)
α大学のオーダー=7、6、5、4、3、2、1
β大学のオーダー=8、7、6、5、4、3、2
Bさん「こういった2つの大学が対戦する時に、
強い順で上から順に並べて対戦すると、
順当ならβ大学が7-0でα大学に勝つよね。
ただ、次のパターンの場合は。」
☆具体例②☆ (※数値の大きい方が強い)
α大学のオーダー=1、2、7、6、5、4、3
β大学のオーダー=8、7、6、5、4、3、2
Bさん「この場合だと、さっきと出てる人は変わらないんだけど、
順番を変えたおかげで
順当ならα大学が5-2でβ大学に勝つよね。
って、こういうこと。
実際はここまでうまくいくわけではないけど、
こんなイメージさ。」
Bさん「それで大学将棋の規約には、
オーダー表は強い順で書かなければいけないなんて記載はない。
だけども最初に言ったように、
オーダー表に一番強い人を書いちゃう大学が4部では少なくないのさ。
だからそういう相手には、当て馬というと言葉が悪い気がするけど、
あまり強くない人を当てて、
残りの6人で4勝を目指しましょうというわけ。」
Iくん「なるほど、分かりました。」
Bさん「後は、4部の傾向としては。」
☆4部の傾向☆(エース、普通、弱めは、その大学のレギュラーの中で)
エース級・・・大将と四将に多い。
普通・・・副将、三将、五将。
弱め・・・六将、七将。
Bさん「これはあくまで、俺の経験で、
こんな戦略の大学が多いよってだけで、確実性はないんだけどね(^_^;)
正直、これをあてにしてオーダー作ってみて、
返り討ちに合う可能性もなくはないけどさ。」
Bさん「てなわけで、今回はこういうオーダー表を作りました。」
大将 H・1年・100
副将 I・1年・50
三将 B・4年・1624
四将 F・3年・312
五将トニー・2年・1411
六将 J・1年・0
七将 E・2年・903
八将 C・3年・724
九将 G・3年・489
Hくん「ぼ、僕が大将なんて、そんな器じゃないです(>_<)」
Bさん「テンプレ通りの驚きありがとう。
さっきも言ったけど、
大将だからって強い必要ないんで気にしなくていいよ。
それにあくまでこの9人の中から、7人を出すってことなので、
Hくんが毎回、大将として出るわけではないよ。」
Bさん「というわけで皆、これでいいかな?」
しーんと静まり返る部室。
とはいえ、部で一番強いBさんが考えたオーダーだし、
以前、夜倉先輩に教えてもらった、
大将当て馬などの作戦もできているみたいなので、
トニー「いいと思います。」
全員「賛成です。」
と承認された。
Bさん「1つ不安要素があるとすれば不戦勝の存在なんだけどね。
もし七将や六将とかに不戦勝が発生しそうな状況の時に、
CやGを不戦勝にするのは若干もったいない感はある。
とはいえ、せっかく来てくれた1年生には、
できれば不戦じゃなくて指してもらいたいと思うからさ。
去年の春は不戦勝あったけど、
秋は無かったから、
そんなこと考えても杞憂かもしれないけどね(^_^)v」
Bさん「それでは皆、団体戦、頑張っていこう!!
人数が少なく戦力も厳しいけど、今回は3日とも全員行けるようで、
それは、何よりでした(*^_^*)
1年生は分からないところも多いと思うけど、
反則手についての確認や時計の押し方、時間の使い方など、
日曜日までに復習して、楽しんでいこう。」
Cさん「はい、それではロケット大将棋部の4部での残留以上を願って、
三本締めでしめたいと思います。
それでは皆さん、お手を拝借して。ヨー。」
去年までそんな締め方なかったよなー、
Cさん、どうしちゃったんだろ^_^;?と思いながらも、
何となく気合いが乗るので、三本締めに乗っかってみた♪♪
そして家に着く。
最後、気合いじみた終わり方だったけれども、
正直この戦力で団体戦やれるのか?との心配はあった(^_^;)
土曜日の夜、
ゲイorバイなど系将棋部員のラインのグループで
盛川さんから、
「明日は皆、団体戦頑張ろう。
中には同じリーグで敵となってしまうメンバーもいるだろうけれども、
そこはそこ、こっちはこっちで楽しんで将棋指しましょう。
時間つくれる人は、会場でも会おうね。
可愛い皆に会えるのが待ち遠しいよん♪♪(*^_^*)」
と、メッセージが来て、
元気までは出ないけど、
よし、頑張っていこうぜと思えた。
何かBさんの話が長くて、Bさんが主人公みたいになってますね(^_^;)
それはさておき、今回もホモ要素はほとんどなく、
普通の大学将棋に関わることでした。
やっぱりね、団体戦が近くなると、
ホモよりも将棋に集中しやすくなりますからねー。
ま、カップルなので、
団体戦が始まるまでの1ヵ月に何回かは、
トニーくんも葵くんとイチャイチャしているはずですが、
そこらへんは書く余裕がなかったので、
読者のご想像にお任せします。
社会人になると、5連休なんて休みはなかなか取れないから、
この年末年始は幸せでした。
なのでね、2日連続で更新していましたが、
明日は更新できるかどうかは分かりません。
1000字ぐらいの小出しでもいいので、
更新する習慣を保つってのが大事な気もするのですが、
それはできたらできたで。
将棋の扇子について、
誰かのを買おうとも思ったんですけど、
無地の扇子を買って、
自分で好きな言葉と、名前を書いた方が面白いのかなと思ってます。




