春合宿1日目の電車の中の会話
約束の10時ちょっと前に、
葵くんと〇〇駅に着くと、
そこには今回の合宿の参加メンバーの、
夜倉先輩を除いた全員が揃っていた。
盛川さん「2人とも、集合時間に遅れてはないけど、
ギリギリだよ。
もしかして、ギリギリまで仲良くニャンニャンしてた!?」
トニー&葵くん「そんなこと、してないですよ。」
そう言ってごまかしたものの、
実際は、昨日の夜から同じ布団で寝てたから、
言われてドキっとしたよ。
〇〇駅から、旅館のあるところまでは、
電車で1時間ちょっと。
金曜の午前中で、田舎の方に向かう路線ということもあり、
少し経つと、車両には自分たちしか乗っていなかった。
車中でそれぞれの自己紹介をする。
盛川さん「今回、合宿を主催することにした、
来春は2部になるマジック大2年の盛川将です。
とはいえ、ここにいるメンバーは皆、
俺のこと知ってるよね(*^^)v
改めてよろしく♪
将棋をしながら、
みんなで春の思い出を作ろう・・・(意味深)
今は恋人がいないので、
彼氏かセフレ募集中です☆
得意戦法は、ないです。
居飛車も振り飛車も両方指します。
なので将棋ではバイなんですか、
実際はほとんどゲイです。
よろしく♪」
盛川さんらしい、自己紹介だなぁ(^_^;)
とはいえテンプレみたいなのを示してくれたんで、
盛川さんのにならって、自己紹介していくか。
トニー「はじめまして、
来春は4部のロケット大1年の涼川トニーといいます。
今回、ゲイ系の将棋部員が集まる合宿ということで、
興味を持ち参加することにしました。
今は恋人がいます。
隣の、葵くんが彼氏です。
得意戦法は、石田流です。
一応、バイのつもりなんですが、
最近は彼氏もいるのでゲイっぽいことばっかしてます。」
葵くん「今、紹介されたように、
トニーくんの彼氏の、戸田葵です。
でも今日のこの女装の格好を見ても分かる通り、
本当は彼氏じゃなくて彼女って言われたいんですけどね(^O^)」
トニー「ごめんごめん。葵くんは、僕の彼女だよ。」
葵くん「2人でイチャイチャしている時は、
彼女扱いしてくれるんですけど、
初対面の人の前では、
恥ずかしいのか、
彼氏って言っちゃうみたいなんですよ。
そのわけの分からない可愛さもトニーくんの、
いいところではあるんですけどね。」
盛川さん「うーん分かったけど、
とりあえず自己紹介なんで、惚気ないどいて。」
葵くん「すいません(^_^;)
では改めまして、僕は、
来春3部のミラクル大1年の戸田葵です。
トニーくんの彼女です。
得意戦法は居飛車系です。
ゲイとかバイとかは厳密には自分でも分かりません。
素敵な彼氏がいるんで、
そこは深く考えなくてもいいかなと思ってます。
よろしくお願いします。」
大林くん「はい、みなさん、はじめまして、
来春4部のボヤージュ大1年の大林基信といいいます。
えー、隣の満田さんの彼氏です。
得意戦法は右玉です。
こういう場に来るの初めてですが、
よろしくお願いします。」
満田さん「今、もっとんから紹介あったように、
もっとん、いや、
大林基信の彼氏の、
セワワ大2年の満田譲といいます。
一応、大学はずっと1部で安泰だと思うのですが、
自分は25番手ぐらいの実力なので、
オーダー表に名前は書かれずに、
団体戦とかは興味ないかなという状態です。
得意戦法は、居飛車系です。
相居飛車が特に、得意です。
よろしくお願いします。」
左天さん「えーと、
来春2部のクリスマス大2年の左天護といいます。
僕も彼氏がいまして・・って、
わざとらしいですけど、
隣の国原のんちゃんです。
のんちゃんは高校の後輩なので、
かれこれ3年以上付き合ってます。
得意戦法は、レグスぺです。
とは言ってみたものの、
気分によって指す戦法が全く変わるんですけどね。
よろしくお願いします。」
国原くん「今、まもちゃんから紹介ありましたが、
来春2部のエレクトーン大1年の国原望です。
彼氏と同じ2部なので、
団体戦で真剣勝負ができる嬉しさの反面、
やりたくなかったなーと、
正直思ってはいます。
せめて恋人どうし当たらないようにと、
願っています。
得意戦法は、振り飛車穴熊です。
よろしくお願いします。」
盛川さん「そうなんだよね。
俺以外、みんな付き合ってるんだよね(笑)
この合宿を機に付き合うとか、
そういう愛のキューピッド的な役割をしたかったんだけど、
皆、付き合ってるからねぇ。
次回以降、
フリーの人にも参加してもらえるよう広報していきたいっす。」
盛川さん「あ、そうだ。
トニーくん。夜倉さんの紹介をざっくりとお願い。」
トニー「はい。
夜倉さんはロケット大OBで現在社会人です。
今日は仕事のため、夕食時に来るとのことです。
年齢は28歳で、けっこう歳が離れているようですが、
見た目は大学生とそれほど変わらず、
話しやすい人です。
自分が将棋部に入った頃から、
優しくしてくれたいい先輩です。
今、恋人がいるかどうかは分かりません。」
盛川さん「へー、じゃあトニーくん、
その夜倉先輩に優しくされたってことは、
エッチとかしてたの?」
トニー「いや・・・・してないですよ。」
葵くん「いいよ、僕に遠慮しなくて。
僕は知ってるわけだし。」
そういえば以前の会話で、葵くんにそんなこと言ってたな、僕。
トニー「あ、はい、先輩と何回かエッチしてました。」
盛川さん「へー。へー、可愛い後輩を狙うOBか。
聞いてると、危ない人っぽいね。」
そこで、ちょっとだけプツンときた。
トニー「勘違いしないでください!
盛川さんとは違うんです!
それに、
僕の方から、先輩を誘ったんですから。
あ、でも今は葵くんっていう素敵な彼女がいるんで、
先輩と会うのは8ヶ月ぶりぐらいですけど。」
言った後、盛川さんのことについて、
勢いでついつい言ってしまったなと思ってしまった。
満田さん「おいおい、盛川。
嫌われてんじゃん(笑)
また、何かしてたんだべ?
お前チャラいからなぁ(笑)」
盛川さん「昔の事だよ。
とはいえ、
トニーくんがそこまで思っているとは知らなかった。
4ヶ月前はごめんね。」
そう謝られてから、
今回の合宿の主催者である盛川さんに、
ひどい事言っちゃったかなと自己嫌悪に陥りそうになっていた。
せっかく企画してくれた人に対して、何言ってんだと。
トニー「こちらこそ、すみません。
せっかく、素晴らしい合宿を企画してくれた盛川さんに、
失礼なことを言ってしまって(>_<)」
盛川さん「いいよ、気にしないで。
あの時の俺は、ただやりたいだけでさ。
ゲイ系だって分かってるトニーくんに、
体から始まる恋愛もあるから、
ホテル行こうぜ!って強引に連れて行こうとする、
最低野郎だったからさ。」
などと言われたが、
落ち着かなかったので、
葵くんにいきなりキスした。
皆が突然の光景に驚いていたが、
トニー「何か精神的に落ち着かないので、
旅館の最寄駅に着くまで、
ボックス席で葵くんとイチャイチャしててもいいですか?」
盛川さん「え? あぁ、いいよ。」
そしてボックス席で
皆に見せつけるように、
キスとかイチャイチャする僕ら。
それに触発されたのか、
大林×満田、左天×国原もイチャイチャし始める。
盛川さん「くそー、俺だけか。
あー、こう見せつけられるとムラムラしてくるわ。
しゃーない、トイレに行ってこよう。」
そんなこんなで、車掌が見回りに来そうな時は冷静を振る舞い、
車掌がいなくなると、またイチャイチャし始める僕ら。
とはいえ、勘違いしないでよね☆
さすがに、電車の中ではエッチしないから。
キスとかイチャイチャするだけだから、
そこは勘違いしないどいてよね☆
そこまで常識のない野蛮(?)な集団ではないから。
と、強く言っておきたい。
そして、12時頃に旅館のある駅に着いた。
何ということでしょう。
電車の中の会話だけで終わってしまった。
あ、でも皆のイチャイチャ具合を妄想できるといえばできるから、
会話だけではないか。
この話の流れだと、
みんなのイチャイチャに嫌気が指した盛川さんが、
盛川さん「じゃあ、夜倉さん、僕とやってみませんか?」
ってなっちゃう流れなんすかね。
いや、その流れは簡単に想像できるけど、
簡単すぎてつまらないような・・・・
いや、でもそれもそれで面白いかもなとか思ったり。
ま、どうなるか分かりません。
会話がメインだと、さくさく書けるね。
前も言ったけど、
こういう作品書いてて、
登場人物のホモシーン妄想すると、
俺もホモになりたくなる時もある。
現実は作者はバイなんですけどね。




