選抜&未来のスターカップ 午後
盛川さんの怪しい誘いを振りきってからは、
さて、どうしよう。
ミラクル大は2回戦があるし、
葵くんと遊べるまでの時間には、
まだまだある。
そうだ、せっかくイメージ大に来たんだから、
怪しまれない程度にイメージ大を散策しよう。
他大学のキャンパスをじっくり見る機会って、
学祭等を除けばほとんどないし、
自由に歩けるところを歩きまくってみようっと。
キャンパス内の抜け道とか路地を発見すると、
普段の平日は、
ここでキスとかしてるカップルもいるんだろうかなー?
と妄想が膨らむ。
散策しているうちに学食を発見。
休日なのにやっているので、食べることに。
うーん、うちの学食よりちょっと高いけど、
その分ボリュームがあるなぁ。
定食のおかずに、ソーセージを頼んで、
葵くんのことを想像しながら食べてた。
ソーセージとかウインナー食べてる時って、
ついつい妄想しちゃうよね。
好きな人のを咥えてるのを。
もし、やったことなかった人いればそれを妄想しながら食べてみて☆☆
それだけでウインナーとかソーセージから感じる味が変わるから☆☆
誰に向かって、独り言言ってんだ、僕は(^_^;)
そして選抜2回戦の始まりまで15分ぐらいになっていたので、
歩いてきた道を戻ることに。
歩いていると、さきほどの路地に人影が見えた。
おやおや、お盛んなカップルがイチャイチャしてるのかな?と
興味本位で覗いてみると、
そこには、
さっき、
未来のスターカップの教室で見た、
ボヤージュ大の、大林くんがいた。
そして、もう1人、別の男性がいて、
それはそれは2人で長いキスをしていた。
長く、深いキスを。
他人のキスをのぞき見するなんて、悪趣味だろうけど、
こうやってまじまじと観察してみると、
凄くドキドキするね☆☆
男どうしのキスってのは。
そして2人の体が離れる。
大林くん「もっとキスしていたいのに。」
?「ダメだよ。そろそろ午後の対局が始まるじゃないか。
お互いに大学ではゲイ系なのを隠してるんだし、
怪しまれないように、そろそろ教室に戻らなきゃダメだよ。
この続きは、今度のデートの時にしよ。」
大林くん「えー、ここの路地の、
隠れたスポットでキスしてるのが気持ちいいのになぁー。」
?「うんうん、それは分かるけどさ。
もう、戻ろうね。」
大林くん「感触を残しときたいから、
もう1回、
5秒だけキスして。」
?「仕方ないなー。」
再び、2人のキスが見れる。
?「もういい加減ギリギリだから、
走って戻るよ。」
大林くん「分かったにゃん♪」
まさか覗き見されているとは露知らず、
男どうしのカップルのキスとか、
素の会話の喋りとか分かって、
感激です!!
そんなことより、
大学将棋界の、自分の知らないゲイ系の存在が確認できて、
それも、感激です。
同じゲイ系だからって、
必ずしも仲良くなれるわけじゃないのは分かってるんだけど、
それでも、何となく嬉しいんだよね。
そして、選抜2回戦と未来のスターカップの午後の対局が始まる。
選抜2回戦 第1ブロック
ミラクル大(4部2位)VSアカモン大(1部2位)
ミラクル大の相手は、
ロケット大がオール団体でぼこぼこにやられた、
あのアカモン大。
戦闘力2500でもレギュラーになれないんじゃないかと言われている、
強豪大だ。
さすがに0-7で終わるんやろなぁ、と思いながら、
対局前の真剣な表情の葵くんを見て、
「葵くん、午後も可愛いなー(*^_^*)
その真剣な眼差しで、攻められたいなー。」
とか思ってたり。
僕の場合、他人の将棋の内容を見続けると、
途中で飽きてきちゃうので、
盤面よりも対局者の表情とか仕草に目が向くんだよね。
そして第3ブロックの方も見る。
トレーダー大(4部1位)VSダイナミック大(1部5位)
1部の大学が相手だけど、
今のトレーダー大なら倒すこともあるんじゃないかと、
期待していた。
そして、「始めてください」の合図と共に、
チェスクロックを叩く音が教室中に響き渡る。
葵くんの対局の様子も10分ほど見ていたが、
飽きたので(笑)、
未来のスターカップの教室に行くことに。
ボヤージュ大の大林くんも真剣な表情で指している。
「へー、大林くんは右玉を指すのかー。
イマイチ、右玉の感覚が僕には分かんないから、凄いなー。」
そして、さきほど大林くんと一緒だった人を探す。
たぶん、この人だ!!
と思える人を発見し、
そのチームのオーダー表を見ると、
セワワ大 Fチーム
満田 2年
と書いてあった。
セワワ大ってことは、こないだの学祭で会ったかな?
でも、こんな人いなかった気がするし、
たぶんセクマイサークルには入っていないのかな。
将棋は、本格的な横歩取りになっており、
Fチームでも横歩取り指すのか、
やっぱりセワワ大は何か違うなーと感心した。
とはいえ、ほどほどに飽きて(笑)、
その後30分ぐらいスマホでいろいろやってるうちに、
選抜も終わりそうになっていた。
ミラクル大0-7アカモン大
葵くんにとっては残念だけど、
まー予想通りではあるね。
トレーダー大VSダイナミック大は
3-3で1局残りという山場を迎えていた。
おいおい、1部残留校と接戦かよ!!
ますます、
トレーダー大が4部にいたのは、
場違いだったわけだ。
そして、せっかくだからと、
その残り1局を観戦しようと思った矢先に、
葵くんから、メッセージが入る。
葵くん「そろそろ帰らない?
ぼく、疲れちゃってさ。
先輩達には行くとこあるんでって言ってあるから、
一緒に帰らない?」
トニー「うん、帰ろう。
それじゃあ、この校舎の反対側の出口に集合でいい?」
葵くん「いいよ。
もう少しで解散だから、
10分ぐらいで行けると思う。」
僕は3-3の残り1局も気になったが、
どうせ結果は後で分かることだし、
葵くんと2人きりになることが当然のごとく重要だったので、
教室を出ることに。
葵くん「待った?」
トニー「全然待ってないよ。
さっき来たばっかだし。」
葵くん「今日は頭使って、疲れちゃった。
だから甘いもの食べにいきたい。」
トニー「そいじゃあ、少し歩いたところにあるカフェに行こっか。」
葵くんと遊ぶために、
イメージ大の近くにどういう場所があって、
いろいろなデートプランも考えていた。
葵くんが甘いものを食べたいってことなので、
近くのカフェでコーヒー飲みながらケーキかな。
カフェに着いて、
葵くんはケーキを頬張るように食べている(^_^;)
トニー「そんなに食べたら、太るんじゃない?」
葵くん「そんなすぐに太らないって。
今日は2局の相手が共に強かったから、
頭に糖分補給しないと。」
会話をしながら、
ケーキを食いすぎってしまったという設定で、
ポッチャリした葵くんの姿を妄想していた。
ポッチャリした葵くんか・・・
でもそれはそれで、ぷにぷにしたりして可愛いかもな。
我ながら、恋は盲目な、
変な設定の妄想していると思う。
ホント、好きになっちゃうと、
その人が何をしててもイイなぁって思っちゃうんだよね。
少しして、
葵くん「そういえば、盛川さんと仲良く話してたみたいだけど、
何を話してたの?」
トニー「別に、大したことじゃないよ。
久しぶりですねーとか、たわいもないこととか。」
葵くん「ホントに?
対局しててトニーくんの様子もチラチラ伺ってたんだけど、
けっこう長い時間、選抜の教室にいなかったよね!?
午前中は、盛川さんも対局してたけどさ。
午後は、盛川さんいなかったし。
もしかして、
昼に盛川さんと楽しく話した後、
デートとかしちゃってたんじゃ!?」
予想外の会話に戸惑いながらも、
トニー「してないよ。
僕は盛川さんみたいなチャラい人嫌いだし。
対局の合間はさ、
将棋部らしくないと思われるかもしれないけど、
僕って他人の将棋を長時間見てるのは苦痛だからさ。
だから結果が出そうな時間まで、
イメージ大を散策してたんだよ。
食堂とか、他の校舎とか。」
葵くん「本当に?」
トニー「本当だってば。
葵くんの対局をずっと見てなかったのは、
申し訳ないって思うけど。」
未来のスターカップで好みっぽい男性を探していたり、
男と男のキスを見たというのは、
とりあえず黙っておこう。
葵くん「ふーん・・・。」
なぜか分からないが、
葵くんは不機嫌だった。
そしてまたもや、ケーキを頼んでしまう。
おいおい、太っちゃうんじゃ!?と思いながらも、
不機嫌そうな葵くんに何も言えなかった。
そして僕は、
葵くんがケーキを食べている間、
さきほどのポッチャリではなく、
葵くんがもう豚みたいに丸々と太ったという狂った設定の妄想をしていた。
太った葵くんかー。
でも、それはそれでいいかもね。
上から乗っかられて、潰されて、重みに耐えかねて死んでしまう僕。
葵くんに潰されて死ぬなら、それも本望だわ(*^_^*)
と、狂った妄想をしながら楽しんでいた☆☆
恋は盲目状態に陥ると、いろいろヤバいね(^^ゞ
その後、カフェを出て、
どのデートプランで行くべきか、
考えていると、
葵くん「行きたいところがあるんだけど、いい?」
トニー「いいよ。ついてく。」
葵くんの行きたいところってどこなんだろう?
そして電車を乗り継いで行くと、
二チョ目付近に来ていることに気づく。
トニー「え、ここは。」
葵くん「行きたかったとこって、
ホテルなんだけど、いい?」
ヤバイ、不意打ちをくらった気分だった。
葵くんは体の関係とかあまり好きではなさそうだったので、
この展開は予想していなかった。
とはいえ、嬉しい限りである。
葵くん「何か今日は異常にムラムラしちゃってて。
トニーくん、大丈夫?」
トニー「大丈夫だよ。行こう♪」
ホテルに入り、
僕が先にシャワーを浴びる。
「いいのかな。
というか、いまだにこの展開が信じられないよ。
夢じゃないかなぁ。」
とか思いながら、
体にタオルを巻いて、部屋に行く。
僕の上半身を見ながら、
葵くんもドキドキした感じで、
葵くん「じゃあ浴びてくるね。」
そしてベッド上で待ってはいるものの、
落ち着かない(^_^;)
落ち着かない(>_<)
落ち着かない(*^_^*)
気持ちとしては凄く嬉しいんだけど、
何かねー、予期してなかったから緊張するわー。
そして、葵くんも上半身裸で
タオルを巻いて、出てくる。
トニー「うわー。これが葵くんの裸か。
可愛い体してるなぁ。」
葵くん「じろじろ見ないでよ。
恥ずかしいんだから。」
トニー「恥ずかしがらなくていいよ。
凄く、可愛いし。」
そして2人でベッドの布団の中に入る。
葵くん「自分から誘っといてなんだけどさ。
突っ込むとか、あんま好きじゃないんだ、痛いし。
なめる、くわえる、もむが中心になると思うけど、
それでも、いい?
こんな状況になってから聞くのも悪いんだけどね。」
トニー「いいよ。
葵くんと寝れるだけでも満足だし。
それに僕も、突っ込む方は得意分野じゃないから。
だから、お互いで抱き合ったりして楽しもう。」
そして僕たちはお互いの体の感触を確かめあった。
深く長いキスもして、
葵くんとつながっている感が、とても嬉しかった。
そして、更にいろいろして、
<事後>
葵くん「今日は楽しかった、ありがとう、トニーくん。」
トニー「こちらこそ楽しかったよ、葵くん。
来週もデートしようね。」
葵くん「えー。毎週毎週デートって彼氏気取りなの?」
それを聞いた瞬間、
また頭が真っ白になった。
でも自分も、
体だけの関係で付き合うまでいかなかった夜倉先輩の例とかもあるし、
葵くんにとって、僕はそういう存在でしかないのかな、
寂しいけど。
ちょっと、うるっときてた。
葵くん「ごめんごめん。嘘だって。
いや、厳密には嘘ではないけど、
嘘だから。」
トニー「え?」
葵くん「トニーくんは僕にとって大事な存在だけど、
でも正式に告白してほしいんだよね。
それだと僕も安心するから。」
トニー「それじゃあ、」
葵くん「あ、今はダメ(^o^)
今日は対局して疲れてるし、
また、
今度のデートでロマンチックな告白してね(*^_^*)」
それを聞いて、うるっとした瞳が落ち着いた。
そうだよね、まだ正式な告白してないから、
そうなるか。
ロマンチックにできるかどうかは分からないけど、
今度、言おう!
そして駅に着く。
葵くん「じゃあまた、来週の日曜日に遊ぼう。」
トニー「うん、楽しみにしてるよ。」
葵くんと幸せな充実した時間を過ごし、
帰りの地下鉄の中で、
ホテルでのことや感触を思い返しながら、
気がつけば寝過ごしていて、焦った。
最近、長くなっているので、
短くして更新頻度をよくしたいとか
思ったり思わなかったり。
また新たなゲイ系の将棋部員が2人出てきましたね。
こんなに、いるわけねーだろ!!ってツッコミを受けそうですが、
ここでゲイ系を統計的にいろいろ調べてみると、
いろんな統計のデータがあって、どれが本当か分からん(笑)
潜在的になら80%という、
さすがにそこまではいかないだろ的なデータや、
10%・・・・いや、それもちょっと多いな。
5%・・・まー実感としても現実的かな!?
でも、ちょっと多いか?
1%・・・それはさすがに少なすぎるんでないかい。
上記から、
とりあえず間をとって
3%ぐらいは、いるだろうという仮説を設定します。
そうすると、大雑把な考えですが、
カントー1部では部員が全員で200人
(強豪校は40人、他の大学も20人ぐらいはいると想定されるため)。
2部では
全員で120人(オーダ表ぐらいの人数はいると思われるため)。
3部では
全員で100人(たまに揃ってない大学もあるけど、
まーこれぐらい、いるっしょ。)
4部では
全員で80人。
5部では全員で60人。
と、すごく大雑把な計算ですが、
カントーの将棋部員が計560人となり、
560×0.03=16.8
ということで、カントー大学将棋界で
16人ぐらいはゲイorバイがいてもおかしくないのではと
推測されます。
同性愛とか両性愛とかはカミングアウトしずらく、
存在をなかなか認知できないためなので、
現実には、
淫夢ネタなどホモを気取る層は目立つものの、
実際のホモはなかなかいないのではないかという風潮があるというか、
自分自身そんな風に感じていましたが、
この仮説だと16人。
というわけで、
この小説にはゲイorバイの将棋部員が
もっと出てきても良いのかもしれないと思われます。
ま、推計560人という
統計的には非常に少ない母集団であるので、
統計的な偏りはもちろん存在して、
実際、今の将棋界では1%もいないってこともありえそうですが、
まーでも3%ぐらいは、いるんちゃう?
っていう感じで、進めていきます。




