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大学将棋、時々ホモとか  作者: 筋違い
18/38

選抜&未来のスターカップ 午前

団体戦最終日は疲労のあまり、

3部と5部の結果の確認ができていなかったが、

公式の結果が更新されていたので、

確認することに。


3部7位 バルサミコス大

  8位 メランコリー大


なんだ。

バルサミコスもメランコリーも1期で戻されたのか。


5部1位 ストライク大

  2位 ボヤージュ大


ボヤージュ大か。全然分からないな。

夜倉先輩に聞けば分かるかもしれないけど。


ということは来季の春の団体戦の4部は、


1バルサミコス大

2メランコリー大

3ロケット大

4プリンス大

5ロマンス大

6ギャラクシー大

7ストライク大

8ボヤージュ大


か。


などと確認しながらも、

Bさんや夜倉先輩が言っていた通り、


戦力は、ガタ落ちだから、

強い新入生が入ってこないと、

5部降級も十分考えられるんだよなぁ。


トニー「はー、どうしよう。」


溜め息をつくが、


トニー「なるように、なるだけだよね。」


独り言で気持ちを落ち着かせる。



そしてロケット大は出ないけど、

葵くんのことを見に行く&終了後に遊ぶ計画で、

会場のイメージ大に向かう。


とはいえ、葵くんはミラクル大の面々と一緒にいるようなので、

そこらへん気にして、選抜1回戦開始寸前に、

選抜の教室に入ることとした。



選抜1回戦 第1ブロック

ミラクル大(4部2位)VSストライク大(5部1位)


ミラクル大の相手は、春は4部7位で降級で

          秋は5部1位で昇級という、

          ストライク大。


ロケット大も春にストライク大と戦っており、

1人育成で4-3で勝ったから、

ミラクル大なら楽勝で勝てるはず。


開始10分ほどで既に、形勢に差がつき始めた対局もあり、

うんうん、これはミラクル大の楽勝だなと思い、

もう1つの対戦に目が向く。




選抜1回戦 第3ブロック

マジック大(3部2位)VSトレーダー大(4部1位)


マジック大は、

先週の学祭で知り合った盛川さんの大学だ。

対局を見ると、盛川さんも指している。

正直、盛川さんには、

チャラい人だなーと、あまり良い印象を持ってないんだけども、

将棋部関係のセクマイってことで、気にしてはいる。

盛川さんの将棋は、相矢倉の、まだまだこれからって感じだ。


後は、トレーダー大にも注目だね。

4部で圧倒的な力を見せつけたトレーダー大がどれぐらいのスコアになるのか、

その辺にも興味あった。




とはいえ、僕自身、他人の将棋の対局をずっと見てるのが、

得意でもないし好きでもない(^_^;)ので、

とりあえず30分後ぐらいにまた来てみよう。

それまで、どこで時間を潰そうかなと、廊下を歩く。



自分好みの男性がいないか見てみるかということで、

未来のスターカップの教室を覗く。


選抜の日には、同じ連盟が主催する、

未来のスターカップっていう、

5人制の団体戦の大会がやっているんだよね。


これは、その名の通り、未来のスターすなわち、

団体戦で出場機会にあまり恵まれなかった人達が出る大会。

大体、団体戦への出場が2戦以下が条件だったかな?


ロケット大みたいな将棋部の人数では、

未来のスターカップに出れる人はほとんどいないけど、


1部とかの強豪校では、

それこそ部員が40人とかいるところもあるらしく、

団体戦に出れない人がたくさんいて、

1つの大学だけで5チームぐらい、

未来のスターカップに出してくることもある。


別の地区では、ニグンセンとかいう名前だったりするかな。



そんな大会の説明はさておき、

未来のスターカップの全教室をくまなく回り、

いろんな男性を見てみる。



見てみて思うのは、

あまり自分のアンテナに引っかかる人がいない。


分かっていたことだけど、

将棋指してる人に可愛い系とかカッコイイ系って、

あまりいないんだよね。

そういうの考えると、

葵くんとか盛川さんのような存在は貴重である。


メガネをかけている人も多くて、

コンタクトにすれば可愛いとかカッコイイかもしれないけど、

それを確かめようがないしね。

いきなり初対面で、

「メガネ取ってください。」

とは言えないし。



うーん、薄々分かってはいたが、

面食い視点で見ると、

心動かされる、一目ぼれしちゃうような男性がいない。


あくまで面食い視点ですからね(^^ゞ


最初は一目ぼれみたいな感情が全くなく、

何とも思っていなかったけど、

話してみると、

楽しくてウマが合って、

好きになっちゃって、

この人とホモホモしちゃおう!!

ってパターンは考えられると思うけど、


それは話さないと、分からないからなー。



そして、もういないだろうと思いながら、

最後の教室を回る。





いた!





可愛いとかカッコイイとかいう言葉では何とも言い表せない感じの、

中性的な容姿で、

雰囲気もそんなに男っぽくなさそうな男性を発見した。


この人も都合よく、こっち系だったらいいのになぁ。

いやいや、さすがにそんなに都合のよいことないだろうけど。


とはいえ気になる存在だったので、

そのチームのオーダー表を覗くと、


ボヤージュ大で、


その人は、

大林 1年


と書いてあった。


ボヤージュ大!?


ってことは、今度の春の団体戦で4部で当たるとこやん。

ただ、未来のスターカップに出てるってことはレギュラーではないのかな?


でも、こういう人がいる大学と指せるのは楽しみだな。


次の団体戦まで忘れないようにしておこう。



できれば、ノンケじゃなく、ゲイ系だったらいいなぁ。




そんな大きな発見があったので、

30分後どころではなく50分後に選抜の教室に戻ってきて、

ほとんど対局は終わっていた。


ミラクル大6-1ストライク大


マジック大2-5トレーダー大



ミラクル大はさすがにストライク大に圧勝だね。

そしてトレーダー大はマジック大に5-2で勝ったのか。


ホント、何で4部にいたんだよ!?

って突っ込みたくなるね。



ミラクル大は昼食後の2回戦で、

1部2位だったアカモン大と当たる。


トレーダー大は2回戦で、

1部5位だったダイナミック大と当たる。



盛川「あれー。葵くんだけだと思ってたのに、

   トニーくんもいるんだ。先週ぶり♪」


僕は先週の盛川さんのチャラい感じが焼き付いており、

会いたくない人に会っちゃったなーって気分だった。


トニー「先週ぶりです。盛川さん。

    マジック大、負けて残念でしたね。」


盛川「うん、1回戦は勝てると思ってたんだけど、

   こんなに早く終わるとはね。

   何か暇になっちゃったから、

   トニーくん、デートする!?」


トニー「い、いえ、けっこうです。」


盛川「そういえばトニーくんは何でいるの?

   ロケット大は選抜出てないよね?

   未来のスターカップ関係?」


トニー「いえ、葵くんに会いに来たんです。

    終わったら、遊ぶ約束もしてるので。」


盛川「こないだは友達って言ってたけど、

   2人は付き合ってるの?」


トニー「いや、まだ付き合ってはいないんですけどね。」


盛川「じゃあさー。俺、暇になっちゃったから、

   一緒にホテルに行かない?

   選抜2回戦が終わるまでさ。

   

   これから昼食休憩になって、

   今からだと終わるまで最低でも2時間はかかるから、

   2時間なら、ホテルで何発かはできるよね。」


それを聞きながら、まじでこの人チャラい(>_<)っていうか、

いろいろ無理だわ(-_-;)と思えてきた。


トニー「それはダメです。」


盛川「いいじゃん。

   体の関係から始まる恋愛も大いにあると思うんだ!」


トニー「ダメです。拒否権発動します!!」



盛川「もう冗談なのに、本気にしちゃって、可愛いなぁ。

   

   エロい妄想とかしちゃったんでしょ!?」


もうこの人と関わるのはダメだと思いながらも、

話し続けてきそうだったので、

こっちから話してみる。


トニー「そういえば、盛川さんは彼氏いないんですか?」


盛川「いるよ。」


トニー「え。」


盛川「でもね。そろそろ別れようか検討中。

   

   相手、大学3年なんだけど、

   そろそろ就活が始まるよーどうしよーって、

   最近うるさいんだよね。

   就活が不安なのは理解できるけど、

   そういうネガティブな雰囲気出されると、

   一緒にいても楽しくないし。

   そういうのも受け止めてこそ恋人かもしれないけど、

   俺にはそこまで受け止めるの無理だから、

   それで、けっこう萎えてて。


   だから、今のうちに男漁りして、

   いい人が見つかったら、今の彼氏とは別れる予定なんだよね。」



男漁りとか、そういう言葉出さなくていいのに(^_^;)

ますますチャラく思えてきてしまう。




盛川「あ、そうだそうだ。

   まだ連絡先交換してなかったよね。

   ラインで、ふるふるしよ♪」


正直、あまり交換したくなかったが、

今時、ふるふるぐらい普通だから、まぁいいか。

しつこい連絡来たら、ブロックすればいいし。

ということで、ふるふるして、交換する。


盛川「何かあったら連絡してね。

   大丈夫。俺はこう見えても他人の恋路は邪魔しないつもりだから、

   今は葵くんとの恋愛を頑張ってね。

   ただ、もし葵くんとの恋愛がダメになったり、

   何か淋しくなった時は連絡してね。」


トニー「はい、分かりました。」


心の中では、連絡なんかしねーよと思ってたけど。


盛川「トニーくんならいつでもウェルカムだから。

   先週、葵くんのことを可愛い男の子って言ったけど、

   俺は本当はトニーくんの方がタイプだから。

   トニーくんと一緒にいられたら、

   心が落ち着く恋愛ができる気がするし。」



もう、あんたの言うことなんか信じねぇよ!!

とか思いながら、



盛川「それじゃあ、また。」


と、盛川さんは帰っていった。

まさか午前と午後に分かれるとは、

書く前は想像していなかった。


盛川さんがチャラさを増していますね。

でも、こういうキャラも必要だと思う。


そして新キャラになるのか!?

ボヤージュ大の、大林くん。

今のところノンケかゲイ系か分からないってことですけど、


たぶん特定の名前を出している時点でゲイ系なんでしょうね。

いや、それは作者に聞かないと分からないですけど。



ちなみにネガティブな話ばかりしていて、

相手に愛想つかされた経験は作者の恋愛を基にしてます。


就活というわけではなかったのですが、


とにかく「もうキツイわー」的なことをついつい言ってしまってたら、


「自分だけがキツイと思ってるの?」

「もっと、こっちのことも考えてよ。」

「一緒にいても楽しくない」


という感じの、

まーだから実話みたいなものですな(笑)


ということで読者の皆さんも、

恋人ができて、

仕事などでストレスがたくさんたまっていたとしても、

そういうのを相手にぶちまけないように注意した方がいいと思います。


そういうのが話せる相手=それだけ心を開けるっていう証明


ではあると思うんですけれども、

限度を見誤ると、別れとかにもつながっちゃうのでね。


当たり前だけど、

相手のことを思いやらなきゃダメですよ。


って・・・自分の経験談に近いことなのに、

文章だと簡単にすぐに書けてしまう不思議。

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