修行!
石階段がない神社は風情がないと思うのは自分だけなのかな....
ちょっとしたリアルの話なんですが、仕事先で紅茶を淹れていると紅茶長とか言われました
「紅茶長?w」みたいな感じに聞きました、すると
「ここで働いている中で一番 作者の紅茶がおいしい」との事
よろこんでいいのか...これ?
さてさて、どうでもいい話を置いといて今回は修行です!
~幻想郷 昼前~
桜花視点
慧音と別れ、人里を後にし、だいたい一時間ほどくらいか
慧音が教えてくれた道をのんびり歩いていると、石階段が見えた。
そして、石階段の元に行き、上を見上げる
桜花「やっぱ長いなぁ~...」
結構な段数だった
まぁ、神社へ続く石階段は長いと相場が決まってると勝手な納得をし、黙々と階段を上がる。
~幻想郷 昼前 博麗神社~
石階段を上りきり、まさに神社という光景が目に映る
そして、紅白の巫女姿をし、箒で黙々と掃除をする姿が見える。
自分は、掃除をする巫女に近づいて声をかける
桜花「あの~...」
すると、紅白の巫女は今まで気付いていなかったのか、少し驚いた顔をしたが、すぐに元に戻りこちらを問う
紅白巫女「あなたが、御神桜花さん?男と聞いていたから少し驚いたわ」
桜花「まぁ...ちょっと訳ありで今は女に...それより何故自分の名前を?」
自分のこの問いに紅白の巫女は「紫から聞いた」と答えた
紅白巫女「まったく、あの「ババア」は何を考えているのかしら、どこかもわからない人にここまで一人で来させるなんてなにを...どうしたの?」
自分の焦った顔に気付いたのか、紅白の巫女は「どうしたの?」と問う
だって焦るのも無理はないでしょう?
今、目の前に居る紅白の巫女の後ろにスキマが開いて、無数の目がこちらを見、なんとも言い難いオーラを纏った紫が居るんですもの。
自分は、あえて口では言わず、あなたの後ろと示すように指をさして教える
心の中では「紅白ー!後ろー!」やら「私、紫 今...あなたの後ろに居るの」とか脳裏に浮かんだ
~紅白巫女 お仕置きされ中~
だいたい10分くらいか...紫はスッキリしたと言わんばかりの表情をしており、紅白の巫女に関してはブツブツと呟いていた
それを見た自分は、あぁ...禁句なんだなと察した
っと、そんな事よりも...
桜花「紫さん、ちょっと聞きたい事があるんですが...」
紫「なぁに?」
自分は、まず女体化に関して紫に質問をした
この質問に対し、紫も慧音と同じ事を述べてきた
次に、博麗神社で何をするのかと質問
これに関しては修行としか言わなかった
紫「まぁ、詳しいことはそこの脇巫女に聞きなさい」
紫がそう言うと「誰が脇巫女だ!」と言う言葉が聞こえた
どうやら元に戻ったらしい。
紅白巫女「まったく...っと、自己紹介まだしてなかったわね 私は博麗霊夢 よろしくね、桜花さん」
桜花「えぇ、こちらこそ、よろしく」
互いに挨拶をする
そして、そんなやりとりをしている中、紫は何かを思いついたように、自分に言い出してきた
紫「桜花 今日から、あなたが女性の時の名前を考えなさい それと一人称は「私」にすること」
いきなりの注文に自分は、あえて「何故?」と問う
それに対し紫は
紫「綺麗なのにもったいないわ...」
と答える
自分としては別に気にしないので、まぁいいかと、適当に納得?をして名前を考える
一人称に関しては、あまり慣れないが、そのうち慣れるだろうと考えた。(以降、女性時の心理または会話中の一人称を、自分→私
しばらく名前に悩んでいると、どこからともなく腹の音が聞こえる
ギュルルル...
霊夢「あ...ぅ...」
どうやら腹の音の正体は霊夢らしい
そういえば、もうお昼なのをすっかり忘れていた。
紫「とりあえず、ご飯でも食べながら名前を考えるといいわ 後、これを」
紫はスキマから、何やら野菜などの食材が入った袋を私に渡してきた
この行動から察するに私に料理を作れと言うのだろう
桜花「霊夢さん、台所をお借りしてよろしいですか?」
霊夢「いいわよ じゃあ付いて来て」
私は霊夢の後を付いていった
~幻想郷 昼中 霊夢宅内~
私は霊夢に台所に案内してもらい、昼食の準備をしていた
紫からもらった食材を取り出し、卵焼きやほうれん草のおひたしに味噌汁など、和風な料理を作った
それから10分くらい。
昼食の準備を終え、霊夢と紫の居る食卓へと料理を運び、食卓に料理を並べる
私の料理に対し、二人は「すこく...和風です...」と言っていた
あれ?もしかして洋風がよかったのかな...
そして三人で食卓を囲み、いただきますと挨拶をして、私が作った料理を食べ始める
霊夢「なにこの旨さ...これなら毎日料理を作ってもらおうかしら...」
紫「藍にも見習わせたいわね...」
二人の言葉から察するに美味しかったのだろうか...
自分で私の料理を食べても旨いなんて言える訳ないですし...ね
それから楽しく会話しながら食事をした。
昼食を食べ終わり、私は台所で洗物をしていた
料理の方は好評だったらしく
霊夢曰く「毎日お願い」紫曰く「修行終えたら私の家に住みなさい」との事
洗物を済ませ、霊夢と紫の居る部屋へと戻る
お茶を飲みながらゆったりとしていると、霊夢が思いついたように言う
霊夢「春葉...」
紫「え?」
霊夢「いや...桜花さんの名前を考えてて、ふと思いついたから 個人的には、今の名前が桜花、つまり〈さくらはな〉なら、桜は春に咲く葉、だから春葉ってのはどうかな...と」
桜花「春葉ですか...いいですね 気に入りました」
紫「じゃあ、これからよろしくね 春葉♪」
私は「はい」と答えた
こうして、女性の時の名前、御神春葉が出来たのだ
霊夢「じゃあ名前も決まったし、ご飯も食べたし、そろそろ修行をやりますか」
霊夢の一言に、私と霊夢と紫は庭へと出た
~幻想郷 昼後 博麗神社~
昼食を終え、名前が決まり、いよいよ修行を開始するために庭へと出た、私と霊夢と紫
まずはどんなことをするのか
少しワクワクしていた
霊夢「まずは飛ぶとこからかしら」
どうやらまずは飛ぶ事からするらしい
一体どうやるのか...そんな事を考えていると、何やら少し困った顔で「うーん」と考え込んでいた
春葉「どうしたんですか?」
霊夢「私の能力は「そらを飛べる程度の能力」だから、こう...なんて言ったらいいのかが...」
つまり、能力のおかげで空を飛んでいる為、実際のとこどうやって飛べばいいのかがわからない
と言う事なのであろう。
それを聞いた私は困った顔をして、霊夢もどうしようかという顔をしてた
悩んでいたとこに一つの声が響く
?「おーい!霊夢ぅー!!」
私はこの声が空からとわかったので空を見上げる
すると、箒に乗って現れ正に魔女!と言わんばかりの少女が空からやってきた
この少女の出現により、霊夢は
霊夢「魔理沙!いいとこに来たわ!」
どうやらこの少女は、魔理沙というらしい
私は紫に耳打ちするように静かな声で「誰?」と聞く
すると紫は
紫「盗人 見習いの人間の魔法使い」
と答えた
魔女ではないが魔法使いという予想はだいたいしていた
盗人はスルーしよう...うん
そして、魔理沙と言う少女は私に気付いたのか
魔理沙「誰なんだぜ?」
と言う
語尾に「ぜ」か珍しいな...じゃなくて!
私は魔理沙に自己紹介をした
春葉「私は、御神春葉です よろしくです魔理沙さん♪」
魔理沙「私は霧雨魔理沙さまだぜ よろしくな春葉!」
互いの自己紹介を終える
そして、互いの紹介を終えたのを確認した後、霊夢は魔理沙に「少し付き合いなさい」と言う
当然、魔理沙は「何をだぜ?」と答える。
~脇巫女 白黒に説明中~
霊夢が魔理沙に説明してる間、紫は
紫「白黒が来たなら大丈夫ね...春葉 私は家に帰るわ また会いましょう」
と言ってスキマに消えていった
そうこうしてるうちに説明は終わったらしく、これから飛び方の説明するわよと霊夢が言う
霊夢「まず私の場合はさっきも言ったとおりだから...で、魔理沙の場合なんだけど...これは言わば形ね 実際はその箒は空を飛ぶのに必要ではないの、ただ形をとるためのものにしかすぎない」
霊夢が言うには、魔理沙の箒は何の魔法アイテムでもなく、ただ空を飛ぶための形取りらしい
これに対し、私は問う
春葉「つまり、イメージをすればいいのですか?」
霊夢「そうね...それに近いかもしれないわ とりあえず飛ぶきっかけをイメージしてみて」
自分は頭の中でイメージをする
「翼」をイメージする
すると、そのイメージに答えたのか春葉の背中に白い翼がバサァッ!と音をたてるように現れた
それを見ていた霊夢と魔理沙は驚いた顔をして春葉を黙ってみていた。
そして、宙に浮かび
白い翼を動かし、空中での移動を試みる
思いのほか簡単で空中での移動は容易い事だった
霊夢「まさか...もう自在に飛べるようになるなんてね...」
魔理沙「まったくだぜ...」
上昇、降下、この二つもいとも簡単に出来るようになった
イメージさえ出来れば簡単なものだった
霊夢「これなら弾幕も簡単ね 弾幕も基本はイメージよ」
どうやら弾幕もイメージらしい
霊夢「そうねぇ...あの岩に弾幕の弾をイメージして放ってみなさい」
私は霊夢に言われたとおりに岩に手をかざし、イメージをする
弾幕の弾の数から速度、威力に大きさなどもイメージした
すると、春葉のかざした手先に紅と蒼の弾幕が20程
ものすごい速さで飛び、岩にあたり岩が粉砕する
霊&魔「.....」
春葉「おぉ~」
これまた簡単に出来たので自分でも「おぉ~」と言ってしまう
それから、弾の大きさから速度、威力に判定などをいろいろと試した
これらも簡単に出来た
そんなこんなでいろいろと一人テンション上がりながらいろんなことを試していると
霊夢「これで空を飛ぶ事と弾幕は教えたわね...じゃあ次に、スペルカードを用いた弾幕ごっこをやってみせるから春葉は見てて、魔理沙」
魔理沙「いつでもいいぜ」
魔理沙の返事が試合開始の合図かのように、霊夢と魔理沙は互いに空中に浮かび弾幕を張る
その弾幕はとても美しく、魅せるようなものだった
次第に二人の弾幕は激しくなり、一枚のカードを手に取り、互いに名前のようなものを叫ぶように言う
「霊符「夢想封印」!」
「恋符「マスタースパーク」!」
必殺といったところかお互い通常とは違った別の美しさをもった弾幕?を張る
二人の弾幕を見ている事、約1時間
二人は「あー疲れた〈ぜ〉」と言いながら戻ってきた
私は戻ってきた二人にお茶を渡す
春葉「お疲れ様二人とも」
ありがとうと言って受け取る霊夢と魔理沙
そして、お茶を啜りながら霊夢は言う
霊夢「これがスペルカードを用いた弾幕ごっこよ 見ててわかったと思うけどスペルカードは必殺技みたいなものよ」
どうやら思っていたことは合っていたみたいで、スペルカードは必殺と言う事がわかった
その後、魔理沙は「疲れたから帰る、また明日くるぜ!」と言って、自宅へと帰っていった
私と霊夢は、しばらくお世話になるため寝室など、掃除当番などを決めた
え?料理当番?それなら私が毎日作ることになりました!
そしてその晩、私は晩飯も終え、入浴もすまし、これから眠る場所にてスペルカードの作成へととりかかった。
どうでしたか~?今回はキャラ同士の会話が多いですかも...
最後の方は少し、作者に限界が来て、適当になってしまっています...
ごめんなさい!
スペルカードは次に書きます!
ではでは!次回で!