戦闘 前 「リメイク」
戦闘を行う前の会話回みたいなもんです~
次回が戦闘回となります
~幻想郷 どこかの森~
桜花視点
桜花「ここが...幻想郷」
自分は先ほどまで
守矢神社に居たはずだ。
だが今では、紫のスキマを通って
出てきた場所は森。
太陽の光が微かだが差し込んでいる。
それほどまでに木が多く
どことなく嫌な空気が流れていた。
さて...幻想郷...なのかな
幻想郷と言う確信がない中
自分はどうしたものか...と考えていると
紫「ようこそ幻想郷へ」
と、言いながら自分の前にスキマを開いて出てくる紫。
どうやらここが幻想郷で合ってるらしい
紫本人が言うのだからね。
桜花「で...紫さん」
紫「何かしら?」
桜花「自分はこれからどうしたら...?」
幻想郷に来たはいいが
何も目的なしに生きろとか言われると辛いでしかない。
自分はとりあえず、どうしたらいいか
紫に聞いてみた。
紫は手に持っていた扇子を口に当て
ん~...と考えている。
そしてしばらくして
紫は思いついたように言う。
紫「博麗神社に行きなさい」
桜花「博麗神社?」
紫「そうよ、まずはそこまで一人で行きなさい」
え?一人で...?
いやいやいや...どこかもわからない場所に居るのに
いきなり特定の場所に行けと...
空を飛べたり出来れば別だけど
生憎、自分は空を飛ぶなんて事は出来ない。
桜花「えっと...紫さん...どこかもわからないのにいきなり特定の場所に行けと申されましても...」
紫「あ~うん...いろいろと飛ばしすぎたわね」
桜花「え?」
紫「とりあえず...桜花、あなたを試させてもらうわ」
俺を試す?何を?
紫「今から桜花には博麗神社に行ってもらうのだけど、博麗神社までの道などの全て...いえ、とりあえず幻想郷の一部を知りなさい」
幻想郷の一部...ねぇ。
紫が言うには
自分に幻想郷の一部を知れとの事。
そして博麗神社には一人で行き
博麗神社までの道も全て一人で知れとの事。
ハハッ...鬼畜。
とは言っても...どっちみち
いつかは知らないといけないし...
まぁいいか。
マイナスに考えても無駄だし
とりあえず自分はポジティブに行く事にした。
桜花「ふぅ...それじゃ、博麗神社でまた会いましょう紫さん」
紫「えぇ、待ってるわよ」
紫は待ってると言って
スキマを開いて姿を消した。
さて...行くとしますかね。
自分は、博麗神社へと
合ってるかわからない道を歩んでいく。
次回は 戦闘 後 「リメイク」です~