紅霧異変 終章 前
はいー皆さん!桜花こと作者です!
えーっとですね、紅霧異変が終わり次第、おまけを書こうかとおもいます
内容はですね
1 紅霧異変でのちょっとした解説
2 主人公の新たな設定
以上のものをおまけに書きます...え?恋愛はいつ出るんだよ...って?
おまけが終わり次第書きますよ?(震え声
べ 別に忘れてたとか、そんなんじゃないんだからね!?
今回は、おぜう様です、カリスマです、幼女←ここ大事 です
~紅魔館 紅の部屋~
ドアを開け、部屋に入るとそこは、紅い部屋だった。
そんな部屋の窓際にポツンと立つ幼女の姿がある
幼女はクルリと回り、こちらを向く
幼女は少しピンクの服を着、紅いリボンが付いた帽子に、背中に羽が生えている。
吸血鬼なのだろうと考えていると
幼女は衝撃的な一言を放つ。
?「お久しぶりね、義兄様」
今なんと...?義兄様?
ここに来てから、俺はいろいろと思い出した
俺は紅魔館で生まれ、まだ幼い頃に外の世界へと送られた
そして、自分は人間ではないと言う事も...。
だが、これらを思い出しただけで、目の前に居る子の事は思い出せない...
と言うより知らないの方が正しいかもしれない。
俺は、目の前の子に質問をする
桜花「義兄様?俺に妹なんて居ないはずだが」
俺の質問に対し、幼女は
?「義兄様が外の世界へ行ってしまった後に出来たから、知らなくて当然だわ」
話から察するに、俺が外の世界へと行った後、なんらかの事があって、義理の妹が出来た
その妹が目の前の子。
?「でも、こうして会うのは初めて...だから...初めまして義兄様、私はレミリア・スカーレットよ」
レミリアと言う名の妹が名乗る
妹が名乗ったんだからな、こっちも名乗らないと
俺はレミリアに名前を言う。
だが、レミリアは俺の名前を聞いた後に一言言う
「違う」と
何が違うのか、俺はレミリアに聞いた。
レミリア「義兄様のその名前は外の世界で暮らす為の偽りの名、本当の名前はアリシア・スカーレット」
その名前を聞いた瞬間、全てを思い出した感じだった
幼き頃に、父に母に、家事や体術などを教わった事、外の世界へと行く前に父が俺にしたこと
それは、記憶の封印と力の封印。
力の封印はだいたいわかる
だが、記憶の封印に関しては謎である。
何故、記憶を封印したのか...恐らくだが、主に力に関する事を封印したかったのだと思う。
レミリア「その姿からもうわかってると思うけど、義兄様は私と同じ吸血鬼 だけど義兄様はかなり希少な吸血鬼でね、人に近い吸血鬼つまりは半妖と言えば正しいかしら」
レミリアは続けて俺の事を語る
レミリア「義兄様はさっきも言った通り、人間に近いから体の成長も早いわ、本来なら私より少し大きめのはずなんだけどね」
と。
自分が人間ではないのは重々承知している。
だが、今までの俺は、人間であった
なら今も...もう少しだけ人間で居させてもらう。
自分は今の姿を、元に戻す為、意識を集中した
髪の色は蒼に、目も鮮やかになり、翼も白に
「今まで」の自分に戻る。
元に戻った自分を見て、レミリアは
レミリア「そんなに「偽りの姿」でいたいの?」
と自分に聞く。
対し自分は
桜花「記憶がまだ完全に戻った訳じゃないからね、戻るその日までは、このままで居たい」
人ではなく化け物とわかった時から、どこか...自分が人間ではないと言う事を認めたくなかった
少し変わった人だと、そう思って自分は今まで生きてきた。
それが突然、あなたは化け物ですと言われて、そうですかと、簡単に納得出来るものじゃない
だけど自分は見た。
人ではない自分を...
それでもだ。
なら、自分が納得するまで本当の自分を偽る
それらを決めるのは自分自身なのだから...。
レミリアは、自分の答えに対し「決めるのは義兄様だしね」と言う
レミリアも同じ考えなのだろう。
さてと、自分の本当の事はここらでやめさせてもらおう...
それに、ここに来たのは自分を思い出す為じゃない
紅霧を消し去ってもらうためだ。
自分はレミリアに紅霧を消すように頼む
するとレミリアは条件を出してきた。
レミリア「弾幕ごっこをしましょう、義兄様が勝てば霧は消してあげる けど、義兄様が負けた時は...紅魔館に住んでもらうわ」
とレミリアは言う
自分が勝てば、紅霧は消してくれるらしい
そして、負ければ紅魔館に住む。
自分からすれば特にデメリットはない...
こうも都合よく条件だされると疑ってしまう。
レミリアは自分の顔を見て察したのか、さらに条件を加えてくる
追加された条件は、私が勝っても霧は消してあげる、とのこと。
何を考えているのかまったくわからない...
ここで悩んでも仕方ないと自分は切り替え、弾幕ごっこを受ける事にした。
弾幕ごっこをするにあたって、紅魔館の中でやるわけにはいかない
自分はレミリアに外に行くことを提案し、レミリアも了承してくれたので、紅魔館の外へと向かった。
~幻想郷 紅霧発生中~
外に出ると紅魔館まで来たときより、見通しがよくなっていた。
そこにレミリアが「弾幕ごっこするのだから霧を薄めたわ」とのこと
どうやら紅霧を少し治めたらしい。
それでも空は、紅に染まり、紅の月が浮かぶ
自分は、レミリアの方を向くとレミリアも空を見上げていた
レミリアは空を見上げたまましゃべる。
レミリア「こんなにも月が紅いから...楽しい夜になりそうね」
楽しい夜...ね
楽しい夜より長い夜になりそうだと思う自分。
さて...始めるとしますか...
自分は腰に付けている蒼空紅刀に手を添え、戦闘態勢をとる
それにつれ、レミリアも翼を広げ、戦闘態勢に入る。
そして...
楽しい夜と長い夜が始まる
レミリアがよく喋ってるなぁ...
むむぅ...
今回はここまで!次回は戦闘回です