表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/57

異変が起こる前のちょっとした御話

どもー!作者こと桜花です♪


にしても暑いですね~...台風とかなんとかで雨が降り止んだ後の蒸暑さ...

まぁ、降り続ければ涼しいですがね。


それよりも蚊がマジでむかつくんですけどー!

私の血を吸っていいのはおぜう様だけですしおすし!


と...適当な話はこれくらいで...


今回はちょっとした異変が起こる前の御話となっております~

~幻想郷 昼後 博麗神社~


桜花視点


空は洗濯物を干すには快適の晴れ具合

そんな空の下で自分、御神桜花は現在、「物を生成する程度の能力」で実験中でございます。


自分は、生成能力で生成した刀を手にし、目の前の稽古用の的(やられ役君)に刀を振るっているとこです

刀の刃が的に当たると、刃はガキィン!と音をたて折れる。


桜花「ッ!...やっぱり即席適度の耐久しか持たないか...」


生成能力で生成した武器は、やはり即席な物でしかないのか、耐久が低く、簡単に折れたり壊れたりする。


あまり触れないでおきたかったが、幻想郷に来たときに持ち込んだ刀は、実は形見であり、あまり汚したくない物である

ちなみに形見の刀は、切れ味はよく耐久も申し分ない程のものである。


本来なら使うべきなのであろうが、先ほども言ったとおり、あの刀は形見


その為、生成能力で同じ耐久と切れ味を持った刀を生成しようとするが、どれも即席でしか持たないものだった。


~一時間後~


かれこれ生成能力を使い続けて1時間くらい経った


少し疲れたので、休憩でもしよかと考えていると目の前にスキマが開き、正面からガバッ!と紫に抱きつかれる


紫「久しぶりね~桜花♪」


紫は自分に抱きつきながら「元気にしてた?」と付け加えて聞いてくる


桜花「久しぶりです 紫さん」


自分も挨拶を返す


挨拶を交わした後、自分は紫に「今日はどうしたのですか?」と聞く

すると紫は「これを渡しに」とスキマから一本の刀を桜花に差し出す。


差し出された刀は、蒼の柄に花びらのような模様が描かれた鞘に収まっている

自分は「抜いてみても?」と紫に問う

それに対し紫は「いいわよ」と答える。


自分は、鞘からゆっくりと刀を抜く

鞘から抜いた刀の刃は透き通るような輝く紅に染まっていた

これを見た時、自分は自分自身に似ていると思った。


桜花「これは...」


紫「幻想郷でも珍しい刀でね 妖刀と言ったところかしら」


確かに今まで見てきた刀とは全然違う

見た目もあるが、何より刀から感じるものが違う。


自分は、刀を鞘に納め、紫に問う

この刀は一体なんなのかと。


紫は自分の質問に詳しく教えてくれた



ある一匹の妖怪が居た

その妖怪は少し変わっており、刀を作ると言う変わった妖怪だった


紫はその妖怪と知り合いだったらしい


そして、その妖怪が作る刀は、そこらへんで見れるものとは違い

刃の出来栄えが並外れのものだった

切れ味も耐久も、非の打ち所がまったくないほど、刀を作る妖怪はすごかった


しかしある日突然、刀を作る妖怪は姿を消す

そして、その妖怪が刀を作っていた場所に一本の刀と置手紙らしきものがあった


手紙の内容は

「間違った使い方をしない、正しい使い方をする者が刀を求め現れたなら、この刀をその者に渡してくれ」とだけ描かれていた


それ以来、刀を作る妖怪の姿は見ず、今に至る


桜花「それで...この刀を自分に?」


紫「そうよ 今の桜花は刀を求める者だし、あなたなら間違った使い方はしないと信じてるから」


桜花「ありがとうございます ところでこの刀の名前は?」


紫「手紙にも書いてなかったし、見たとこ名前らしきものすら無いからわからないわ」


どうやら刀には名前がないらしい

せっかくだし名前を付けよう


ならどんな名前がいいだろうか?

蒼い鞘に収まった紅い刃


ここはシンプルに蒼空紅刀と名付けよう


意味は「蒼い空は時に紅く染まってしまう だが紅い空が晴れる時、そこには蒼い空がある」


自分は、刀に名付けた名前と意味を紫に教える

紫も気に入ったみたいで「いいわね」と言っている。


それからしばらく、紫と二人で最近何をしていたかとか、日常な事を話し合っていると

突如 空は紅に染まる


桜花「紅の空...」


自分はそう言ってから紫の方に顔を向けると

紫は真面目な顔をして扇子を口に当て何かを真剣に考える顔をしていた


そんな時、霊夢がやってきた


霊夢「あっ居た居たって...紫 アンタ来てたのなら声くらいかけなさいよ...」


紫「あら、ごめんなさいね...それよりも霊夢」


紫は霊夢に何かを問うような感じに名前を呼ぶ

それに対し、霊夢は「異変ね」と答え「はぁ~めんどくさいわね」と付け加えて言う。


自分は霊夢に、何故にめんどくさいのかを聞いてみた

すると


紫「霊夢は幻想郷に起こる異変を解決する者、つまりは異変解決者ね」


と紫が説明する


桜花「異変が起こる度に霊夢が一人で解決しているのか?」


自分の質問に対し霊夢は「魔理沙もいるわよ」と言う


ふむ...ここは世話になっているし、これは勝手な思い込みだが自分も幻想郷に住む者の一人として異変解決を手伝うか...


自分は霊夢に異変解決を手伝わせてもらえないかと聞く

自分の申し出に対し霊夢は「本当!?」と何故か喜んでいた。


そこに紫が


紫「今の桜花は恐ろしく強くなっているから霊夢の負担も減るだろうし...私からもお願いするわ」


桜花「わかりました」


紫「あと、今後もし、また異変が起こればお願いしてもいいかしら?」


どうやら自分も異変解決者の一人となったらしい

自分は紫に「もちろん」と答える


霊夢「じゃあ決まりね」


霊夢がそう言うと、紫は「お願いね」と言いスキマへと消える

自分は紫から受け取った蒼空紅刀を横に付け

霊夢と空に飛び異変解決の為、捜索を始めた


う~ん...なんか急かし感が出てる気がする...そんでもって会話が多い...


と とりあえず!今回はこれで終わりです!


重要なのは桜花が刀を手に入れるだけです...

個人的には異変への繋ぎみたいな感じです


んー...難しいです...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ