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【青空の龍】
そのまま、【青空の龍】本部に連れていかれ、大きな客間に通されたアルベール。
ガチャ
扉が開く。
「初めまして、青空の龍で総帥をしているアンソニー・ゴードンだ。」
白髪のおじさんが口を開く。
「本当にありがとう。アルベール。
君のお陰で若い芽が救われたよ。」
デュークが笑顔で口を開く。
「そりゃ~どうも。」
(俺は早く帰りたいんだよ!!
救ったけど、俺は救われない!!
この世は無慈悲ー。)
「本当にありがとう。少ないかもしれないが受け取ってくれ。」
そういうと白髪の男性は封筒を差し出した。
(まぁ、金だろうな。受け取っておこう。
お金は大事。マジで大事。)
「ありがとうございます。素直に頂きます。
では、俺はこれで……」
立ち上がろうとするアルベールを、
「待て待て。そんな急ぐな。」
ニコッと微笑みながら総帥は口を開いて止める。
「君は、もう勇者パーティーじゃないんだろう?
ウチに入らないか?」
「そりゃ、また急に……」
「君も知ってるだろ?ウチの事情を。」
(事情?…………アルバスの事か……
アルバス亡き後、入れ違いで勢いをつけてきたのが俺達、【黄金の輝き】だったもんな~)
「まぁ……ほどほどに。」
「どうかね?」
「遠慮しときます。
今は、1人で居たい気分なので。」
アルベールは【青空の龍】の本部を後にした。




