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追放された男、最狂にて  作者: 新仁友成
第一部 第1章 勧誘
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ソフィアと遭遇

無事素材を売りギルドを後にしたアルベールは都内の図書館に向かっていた。


入り口の扉を開けようとした時に

「やぁ、アル 久しぶり!」

国内大手クラン【太道の虎】第3部隊に所属している剣士のソフィアから声を掛けられる。


アルベールとソフィアはこれまで図書館で頻繁に顔を会わせており面識がある。


年はソフィアが25歳でアルベールの7つ上。

元々ソフィアは、アルベールの事を軽薄な男。と評していたが、図書館での真面目に調べものをしている姿に興味を持ち【黄金の輝き】の配信を繰り返し視聴していた。



前回のSランクパーティー合同討伐でも役割が違うが同じ前衛として一定の距離を保ちながら観察した。

そもそもディフェンダーとして魔物の注意を受けながら術を発動出来る点。

術の発動速度と幾つ物の細かく小さな魔法を同時詠唱出来る点。

さらに、注視しないと気がつかないくらい魔法を唱える際に出来る魔方陣が小さく早く消滅している点に気が付いた。



そこからのソフィアは第3部隊の会議では「【黄金の輝き】のエースはノルンでもティラでもなくアルベール!」と口にしていた。


無論、リーダーのレインを始めとした隊員は信じていない。

ノルン、ティラに勝るエースアタッカーがアルベールなわけがないと…………



「ソフィアか、久しぶりだな」


「うん。また錬金術?歴史?」


「あぁ、まぁ…………そうだな」


「大丈夫?」


「ん?……ノルンなら大丈夫だぞ?」


(何か元気がない……?いつもなら、

「うぃ~ ソフィ~ア~ 今日もセクシーだね~」

って軽口を叩くはずにのに……)


「悪い……急いでるから……」


少しバツが悪そうにその場を後にしようとしたアルベールに


「アッ……」


吐息漏れに近い言葉しか出てこなかった。





本音を言えばもう少し、もう少しだけ

アルベールと話をしたかったソフィアにアルベールは背を向けた。

sideソフィア

図書館から出て外のベンチで休んでいるとアルベールが図書館に向かっているのが見えた。


(あっ!アルベールだ!久しぶりにお話したいなー)


そう想い、私は急いで図書館に向かい、

ちょうど入り口の扉に手をかけたアルベールに声を掛ける事が出来た。


(あれ……私何かしたかな?…………

何か思ったより冷たい……)





(冷たいというか、元気がない…………

やっぱりノルン君の事かな……

私で良ければ話くらいなら聞くよ?)



アルベールから予想外の反応され、終止戸惑うソフィアにアルベールは足早に話を切り上げ図書館の中に入っていった。




(あっ、駄目だ。…………声が出ない。)




図書館からの帰り道

(私、余計な事しちゃったよね…………)



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