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追放された男、最狂にて  作者: 新仁友成
第一部 第5章 新顔
36/44

【桃色の獅子】

ロムのコメント

・強すぎだろ!!

・3人ともやべーwww

・後ろにもっとヤバいのが控えてるww


「アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️」


「オラリャァァァ!!!」


「アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️」


クロムが加入してから約1ヶ月【桃色の獅子】は92Fを攻略しすっかりSランクパーティーとしての地位を確立していた。



◇◇◇◇◇◇◇◇

92Fフロアボス 白蛇

強烈な麻痺属性の白い蛇を難なく退けた【桃色の獅子】。

死骸と言うなの貴重な素材、魔石を回収し収納バッグに入れた。


「ふぅー。今日も良い運動したね♪」

ルシェラ。


「そうだな♪」

シルフィード。


「はい。お姉様♥️」

クロム。


「やっぱ3人だと早いね」

アルベール。


「アル君の強化魔法のおかげだけどね♪」

ルシェラ。


「まぁ、それもあるけど3人のポテンシャルが凄いと思うよ!!あれ、ルシェラさん、武器が…」

アルベール。


「そうなの、もう変えた方が良いよね?」

ルシェラ。


「じゃあ、また作ってやるよ!ウチも新しいのを作ろうと思ってたんだ!」

シルフィード。


「じゃあさ。俺に作らせてよ!!折角だしさ、クロムには武器をプレゼントしたけど2人にはまだだしさ、どうかな?」

アルベール。


「いいの?」

ルシェラ。


「ウチは欲しい!アルの武器!!」

シルフィード。


「なら、プレゼントするよっ!!」


「「やったー!!」」


◇◇◇◇◇◇◇◇

カンッ!カンッ!カンッカンッカンッカンッ!

カンッカンッカンッカンッ!

(取って置きをプレゼントするぞ!!)

カンッカンッ!

カンッカンッカンッカンッ!


アルフレッド工房で最愛の嫁2人の武器を一所懸命に作るアルベール。


「ルシェラさん!シルフィー!!」


「出来たの?」


「うん。」


「「見せて見せて♪」」


「先ずはルシェラさんっ!ルシェラさんにはこれ。」

そう言って新しいグローブを渡した。


「俺やクロム同様に殴った分だけ相手の寿命を奪うから!」


「えっ!?何それ!凄いっ!!」

驚くルシェラ。


「なぁなぁウチのもか!」

シルフィード。


「もち、ろん♪それぞれ名前が有るんだがルシェラさんのは【砕堕鬼】(くだき)、シルフィードのは【潰無死】(つぶし)って言うから。」


「うん。」

「わかった。」




◇◇◇◇◇◇◇◇

93Fフロアボス 白狼。

黒い瘴気を扱う額に一本の凛々しい角が生えてる白色の狼。

瘴気を吸うと魔法が放て無くなる。これが白狼の一番厄介な所であり、ジャバウォック擁する【太道の虎】第1部隊が二の足を踏む要因なのだ。


「よし、ここでバフ一式掛け直すから。」

アルベール。


「「うん。」」

「はい♥️」


「瘴気を吸ったら吸ったで物理攻撃で攻め落とそう。」

アルベール。


「「わかった。」」

「はい♥️」


ワオォォォンンンン!!

ドンドンドン!!

アルベール達を視界に捉えた白狼が遠吠えから突進してきた。


「魔力強化!!」(マジックアップ)

「大きな盾!!」(ビッグシールド)

ドンッ!

アルベールが盾で白狼の突進を受ける。



「綻び申せ!」


夜天(やてん)!!」

クロムが持つ剣のソードの部分に黒紫色の魔力を纏う。


「ハァァァ!!」


天月斬(てんげつざん)!!」

クロムがソードに纏った黒紫色の魔力を斬撃の様に白狼目掛けて飛ばす。



「オラリャァァァ!!」

シルフィードも負けじと白狼の右前脚を攻撃。


「ハァァァ!!」

ルシェラも左後脚を攻撃。


「アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️アル様♥️」

クロムが白狼の右後ろ方向から切り刻む。


白狼も負けじと黒い瘴気を自由自在に操り攻撃をしてくる。


だが、【桃色の獅子】には彼女が居る。

そう。アルベールの魔改造により一切の魔法を捨てて冒険者として何段階も成長したルシェラ・グランデ。

元受付嬢の彼女だが、アルベールお手製の呪具により魔力を物理的な力に変えている。


白狼にとって最悪の相性だろう。

どれだけ近場で瘴気を吸った所で彼女が行うのは通常業務。何も変わらない。ひたすらに魔物を殴って殴って殴って終わる。


ルシェラが白狼の懐に入り込んで攻撃。

「アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️アル君♥️」



倒れ込む白狼。


「よしっ!!」

シルフィードがガッツポーズをして喜ぶ。

「お姉様素敵ですわ~♥️」

クロムもルシェラに近づき歓喜している。

「ありがとう。」

ルシェラ。


ロムのコメント

・勇者誕生!!

・勇者おめっ!!

・いやいや93Fでしょ!?ココは?

・そうだよww

・実際、ルシェラもヤバいけど他2人もヤバいww

・勇者パーティーおめでとう!

・アルベールのプロデュース能力よ!!

・アルベールが何かしたん?

・呪具を授けて物理特化にしたらしい

・www



◇◇◇◇◇◇◇◇

「このまま94も攻略しちゃお?」

アルベール。


「ねぇ、94Fって毒蛙でしょ?」

シルフィード。


「そうだよ。毒の沼地で毒蛙との決闘ー。」

アルベール。


「アル君どう思う?」

ルシェラ。


「いや、余裕だと思うよ。てか、蛙は俺がやる。その方が安全だから。だからシルフィードとクロムは解毒魔法の準備だけしといて、一応身代わり付与はするけどさ。」


「わかった。」

「はい♥️」


「ルシェラさんは俺になんか有った時の為に転移石だけ準備しといて。」


「…」


「ルシェラさん!!大丈夫だから。何もないから。アイツと俺は相性がバッチリだから異常事態じゃ無い限りは余裕、余裕。」


「…うん。」


◇◇◇◇◇◇◇◇

94Fフロアボス 紫蛙

毒の沼地での決闘。

辺り一面が毒で覆われているこのステージは如何に毒を処理するか。


悪魔の様な翼が生えた紫色の毒蛙を目掛けて歩いていく。毒の沼地も気にする事なく毒蛙目掛けて歩く。


ロムのコメント

・いよいよか

・アルベールの安心感www

・それなww

・負けるイメージが湧かないwww


ゲゴォゲゴォ!!

アルベールに気付いて翼をパタパタしながら興奮する毒蛙。自身が設立したクランを追われるはめになった魔物が目の前に居る。


「そんなに、死にてぇーのかよ!?」

アルベール。


ペポ!

毒の塊を口から吐き出す。

ペチャ

全身に毒を受けるアルベール。

(いてーな!!《痛いな》このヤロウ!何倍にもして返してやるからな。覚えとけ!)


「裁きの時は今っ!」

ゲコゲコ

ゲココココゲゲ

「ヒャハハハハハ!!」

毒蛙は苦しそうに暴れている。

ゲココココゲゲ

「ヒャハハハハハ!!」

「良いじゃねーか!!もっと踊れよ!!」

「ヒャハハハハハ!!」

「もっともっと苦しそうにしろよっ!!」

ゲコゲコ

ゲココココゲゲ

ドンッ!ドンッ!バンッバンッ!

ゲココココゲゲ

バンッ!バンッ!

毒蛙は苦しそうに暴れている。

「ヒャハハハハハ!!」

「踊れ踊れ!!!」

ゲココココゲゲ

ゲコゲコ

ドンッ!バンッバンッドンッ!

バンッドンッ!バンッバンッドンッ!

ゲココココゲゲ

(そろそろ終いだな)

「【苦苦苦苦】(くくにがく)」


「お前のせいでパーティーを追われたんだ。これくらいいいだろ?」


ロムのコメント

・この安心感www

・勇者パーティー 更新おめ!

・おめ!!

・俺達は何を観せられてるんだ??

・人間様による魔物の拷問ww

・前人未到 おめ!!


◇◇◇◇◇◇◇◇

ダンジョン出入口には大勢の人が押し寄せていた。

(またこの感じかー。)

アルベール。


「おめでとう。」

「勇者パーティー!!」

「勇者っ!勇者っ!勇者っ!」


94F攻略で街中がお祭り騒ぎだった!!


「アルベールッ!!」

右斜め前方から【太道の虎】第3部隊リーダーのレインが声を掛けてきた。

「ん?」


ギロッと睨むアルベール親衛隊の3人。

「すまない、ちょっとたげ時間を貰えないか?」


(うぅーわ~最悪。なんだよ、堅物リーダーシップ強め女!!!!)

「いや、ないな~

ごめんよ~べいべ~。」

(ダリー。マジ無理無理無理。)


「そこを、頼む。」

頭を下げるレイン。


アルベールは深くため息をし親衛隊3人の顔を見ると3人ともコクンと頷く。

「じゃあ、そこのコーヒーいいか?」


「勿論だ。」


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