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追放された男、最狂にて  作者: 新仁友成
第一部 第3章 工房戦
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夜の攻防

クロムと死の秘境を満喫?したアルベールはクロムと別れ、冒険者ギルドに来ていた。


「あっ!ルシェラさ~ん!」


「アル君っ!どうしたの?」


「さっき、クロムに作った武器を渡せたのでその報告とアルフレッド工房を紹介してくれたお礼に来ました。」


「あら、わざわざありがとねっ」


「いえいえ、じゃあまた!」


「あっ!ちょっと待って」


「どうしました?」


「アル君、今晩空いてる?」


「はい。特に予定はありませんが。」


「なっ、なら、またご飯でも、どう…かな?」


「はい…………ご迷惑じゃなければ。」


「じゃあ私、今日は17時で上がりだからアル君さえ良ければ一緒に帰らない?」


「はい。別に大丈夫ですよ。待ってますね。」






「お待たせー。」


「そんなに、待ってませんよ(笑)」

時間は17:20。


「ごめんね。駆け込みで混んじゃって……」


「気にしてないので大丈夫です。」


「家にある食材だと限りがあるから、

ちょっと買い物していい?」


「えぇ、大丈夫です。でも、何を作る予定ですか?」



「まだ、決めてないの?」

「アル君が食べたい物を作りたいな~って」

上目遣いで見つめるルシェラ。


(ルシェラさん。その角度はヤバい…)

(落ちちゃうよ~。俺落ちま~す。)


「う~ん。何が良いですかね?」

(昼が昼だったから、そんなに減ってないんだよな)


「無難に鍋とか……?」


「お鍋ね。いいわねー。」

「うん。お鍋にしようか!?」

「出汁を2種類、準備してさ!?」


「あっ!良いですね!」









「やっぱ、ルシェラさんの料理は美味しいです!」

ムシャムシャ

ムシャムシャ

「ありがとう。うれしっ!」



「アル君っ!お酒は?」

(逃げ場を失くす作戦開始ー!!)


「今、飲んだら寝ちゃいそうだし……大丈夫です。」


「なっなら!泊まっていけば!?」


「いやいやいや、それは…不味いっ!!」


「何が不味いの? 不味くない。不味くない。」

「それに、お風呂も沸いたしー♪♪」

上機嫌なルシェラ。


(いつの間にっ!)

(なら…仕方ないか?)

「じゃあ、お言葉に甘えて…」

流されながら泊まる決意をするアルベール。




「アル君っ、先お風呂いいよ?」


「はいっ!わかりました。」


体を洗い、扉が見える様に湯船に浸かるアルベール。扉に人影が…………


ガチャ


(えっ…………)

(嘘でしょ!?嘘でしょ!?)



そこにはバスタオルも巻かない全裸のルシェラが居た。


「ッ!…」


目を逸らすアルベール。


「見てっ!」逸らさないでっ!!!!!!

私を見てっ!」



「……」



「アル君も、立って」


アルベールが立つと体も洗わずにルシェラが湯船に入りアルベールを抱き締めた。



「私ね、アル君の事が好きっ!!うんうん、これは愛だと思う。」

「アル君の冒険している時はカッコいいって思うんだけど、弱ってる所を見ると守ってあげたくなるの!」


「全部が愛おしいの。」


「私じゃダメ…かな?」

上目遣いのルシェラ。


「えっ!」

「それは……その、そっそういう事!?」



「うん。アル君、前言ってたよね?自分の弱い所を昔よりも受け入れられて、今は泣けるって!そこに、私も一緒に居させてください。」



「もし、ねアル君が泣きたくなったらこの胸で幾らでも泣いていいから!?」

言いながら自分の胸をアルベールの顔を優しく押し付けた。



「あっ!ごめんね。少し汗かいちゃってた」



「めちゃくちゃ、美味しいよっ!」



「……もう……アル君の馬鹿。」

顔を真っ赤にし、俯くルシェラ。


「でも、事実だからしょうがないじゃん(笑)」


2人は優しく抱き合いアルベールはルシェラの頭を優しく撫でた。


「アル君…」


「ルシェラさん。」


チュッ

2人の唇が重なった。




その後、2人は寝室のベッドの上に居た。


「……あっ!あの~ルシェラさん……」

「俺…………初めてなんだけど……」



「……大丈夫よ……私もだから……」

「お揃いだね♥️」

「でも、……アル君の……初めて貰えて嬉しい。」




その後

グイッ


ルシェラの肩を引き寄せ右手で腕枕をするアルベール。


アルベールの右手とルシェラの左手が繋がる。


ギュー


アルベールが突然、力強くルシェラを抱き締めた。

「これされると、愛されてるって感じがして嬉しくない?」


「…うん。嬉しいっ!…」


「ルシェラさんもやってよ…」


ギュー


「ハハハ、想像以上に嬉しいね!」


「ね!」





「アル君、もっと遊んでると思ってた。」


「いやいや~。俺モテないし」

(ハハハ。悲しい……)


「…そういう…お店とかは?」


「ないよ。だって往還の輝き時代はみんなで住んでたから、それに俺はティラ達に嫌われてたから。」

「それで、そんな所に行ったら、もう……ね…」



「……そっか……」

(本当にムカつく!あの馬鹿女共!!)

(アル君になんて事を!!!!!)

「でも、今はあの娘達に感謝しないと♪アル君とお揃い♥️」


「うん。お揃いだね。でも、俺で良かったの?普通、ノルン狙いでしょ?(笑)」



「私はずっとアル君しか見てなかったよ!」


「アル君だけだった…アル君だけが……」


「アル君…覚えてる?冒険者として待ってるって?」


「うん。覚えてるよ。今でも待ってるもん。」


「ッ…」

(嬉しい!覚えてくれてて、今でも待ってくれてたの?)



「あの言葉に私、救われたんだ。だからね、俺で良かった?とか2度と言わないでもう2度と自分を卑下したり、私が好きになった人を侮辱しないで…………」

ギュー ギュー


さらにキツく抱き付くルシェラ。


「ごめんね。そんな、積もりじゃなかったんだけど…」



「大丈夫。わかってるから。私はこの手を2度と離さないないからね♥️」



「うん。なんか、ありがとう。」

ギュー ギュー


キツく抱き返したアルベール。





「明日は仕事?」

アルベールが聞く。


「休み。だから一緒にシルフィーの所に行こう!」


「シルフィー?なんでまた?」


「もう、アル君。気付いてるんでしょ!?」


「まぁ…何となく……気まずくなるな…」



「ん?」

「あっ!そっか!アル君には言ってなかったんだよね?」

「私とシルフィーはアル君のお嫁さんにしてもらうって話は着いてるよ。」

「ちなみに、私が第1婦人なんだ~」



「…それでいいの?2人は?」


「うん。私は嬉しい!!」

「だから、シルフィーもよろしくね♪」


「わかった。」


もうちょい戦闘書けばよかった… トホホ

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