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追放された男、最狂にて  作者: 新仁友成
第一部 第2章 滝登り
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狂愛者 クロム・レストレンジ

翌朝、朝飯兼昼御飯を食べに行く為に宿のロビーに行くと、【青空の龍】第1部隊所属のクロム・レストレンジがアルベールを向かいに来ていた。


「アルベール様~♥️」


「えっ!?」


「お待ちしておりました~わ~♥️」


「えっえっ!俺を?」

(誰!?誰!?何!何!何!

後、何か俺みたいなドクロをいっぱい着けてる。)



「あっ、失礼しました。

私の名前はクロム・レストレンジです。

好きな男性はアルベール様……です。」

さっきの勢いが消え、頬赤くしハニカミながら自己紹介をするクロム。



「えっ!あっ!うん。

ありがとう……?」


クロムが着ているコートから【青空の龍】の冒険者だとわかるアルベール。



「あの……昨日の件は断りましたけど……

後、よく宿がわかりましたね?」

自然と敬語が出るアルベール。



「昨日の件?

あっウチのクランに勧誘された件ですか?」


「うん。そうそう……」


「知ってます。デュークさんから聞いております。あっ!後、宿に関しては昨日、アルベール様の後を着けましたわ~♥️」


(スッスッスートキングッ!!…………

普通にヤバくね……)


「なななら、何を待ってたの?」


「私がお待ちしてたのはアルベール様です~わ~♥️」


(会話が出来ない系女子かな?)



「あっ失礼しました。

早とちりをしました。」

ペコリ お辞儀をするクロム。


「私はアルベール様の事を愛してます。

寝ても覚めても頭の中がアルベール様でいっぱいなんです」

少し早口なクロム。



「だから……そ、その…………旦那様として……お、お迎えに上がりました♥️」

ハニカミながら口を開くクロム。



「えっ!?」

(いや~…………どうしよう……)


「その、クロムさん?は何処に住んでるんですか?」

また、敬語になるアルベール。


「クロムで良いですわ。それと度々、敬語ですけど敬語も不要です~わ♥️

私はクラン本部に隣接している住居スペースです! ヘヘヘッヘヘヘ ヘヘヘッヘヘヘヘヘヘッヘヘヘ ヘヘヘッヘヘヘ

これからは私とアルベール様の愛の巣です~わ♥️」



(いやいやいやいやいや、

クランの住居スペースってヤバくね!?)


(住めるの?そもそも、俺住めるの?そこに!)


(あっ!違う違う違う違ーーう!!

青空の龍の奴ら全員に丸聞こえだよね!?)





(どーしよ、ホント…………

でも、悪い気はしないんだけど……少し怖いといか……)


「あっあのさ…………俺、飯食いたいんだよね~

話ならまた今度で」


「それなら私もご一緒させてください。

もう私、憧れの憧れのアルベール様を拝めるという事で朝御飯6杯しか食べてませんの♥️」

段々、ハニカミながらモジモジして口を開くクロム。



(6杯っ!6杯も食べてきたの!!

大食いなのかな?

でも、こういうのは口にしない方がいいよな~)


「じゃ、じゃあ……行こうか…………」










昼御飯を食べ終え宿に戻る帰路。


(あぁ~食った食った!

それにしてもこの娘…………すげぇー食べる。

ラーメン屋に行こうとしたら腕を引っ張られてバイキングに連れて、皿の上の食材を90分で空にするし……)



「ハァァァ……

至福ですわ~♥️」



(会計?勿論、俺だよ!!

まぁでもバイキングだから食べた料ほどのお金はかからないけど…………

こういう時って、この娘が奢るじゃないの?

別にケチとかじゃなくてさ、そう思わない?)


(何か「神の飯ですわ~♥️。いつもより箸が進みますわ~♥️」とか言ってずっと食べてた。)


(新手の詐欺か何か、なのかな?)








その後、アルベールとクロムは宿に戻り、錬金術で物を生成しているアルベールの隣にクロムは陣取り昼御飯よりも有意義な一時を味わった。








その後、

宿のしかも、同室に泊まると言い出したクロムをアルベールは説得し【青空の龍】の本部兼屋敷まで送りベッドに倒れる。




(中々のパンチのある娘だったな…………

でも、楽しかったな……フフフフ)



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