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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
9.お・そ・ろ・い

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4.ごにんで?


「あ☆」


 何故か、エスカレーター方向が気になった香夜さん。


 自分のいる階に上がってきた、見知った顔に手を振りました。


「姉様♪」


 手を振り返しながら、4人に合流しようしていた汰世さんの足が止まります。


「…ねえ」


「「「「なーにー」」」」


「……どうして、4人はお揃いなの?」


「「「「「何で、ひとりだけ違う服なの??」」」」


「………ほえ?!」


----------


「汰世ちゃーん」


 亜夜さんは、自分の両手を腰に当てました。


「ここは空気を読んで、同じ服を着ないとだよ?」


 その隣に並ぶ那世さん。


 真似をして、同じ様な姿勢で構えます。


「そうだよ。汰世っち」


「だってタぁは、その服持ってないし」


「でもそれは、言い訳にならない」


「え?!」


「なんと佐世っちは、同じ服をついさっき買いました☆」


「…うそぉ」


----------


「サぁ?」


 汰世さんの視線が、紗世さんに移動します。


「ホントに!?」


「まあ── ついさっき買ったと言うのは、嘘ではないですね」


 那世さんは、得意げに胸を張りました。


「ほら」


 その背中を香夜さんが、右手の人差し指で突付きます。


「えーとぉ、那世姉様」


「何?」


「もう、この辺でお止めになった方が宜しいのでは??」


「???」


「このままだと── 大惨事になりますよ????」


 指摘されてた那世さんは、汰世さんが涙目寸前な事に気が付きました。


「ごめん。僕が調子に乗りすぎました!」


「。。。」


「だから汰世っち、ここで号泣するのは止めて!?」


----------


「…ならぁ」


 両側から腕を絡められた汰世さん、左の香夜さんの顔を見ます。


「意図した<お揃い>は、アぁとカぁだけじゃん」


「はい」


 右側で腕を絡めていた紗世さんは、軽く頷きました。


「ですね。私も那世さんも、この服を着ていたのは たまたまですから」


 3人の後を歩いていた那世さんが、右の人差し指で汰世さんの背中を突付きます。


「どうせなら、この奇跡な偶然なお揃いを拡大しない?」


「タぁにもサぁみたいに、いま直ぐ同じ服を買えって言ってる?」


「制服以外での、5人のお揃いって貴重じゃん!」


「ナぁがお金を出してくれるなら、買ってもいいけど?? だってタぁ、デート貧乏だし♪」


「…ノロケ? それとも自慢??」


「今のナぁは、タぁからのこれぐらいの反撃は 甘受すべき♪♪」


「……う゛」

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