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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
6.<あの子>の名前は?

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7.本当?


「という事で──」


 陸木はベンチから立ち上がった。


「…この後、汰世さんと本題の話がしたいんだけど?」


 那世が右手を上げて、自分の口を隠す。


「え?! なに!? 今から、ココで告白しちゃう?」


「それはしないかな。こう言うのは、当事者だけで行うものだと思うし」


 さっきから自分を見て固まっている汰世に、陸木は顔を向けた。


「君も、そう思うよね?」


 汰世がその言葉に、細かく何回も頷く。


----------


「良いなぁ…」


 離れた場所に見える、花壇前のベンチ。


 那世は、隣り合ってそこに座り、会話を始めたふたりを見ていた。


「─ 羨ましいかも」


「あと…なんか悔しさもあるよねぇ」


 同じ様に横に立って見ていた亜夜が、那世の隣から離れる。


「大丈夫なんでしょうか…」


 佐世は、ベンチの隣に座る香夜に顔を向けた。


「─ 汰世姉さまが、あの男の人と付き合って ですか?」


 香夜の背後に立った亜夜。


 その頭の上に顎を乗せながら下の香夜に確認した。


「あれって、本当だと思う?」


「見分けの話ですか??」


 いつの間にか亜夜の隣に移動した那世も、その真似をして佐世の頭に顎を付ける。


「ちょっと、試してみたくない。佐世っち?」


「それってなんか、嫌がらせ みたいじゃないですかぁ」


「何言ってるのぉ。僕達の大事な汰世っちを任せる人には、それなりの試練を乗り越えてもらわないといけないじゃん!」


「─ 物は、言い様ですねぇ」

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