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5.いずれか?
(どうやって、<あの子>の名前を確認しよう)
昼休み。
悩みが振り出しに戻った陸木は、中庭のベンチでへたり込んでいた。
少し向こうでは、<五つ子>の2人がじゃれ合っている。
(僕の<あの子>は── いないな)
安心した様な、残念な様な気持ちで なんとなく眺める陸木。
その2人に、ひとりの女子が近づいた。
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「香夜さんに用事あるんだけど?」
「「私に何のご用でしょう。桔葉さん??」」
「いつからあの子は、ふたりに増えた訳??」
「僕が、本物の香夜でーす」
「あの子は、<僕っ娘>じゃないし。あんたは那世」
「でー アーさんは亜夜」
「うん。知ってる」
「良かった☆」
「ところ、偽物のおふたりさん。本物はどこにいるのかな?」
「「今は、あなたの後ろ♪」」
「え?!」
「はい桔葉さん、香夜はここにます。何かご用ですか?」
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(<あの子>じゃないあの3人が── 亜夜と香夜と那世!)
ベンチから立ち上がる陸木。
考えをまとめるべく、自分の教室方向に歩き出した。
(5引く3で、残りの名前は2!! つまり、<あの子>は佐世か汰世のいずれかな訳だ!!!)




