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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
6.<あの子>の名前は?

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3.告白?


(よし。)


 ある朝。


 目を開けた陸木は、枕に頭を付けたままで決意した。


(告白しよう。<あの子>に!)


 布団を右手で跳ね除け、上半身を起こす。


 ベットを降りるべく伸ばす右脚。


 足の裏に床の感触を感じた瞬間、陸木は固まった。


(名前が判らない相手に…告白?)


----------


(五つ子の<あの子>は…)


 朝食の食卓。


 陸木は、母親が置いた皿に右手を伸ばした。


(─ 当然、その中の双子か三つ子の何れかのひとりだ。)


 手に取ったトーストを、一口かじる。


(双子と三つ子の苗字と名前は判る。が…その中の、どの氏名が<あの子>のなのかが判らない……)


 咀嚼しながら、テーブルのコーヒカップの位置を確認した。


(告白を<あの子>OKしてくれたとして── その後で「ところで君って、名前は何ていうの?」と聞くのは、余りに間抜け過ぎないか?)


 口の中のトーストを飲み込みながら、その持ち手に右手を伸ばす。


(で、「この人、名前も知らない相手に告白したの?」と<あの子>に呆れられた挙げ句、「やはりお付き合い出来ません」と 一大決心した告白が無惨に終わったら、余りに無惨だよな??)


 唇に近づけたカップから、陸木はコーヒーを一口すすった。


(うん。やはり告白する前に、どうにかして<あの子>の名前を確認すべきだ!)

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