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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
5.<おねぃさま>な<おねぃさん>

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25/62

2.3人な双子♪


「「…」」


 お互いが、お互いの次に言葉を待つ。


 その沈黙に陥る佐世さんと<おねぃさん>。


 手を振りながら近づく人物が、そこに声を掛けます。


「佐世ちゃん、おまたせー」


「あ、亜夜さん!」


「!?」


 立ち止まる亜夜さん。


 振りかえって、後ろに続く香夜さんを見ます。


「ねえ。何か、ふーちゃんがいるんだけどぉ」


----------


「お姉様♪」


 走り寄った香夜さんは、文夏さんにハグしました。


「お久しぶりです」


 香夜さんに、先のハグを譲った亜夜さん。


 遅れて、文夏さんに近づきます。


「お正月以来?」


 文夏さんは、自分に抱きつく香夜さんの背中を撫でながら、順に3人の顔を見ました。


「ぬぅ。アタシの双子ちゃんが…何か、ひとり増えてる……」


----------


「─ 文夏お姉様」


 ハグをし終わった香夜さんは、佐世さんの左側に移動し自分の右腕を絡めます。


「紹介しますね。佐世姉様です☆」


 文夏さんは、順番を待って自分にハグしてきた亜夜さんの頭を撫でました。


「ぬ? 春に、ふたりが興奮して電話してきたアレ??」


「そぉ。同級生で私達と同じ容姿な、寒奈家の三つ子ちゃんのひとり」


 亜夜さんの言葉に、香夜さんが頷きます。


「だから、最近は学内では<五つ子>って呼ばれてます♪」


 ハグし終わって、自分から体を離す亜夜さんの顔を見る文夏さん。


 続けて、少し離れたところに立つ、香夜さんと佐世さんの顔を確認します。


「うん。ホントに、そっくりだわ」


----------


「アタシの双子ちゃんが3人♪」


 腕組みする文夏さん。


 隣に立つ亜夜さんが、それを真似します。


「嬉しい?」


「だって、3人な双子ってレアだよね!?」


 ふたりのやり取りに、香夜さんと佐世さんが口を挟みます。 


「あの、文夏お姉様?」


「双子は── ふたりだから双子と言うのでは??」


「…ぬ???」

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