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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
4.<五つ子>のひとりを確保せよ。

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3.その挑戦、受けて立とう!


 私が向かった場所。


 それは、我が校の中庭だ。


 幾つか備え付けなテーブルとベンチがある場所。


 そのひとつが、五つ子の<いつものあそこ>なのだ。


----------


(…5人いない?)


 遠くからでも判る、かしましい集団。


 が、そこにいたのは、3人だけだった。


(……まあ、用事がある那世さえいれば無問題だし)


 気を取り直して、彼女たちの所に向かう私。


 それにひとりが気が付き、他の2人に教えた。


 お互いの顔を寄せあい、何かを話し合う3人。


 いきなり全員が、無言で姿勢を正す。


(………また、私を騙そうとしてるし)


----------


(いつもは、片時も黙っていられない癖に…)


 確かに私は、五つ子を見分けられる。


 が、流石に外見だけでは無理。


 何せ黙ってられるとそっくり過ぎて、誰が誰だかなんて判らない。


(こう言う時だけ結託して無口になるからなぁ……)


 じゃあ、どうやって見分けているのか?


 それは、その言動からだ。


 この5人、容姿は同じだが性格が見事なぐらいに異なる。


 それを利用して、所作と言葉から推理して見分けを行うのだ。


「─ よろしい。その挑戦、受けて立とう!」

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