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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
4.<五つ子>のひとりを確保せよ。

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19/24

1.用事があるんですぅ


「紀暦さぁん」


 今日の、全ての授業が終わった時間帯。


 私はぼちぼち下校しようと、ノタノタと廊下を歩いていた。


 その背中を、背後からの声が呼び止める。


「さがしましたよぉ」


 ほわほわした喋り方。


 明らかに、聞き覚えにある声だ。


「先生、寒奈那世さんに用事があるんですぅ」


 後ろから声を掛けた人物は、うちのクラスの担任さん。


 仕方なく、その場に立ち止まる私。


「…先生」


「はい?」


 振り返って、声優声の主を見た。


「今、何て呼び止めました??」


「あなたは、紀暦桔葉さんだから、『紀暦さん』って呼びましたぁ」


「つまり私が── 寒奈那世じゃないって、判ってるんですよね?」


「そんな事、当然に知ってますぅ」


 何故か、自慢げな口調の担任さん。


 色々と私は、精神的な疲れを感じ始める。


「えーとですね、先生」


「何でしょう?」


「那世に用事があるのなら── 直接、本人の所に行かれては?」


 担任さんは、自分の下唇を噛んだ。


「どうして、そんな意地悪を言うんですかぁ」

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