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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
3.ね、え、さ、ま?!

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3.お茶をしに!


「えーとぉ…」


 この姉妹喧嘩な空気を変えるべく、わたくしは提案してみました。

 

「姉様方? 何処かでお茶でもどうでしょう??」


 大きく頷く、那世姉様。


「じゃあ、いつものお店に行こううか???」

 

 同意を求められた汰世姉様は、わたくしの後ろに隠れます。


「ナぁなんか…嫌いだ……」


「ほんと、僕が悪かったって!」


---------- 


「ふたりの分は、全部僕が奢るから」


 意を決した那世姉様の発言。


 わたくしの後ろで、汰世姉様が呟きます。


「…ナぁ、ホント?」


「ホ、ン、ト!」


「……じゃあ………行ってあげる」


----------


「じゃあ、お茶をしに出発!」


 機嫌を直した汰世姉様。


 いつものお店に向かって、真っ先に歩き出します。


 その後ろに続こうとする那世姉様の左腕を、わたくしは引きました。


「2人分奢るなんて、大丈夫ですか?」


 歩みを止めた那世姉様が、わたくしを見ます。


「合計で3人分っの支払いって…それなりの金額だよね……」


 一向に歩き出さないふたりに汰世姉様が振り返りました。


「ふたりとも、何してるのぉ?」


 那世姉様が、汰世姉様に向かって軽く手を振ります。


「…あの店で一番安い飲み物って何だっけ?」


----------


「汰世っちが何を頼むか次第では…」


 先を歩く汰世姉様の背中を見ながら、那世姉様は呟きました。 


「僕は── 何も頼む余地が、ないかもだね」


 情けない表情を浮かべる那世姉様。


 左側に回って、わたくしは耳打ちしました。


「わたくしの分は、自分で払いますよ?」


「え?!」


「だからご馳走は、汰世姉様にだけしてあげてください☆」


「…ありがとう、香夜っちぃ」

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