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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
2.ガールズ・ミーツ・ガールズ

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13/16

8.各個撃破♪


「今日アーさんたちは、目出度くも後天的な五つ子になった訳だから── 」


 亜夜さんが、右手の人差し指を立てて自分の唇を軽く叩きます。


「…そのメリットを活かそうか?」


 真似ていた亜夜さんは、自分の唇を叩く指を止めました。


 「??」


 やはり真似していた汰世さん。


 唇を叩くのを止た指を、亜夜さんの方に向けます。


「あ。『民主主義だから、多数派でタぁ達の<正論>を聞けー!』って言うんだ」


「正解☆」


「確かに、<破壊力って何?>派が3人になったもんね」


「そう♪」


 那世さんは、右の人差し指の腹を自分の鼻先に当てました。


「でも僕たちは── 2対1で勝ててないよ?」


----------


「だから…」


 鼻先を、当てていた指で軽く突付き始める那世さん。


「─ 3対2でも、勝てる気がしない」


 那世さんを真似て、指を自分の鼻に当ていた亜夜さん。


 さっそく、その動作も真似ます。


「じゃあ、各個撃破しよう♪」


「え?!」


「まずは、佐世ちゃん攻略だね☆」


----------


「長女な佐世ちゃんは── 」


 亜夜さんは、自分の鼻の先を突付いていた指を止めました。 


「同じ三つ子の妹なふたりだから、上手くあしらえてると思うんだよねぇ」


 やはりふたりの真似をして、自分の鼻の先を指で突付いていた汰世さん。


 その指を、亜夜さんに向けます。


「…よそ様の双子なアぁに<正論>を言われたら、タぁ達が相手の時みたいには押し切れない?」


「た・ぶ・ん♪」


 続いて那世さんも、自分の指を亜夜さんに向けました。


「香夜っちも同じ理屈で、他家の三つ子な僕と汰世っちの<正論>は無下にはできない??」


「佐世ちゃんを撃破した後で香夜ちゃんに当たれば、<破壊力>派と<破壊力って何?>派の戦力比は4対1だし☆」


----------


「でも──」


 汰世さんは、自分の頬を右の人差し指で突付き始めました。


「…全く眼鏡を掛けてあげないのは、カぁとサぁが可哀想かも」


 那世さんも、汰世さんを真似て自分の頬を指で突付き始めます。


「うーん」


 ふたりの真似をして自分の頬を突付いていた亜夜さんは、指を止めました。


「じゃあ。『入学式までは付き合うけど、普通の学生生活では伊達眼鏡なんかしないからね!?』と言うのはどう?」


 自分の頬を突付いていた、汰世さんと那世さんの指も止まります。


「─ それぐらいの妥協は」


「── 仕方ないかぁ」


----------


「…佐世姉様」


「……香夜さん」


 各個撃破された香夜さんと佐世さん。


 ハグし合ってお互いを慰めます。


 亜夜さんと汰世さんと那世さんは、ハイタッチで勝利を祝いました。


「「「やったね☆」」」」



--- End of the Episode ---

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