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双子と三つ子の五つ子な日々♪  作者: 紀之介
2.ガールズ・ミーツ・ガールズ

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11/16

6.分裂!?


「─ やっとみつけた」


 上りのエスカレータから降りるや否や、目指す人物に向かって早足で歩き出す那世さん。


 その後に、佐世さんが続きます。


「── 汰世さん。迷子になる才能がある人は、ひとりでウロウロしないでください」


 ふたりに気付いて、目指す人物の前に立つ2つの背中が振り返りました。


 同じ制服姿で、同じ顔で同じ眼鏡を掛けた自分達と同じ容姿な3人が、那世さんと佐世さんに向き合います。


「え゛、汰世っち?!」


「ど、…どうして、3人に分裂してるんですか!?」」


 驚きで足が止まるふたり。


 それに気がついた汰世さんは、自分の方から駆け寄ります。


「サぁ、ナぁ」


----------


「アーさんは、双子の姉で味菜亜夜」」


「わたくしは、妹の香夜です」


「私は寒奈佐世。三つ子の長女です」


「タぁさんは、次女で汰世」


「で、僕が三女の那世」


 双子と三つ子が、互いに自己紹介した後。


 腕組みした那世さんが、双子ふたりに挟まれて立つ汰世さんの顔を見比べます。


「しかし双子さん。ホント汰世っちとそっくりだね」


 真似して腕を組む亜夜さん。


 その視線は、自分の妹の顔から佐世さんと那世さんの顔に移動しました。


「それを言うなら、佐世ちゃんも那世ちゃんも、香夜ちゃんにそっくりだから☆」


----------


「三つ子さんは…」


 手すりに手をおいた香夜さんは、ショッピングセンターの吹き抜けに設置されたからくり時計を見下ろしました。


「─ この後、どうされます?」


 香夜さんの左右から、汰世さんと佐世さんが同じ様に時計を眺めます。


「別れ難いですわねぇ」


「でもぉ…このセンターも、見て回りたいしぃ……」


 3人の後ろで、亜夜さんは呟きました。


「5人で回ればいいじゃん♪」


 亜夜さんに、那世さんが軽くグータッチします。


「それ、名案♫」


 時間になり、時報代わりに始まる からくり時計のギミックショー。


 それが終わったタイミングで、背後でじゃれ始めたふたりに向かって3人が振り返ります。


「「「さんせー☆」」」

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