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お願いと代償

少し説明が多い回となっております。

 そして私の主張が迷走し始めたとき、神様が話し始めた。


『貴女の望みはぁ、永遠と魂が浄化されずぅ、永遠とそのままの魂を次の(からだ)に転生させることでぇ、良いのですかぁ?』


「はい!」


『貴女の望みを叶えるにはぁ、代償が必要ですぅ。その代償によってはぁ、生きづらくなると思いますがぁ、よろしいですかぁ?』


「はい! 死ななければ大丈夫です!」


(代償がなんでも生きていれば何とかなるでしょう……多分)


『ではぁ、貴女に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生、【固有(ユニーク)技能(スキル)】不滅精神 を与えますぅ。この代償は今から提示するものの中からぁ、貴女が選んで下さいぃ』


 神様からそう言われた瞬間、急に半透明の四角い画面が現れた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【名 前】―

【種 族】― 【年 齢】― 【魂の質】D

【異 能】―

【筋 力】D(200/10000)

【体 力】D(200/10000)

【感 覚】C(100/100000)

【敏 捷】D(100/1000)

【耐久力】D(100/1000)

【魔 力】G(0/10)

【器用さ】D(300/10000)

【知 力】C(5000/100000)

【精神力】C(5000/100000)

【EXP】15692

固有(ユニーク)技能(スキル)】―

技 能(スキル)】言語理解:日本語Ⅲ 英語Ⅰ 算術Ⅲ 料理Ⅱ 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「えっ、何これ?」


『これはぁ、貴女のステータス画面ですぅ。この……』


 神様のステータス画面についての説明と質疑応答の要約をすると、【名 前】【種 族】【年 齢】については、まぁ、なんとなくわかるとして……。



・【魂の質】は所謂、才能である。魂の質がGだと【EXP】が1日1ポイント、Fだと2ポイント、Eだと3ポイント~というように【魂の質】のランクごとに毎日振り分けられる【EXP】が違い、ステータスの【筋 力】から【精神力】まで、【EXP】のポイントを割り振ることができる。


 そして【魂の質】は【筋 力】から【精神力】のG~SSSのランクの平均値である。


 【筋 力】から【精神力】のランクをG=1、F=2、E=3、~SSS=10と数字で表したとき、平均値に小数点があっても全て切り捨てられた値が【魂の質】のランクとなる。


 平均値が1.999……でも【魂の質】は1=Gとなる。しかし、平均値が2.0を上回っても【魂の質】がすぐにFになるわけではなく、何かしら『試練』なるものを乗り越えないと【魂の質】はランクが上がらない。


・【EXP】は経験値である。

 

 【魂の質】のランクにより毎日振り分けられるポイントの量が変わる。そしてポイントの取得方法は、ただ日々を過ごすことだけでなく、他にもあるらしい。()()()()世界では任意に【筋 力】から【精神力】の項目にポイントを割り振ることはできなかったが、任意に割り振ることのできる世界もあるらしい。


・【異 能】は【魂の質】が上がったときに発現することがあるらしい。しない場合もあると……。



・【筋 力】そのまま筋力。力の強さの様な力。

・【体 力】そのまま体力。長距離走で疲れにくくなる様な力。

・【感 覚】視覚、聴覚、味覚、聴覚、触覚などの五感、果てには謎の感覚が芽生えたり、鋭くなったりする力。

・【敏 捷】体の動きが速くなる。反応速度にも関係する力。

・【耐久力】怪我を負いにくくなる力。

・【魔 力】魔法を扱う根源的な力。

・【器用さ】身体や魔法などを扱う上での精密さ、器用さに関する力。

・【知 力】()()()物事を覚えたり考えたりする力。

・【精神力】外的な精神汚染や洗脳に対抗する力。図太さ。



 この【筋力】~【精神力】は基礎能力値といわれ、それぞれ【EXP】のポイントを振ってランクを上げて成長させることができる。各ランクの成長に必要なポイントは、


G→F:10ポイント

F→E:100ポイント

E→D:1000ポイント

D→C:1万ポイント

C→B:10万ポイント

B→A:100万ポイント

A→S:1000万ポイント

S→SS:1億ポイント

SS→SSS:10憶ポイント

SSS:∞


となっている。


・【固有(ユニーク)技能(スキル)】は特殊能力ともいわれている.


 【技 能(スキル)】と違い後天的に発現することは稀で、通常では考えられないような力があったり独特過ぎて返って使いどころに困る様なことがあったりと、能力が千差万別で【固有(ユニーク)技能(スキル)】があることが必ずしも生きる上でアドバンテージになるわけではない。


・【技 (スキル)】は魂が浄化されず記憶、人格や自我などが引き継がれた場合は先天的に身についていることがあるが、基本的に後天的に努力して身に着けていくものである。


 この【技 能(スキル)】のランクはⅠ~Ⅴまであり、Ⅰは初心者、Ⅱは中級者、Ⅲは上級者、Ⅳは達人、Ⅴは超越者、のような感じらしい。Ⅰ~Ⅳは()()、生き物の範疇らしいが、Ⅴは完全に化け物みたいなものらしい。


・これから転生したとき、このステータス画面を見たいときは、「ステータス」と念じれば頭の中にステータスの情報が浮かぶらしい。


 と、まぁ、ステータス画面の内容の説明でした。



『貴女は【固有(ユニーク)技能(スキル)】の代償をぉ、今から提示するものから2つ選んで下さいぃ。』


そこで神様から提示されたものは、


1.【筋 力】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


2.【体 力】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


3.【感 覚】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


4.【敏 捷】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


5.【耐久力】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


6.【魔 力】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


7.【器用さ】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


8.【知 力】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


9.【精神力】を代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


10.【筋 力】【体 力】【感 覚】【敏 捷】【耐久力】【魔 力】【器用さ】【知 力】【精神力】に割り振られた経験値(ポイント)全てと【EXP】の余り経験値(ポイント)全てを代償に【固有(ユニーク)技能(スキル)】無限転生 か 不滅精神 どちらか一方を取得する。


 と、いうものだった。


 1.~10.の内、私はどれを代償とするのか、かなり悩んだ。


 そもそも代償についての説明の前にステータス画面の説明を神様がしてきた時点で、代償がそれに関するものであるのは当たり前であった。


 しかし、つい先ほど丁寧に説明されたから良く分かるが、ステータス画面のどの項目も生きていく上で必要不可欠なものが多い。


―――そして、私は6.と10.を選んだ。


 6.は【魔 力】を代償にするため、これから先、魔法なるものを一切使えなくなる。地球でも私は使えたことがないので、正直よく分からないが【魔 力】ランクGでも生きていけたのでステータスからなくなっても生きていけるのではないだろうか?


 10.は結局のところ、【魂の質】がGにリセットされるということである。

 【知 力】【精神力】もリセットされるため、記憶、人格、自我などの【自分】が消滅してしまうのでは? と思ったが、【固有技能(ユニークスキル)】不滅精神 を先に取得してから 無限転生 を取得することで、私は消滅せずにいることができるみたいである。

 ただ、【知 力】と【精神力】がGランクになることで、今までより思考に時間がかかったり、物覚えが悪くなったり、集中力が低下したりなどするため、慣れないうちは違和感があるかもしれない。


 他のステータスも軒並みGランクになってしまうので、違和感どころではないかもしれない……


拙作を読んで頂き、ありがとうございます!


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