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Letzte Waage  作者: Mica
第2章
8/31

Seen:アイ


-夢-


ショーウィンドウで真っ白に輝く純白のドレス見たの。

すごくキラキラしていていつか私も着たいと思ったわ。

女の子の憧れね。

それは今でも変わらないの。

愛する人が隣にいて、私はそれを見つめているの。

その夢が叶ったらきっと私世界で一番幸せになるのね…。


学校に行って勉強をして、ぼんやりと漠然としていた私の未来。

大人になるのは遠いようで近い未来になってきている。


私たくさん笑ったの。

泣いたり怒ったりたくさんしたわ。

きっともう貴方の知らない私になってしまっているわ。

もうお互い知らないことだらけだね。

秘密もたくさんできてしまった。


楽しい時や悲しい時、私の側にねいつも音が溢れていたの。

不思議よね…寂しくても落ち着くの。

音がずっ鳴ってるの 出てくるわ。

幼い私ならきっと何も感じなかったと思うわ。

この気持ちを音に出したい。

でもピアノとかは弾けないの。

私の気持ちに合う音色…

私を表現してくれる音色…

きっとどんな私も綺麗な音で奏でてくれるでしょう。

どうか私の気持ちを音に乗せて大切なあなたに届きますように…。"flute"

知識がないのはあなたに失礼ね。

私あなたと一緒に音が出せるように音楽の学校に行くわ。




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