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Letzte Waage  作者: Mica
第2章
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LetzteWaage

Seen:エヴィー


-LetztWaage-


ようこそLetztWaageへ。


と、お出迎えするのは生身の人間ではございません。

私共がお出迎えするもの、世にも醜悪な魂をもった死人でございます。

たまに生きている人間が入りこんでしまうことがあるのですが…。

ご安心ください。

1階から3階は普通のホテルとして機能しております。

ですが…

それより上の階に進まれますと私共ホテルLetztWaageは責任を一切とれませんのでご理解お願いします。


ご機嫌いかがでしょうか、私エヴィーと申します。

"ゼロ"様の為に生を受け一生涯の忠誠を誓っております。

と言いたいのですが、私には生を終える事が許されておりません。

ただ貴方様を誰よりも近くで見守らせていただいております。

俗に言う執事と申しましょうか、いや名前を与えましたからパパになるのでしょうか。

出すぎたこと言い大変失礼しました。


当ホテルLetztWaageのご説明をいたします。

部屋は301号室から無限にご用意しております。魂の数だけゼロ様がお造りになります。

無限ということでよろしいでしょうか。

部屋に入りし魂はもう一度人であった時間をやり直します。

なので部屋のインテリアはその方にあったデザインとなっております。

醜悪な赤黒い魂たちですから…

およそ8割…ゼロ様が狩りに伺います。


貴方の前にホテルLetztWaageがもし現れたら…

是非私共が最大級のおもてなしでお迎えいたします。




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