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Letzte Waage  作者: Mica
第1章
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"ゼロ"

これは僕の生涯の記録。

生まれた時から人とは違う力があり、"ゼロ"という名の生を受けた物語である。


Seen:ゼロ


僕が生まれた時からずっと…僕の側から離れない奴が言う。

貴方には人とは違う"力"があると…

物心がつく前に言われたこの言葉

それは年を重ねる事につれて思い知るんだ

僕には人とは違う"力"があるということを。

そしてそれは僕がこの世に"生"を持って生まれた理由だと知ることになる。

そしてまた一つ、運命という逃れられないものが音を鳴らしながら動き出す。


-誕生日-


僕には誕生日がない。

いや、正確には僕がいつ生まれたのか誰もわからないんだ。

僕の記憶は"5歳"から始まる。

最初の記憶、それは真っ暗で何も見えない世界からただ一つの黒い扉を僕は開けた。

扉から出たあと僕はしばらくただ立っていたのだろう。

何もわからず、何も考えず、ただ初めて見る世界を眺めることしかできなかった。

そんな僕の前に一人の男性がやってくれ。

その男性は自分の名を"エーヴィ"と告げた。

はじめまして"ゼロ様"どうぞよろしくお願いします。

僕の前で跪いて彼は言った。

この時僕は生まれ"ゼロ"だと名前を彼により付けられた。



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