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ニート研究医の日常 EP1 炭酸ガス治療の原理と限界(vs 妊娠線 肉割れ ストレッチマーク)

このエピソードにでてくる治療法について、実際にこの治療法を受けてみたい方は、メッセージボックスよりメールをください。 

姫騎士女医(形成外科)さん「これ。ガス治療で妊娠線・肉割れ再生治療って。これどうなの?」

 猫ねこねっこ(語り部) 姫騎士女医(形成外科)さんはあまねに「ガス治療で妊娠線・肉割れ治療」のある美容クリニックのチラシを見せたのにゃ。チラシには、「妊娠線・肉割れ」の治療をガスを注入して治療する、「皮膚再生に効果が高い」という内容のことが書いてあるにゃ。

あまね(主人公)「待って。読むから。」

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~主人公 査読中~

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あまね(主人公)

「よし、わかった。このガス治療っていうのは、「炭酸ガス治療」のことだね。」

「このチラシが謳っている治療効果の原理っていうのは、「ガスの注入によって皮膚に一時的なダメージを与えることによって、皮膚の再生能力が活性化し、コラーゲンの産生が促進」、っていう部分だ。」

「結局、物理的低侵襲刺激によるコラーゲン増殖、っていうことだね。」


姫騎士女医(形成外科)さん

「つまり、惹起しようとする治療上の因果関係っていうのは、ダーマローラーやフラクショナルレーザーと同じ、ってことね。」

「で、ダーマローラーと比べて効きはどうなのかしら?」

 猫ねこねっこ(語り部)ダーマローラーっていうのは、微小な針がついたローラー状の医療機器にゃ。フラクショナルレーザーは、皮下に貫通するレーザーにゃ。 

あまね(主人公)

「拠って立つ治療原理が、ダーマローラーやフラクショナルレーザーと同じ「物理的低侵襲刺激によるコラーゲン増殖」である以上、炭酸ガス注入が特段にダーマローラーやフラクショナルレーザーより効果が高いということはない。」


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物語り展開中


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結論部展開中


あまね(主人公)「というわけで、妊娠線・肉割れの部分には、物理的低侵襲刺激を与えるだけでは不充分なんだ。その妊娠線・肉割れとなっている部分の瘢痕組織の性質を転換させなければね。」


姫騎士女医(形成外科)さん「で、結局どうすんのよ。」


あまね(主人公)

「というわけで、妊娠線・肉割れの部分に新たな正常コラーゲンを進出・増殖させることができるように、幹細胞再生メディアを導入することだね。」

「補助的に、既存の瘢痕組織の異常タンパクのミスフォールディングを巻き戻すために、GGAをDMSOで処理して適切な濃度で外用液にして使うのがいい。」


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