吸血鬼小説シリーズ参考文献
『黄昏に立つ少年』をはじめとして、本シリーズを執筆するのに参考にした本の一部を紹介します。
本編の内容に触れる部分があるので、読了後にお読みすることをお勧めします。
参考文献
1.種村季弘『吸血鬼幻想』河出文庫 1983
2.ストーカー、ブラム『吸血鬼ドラキュラ』平井呈一訳 創元推理文庫 1971
3.レ・ファニュ、シェリダン 『吸血鬼カーミラ』平井呈一訳 創元推理文庫 1970
4.マクナリー、R・T フロレスク、R 『ドラキュラ伝説』矢野浩三郎訳 角川選書 1978
5.マリニー、ジャン『吸血鬼伝説』中村健一訳 創元社 1994
6.桐生操『吸血鬼 蘇る悪魔の戦慄』にちぶん文庫 1996
7.セイバーハーゲン、フレッド ハート、ジェームズ・V『ブラム・ストーカーズ ドラキュラ』竹生淑子訳 ソニー・マガジンズ 1992
8.1992 BRAM STOKER’S Dracula ブラム・ストーカーズ ドラキュラ(米・コロンビア) フランシス・フォード・コッポラ監督 ゲイリー・オールドマン主演
『黄昏に立つ少年』の執筆で一番活用したのは1です。
第二十一話「八(その三)」で、月島が神父に吸血鬼のことを聞かされたとき、存在を否定するシーンがあります。ここに出てくる知識は、この本をベースに、数冊の本を参考にして書きました。
また、第二十八話「十一(その二)」に出てくる、ダンピールについての説明と基本的な設定は、この本の内容をベースに自分なりにアレンジしています。
2、7、8は、第二話「一(その一)」で直接名前を出しています。
それ以外の本は、直接参考にしなかったものの、執筆途中にめくりながらインスパイアされた本のうち、主なものを上げています。
新本では手に入りにくいものがほとんどですが、アマゾンのマーケットプレイスを確認したところ、どれも手ごろな値段で入手できるものばかりでした。興味のある方は、ご参考まで。
上記以外にも、手元には資料や吸血鬼を扱った小説がたくさんありますが、執筆には直接関係ありませんので割愛しました。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
今後シリーズを執筆する上で参考文献が増えた場合は、その都度更新していきます。