二篇 ミユビシキ
「主よ、一体何処にいらっしゃるのですか―――?」
神の忠実にして心優しき四天使、イスラフィール。そんな彼がある日目を覚ました先は、ビル群の立ち並ぶ見慣れない街だった。
使命を忘れた同胞達と別れ、使い古されたデイパックと一丁の拳銃を手に、地上に堕ちた天使は歩き出す。謎の茶色い怪物に占拠された街の中で、ひたすらに主の姿を求めて―――。
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