第8話 農業村
「やべぇ、めっちゃ眠たい」
イドタン城下町、隣町を1日居たことでいつも以上に疲れが溜まっていた。
寝る間も惜しんで農業村に向かって走っている
もうすぐ日が昇る
随分と距離があるようだ。
先程の道は山に囲まれていてすごく冷え込んでいたが今になるとラドミールから見て左側に湖か何かがあり、もうすぐ奥に行けば橋があり湖を超えることができそうだ
一方右側はまだ山が続いている
イドタンの領域かも分からないので湖を超えることにした
「ここは…農業村か…」
みんなは寝静まっていてシーンとしている
「みんな寝ているのか…?」
コケコッコー!
「にわとり!?」
にわとりのでかい鳴き声が目覚ましがわりなのかみんながぞろぞろと起き始め、村の真ん中に集まり始めた
点呼を行うらしい
というかにわとりを目覚ましにするなんてじぃちゃん(カナネン)からしか聞いたことない
「はいじゃあ呼んでくよー」
と村長らしきものが一人一人名前を呼んだが、もはや呪文のような速さで点呼をしていく
「あれ?1人残ってんな」
「あの〜ラドミールと言います」
「ラドミール…クレシェフか?」
「いや…リェウルです。ラドミール・リェウル」
「リェウル…そうか」
「あの…リェウルとかクレシェフとかわかんないんですけどイドタン王と話をつけていて大陸を1度まとめたくて…協力して欲しいです」
「協力か…なら昨日収穫したこの食材全てワシの前で売れば協力してやろう!」
「任せてください!」
―隣町―
「出来たての…作物!作物要りませんかー?」
「おお!よく来たね…」
「はい!」
―イドタン城下町―
「作物要りませんかー?」
「ここ!買わさせてくれる?」
「はい!」
ラドミールは隣町とイドタン城下町だけで全て売りきったが一瞬に全てをやったのとイドタン王と会ってから休憩していなかったためその場で倒れ込んでいた
「あれ?」
目が覚めると貴族が寝るような場所で寝ていた
「お目覚めになりましたか…」
執事的な人が扉から入ってきて声を掛けてきた
「は…はい?」
「ご説明させて頂きます…」




