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第5話 イドタン王

「イドタン城下町…故郷と比べるとすげぇー賑わってんな…隣町とは比べもんになんないな」


ドン!と何かと衝突した


「あらごめんなさい…」

「あ、こちらこそ…」


年配のおばさんだった

何か不安げな顔をしていたが、今は自分も言ってしまえば不安だ

王との初対面、目的は勇者になるための手続きだ

この大陸は王の了解を得れば誰でも勇者になれる

しかし勇者になったところで下手を打てば、何をされるか分からない。


「ここが城か…」


気が付けば城の前の橋の前に立っていた。

つい最近まで道場で笑い、戦った自分が懐かしく思えた。


「おいそこの少年、城に入ろうとしてんだろ」


城の入口に立っている門番に声をかけられてしまった


「いえ…」

「名前は?」


こいつ人の話聞いてないぞ


「ラドミール・リェウル」

「リェウル家か!?」

「え?うん」

「おーい!開けてくれ!リェウル家がおいでだ!」

「なにー!?リェウル家だって!?」


門の後ろにから人が出てきた。

すぐに城に入れ、検査もなく、王のいる部屋に連れ出された。


「そんな簡単に…」

「それはな…リェウル家を知るやつなんてお前のいた町の人か大陸のやからぐらいしか知らないからな…」

「そうなんですね…」

「早く入れ」

「す…すいません…」


ゆっくりとドアを開けると王がもう席を立っていて、机の前に立っていた


「ラドミール、はじめまして」

「情報網が凄いですね…はじめまして、ラドミール・リェウルです。勇者になる手続きをしてもらう為にこちらに訪れました…」

「カナネンさんはどうしたんだ?」

「あれ?知らないんですか?じぃちゃんなら姿までは見れなかったのですが心臓を刺され殺害されました」

「そ…そうなのか…」

「それで両親のこともそこで知らされて、剣術を修行をしてこちらに…」

「ラドミール…勇者になるには教団に入らなくても勇者になることは可能だ…」

「え?」

「しかしな…やはり君に通わせていた道場の数十倍しんどいと思う」

「え?じぃちゃんが剣術の話したのって…」

「私がカナネンに言わせたんだ…君はやはり魔王を目の前にした時に花開く」

「…」

「この言葉は私が言ったんじゃない…カナネンだ」

「…」

「彼は剣術を習わせることには同意したんだが勇者にさせることは拒否をしていた…しかしラドミール、君のご両親を幼き頃から知っていたからこそ、ずっと見守っていた子が…死んでしまうなんて、自分の死よりも辛いことだったんだ…」

「だったら俺が今から魔王城に…」

「早まるな…カナネンは君を勇者にしてもいいと自分でもわかった時に、両親について話したんだ」

「そうですけど…」

「ここまでは彼も予想がついていたんだ…」

「だけど最後まで保証できなかった…」

「そうだ、やはり子は親に似るな…あの時の2人の顔を思い出すよ…今からあの時間に戻れるなら無理に教団に入れさせていたのかもしれない…」

「僕は教団に入らなくても勇者になります。」

「そうだな…それがいい…2人の血を受け継ぐ者よ…」

「はい!イドタン…エメラルドの運命は僕が守ります!」

「よろしい…この町をぶらついてから隣町にある教団で1日ほど修行をしてから、旅をしなさい…まずはイドタンの協力を得てからですよ。この町で名声を短時間で集めることができるかな?」

「やってみませます!僕の最終目標に辿り着く1歩目ですから!」

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