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第13話 ミレーナ達の過去②

ニミディオ大陸の北部にあるちょっとした町

レンガ造りの家が連なっており防衛意識が強いと有名だ


(ほんとにここにいるのか?)


カナネンは先にこの町でミレーナの調査を行っていた。


『すいません...最近ここで殺人が起きたと聞いたのですが...』

『...ああ...君が知る必要ないよ』


(チビだからってバカにしやがって...)


『あの...』

『今忙しい...君の遊びには付き合えないよ』

『違くて...』


(え?こんな難しいの?街道インタビュー的なやつって...声色変えるか)


『おい』

『おお...どうした小僧』

『ここで起きた殺人について教えろ』

『ああ...えっと〜とりあえず明日家に来てくれるか?』

『ここで済ませろ』

『嫌だね』

『は?』

『わかりましたよ...い...言いますから...』

『はよ』

『現在処刑準備中です』

『な...』

『それでこの準備が終わり次第ミレーナちゃんは処刑されちゃうね』

『何とか止めるとこは出来なんですか!』

『無理を言うな…っていても彼女は殺した訳じゃない。流石に不当だと思った町の人達も動きはあるそうだよ』

『そうですか…じゃあアンタは何してんすか?』

『いや私はこの処刑をそう簡単に止められるとは思わないよ』

『なんでですか?』

『そりゃキネシスェン雪国大陸が計画しているからな』

『…』

『軍事力ならニミディオ大陸にも対抗出来るこの大陸では最初に抑えておきたい大陸なんだ』

『それはどうでもいいとしてミレーナはどこにいるんだ?』

『小屋に閉じ込められてるさ…普通は開けることが不可能だがな』

『聞きたいことはそれだけです』

『ああそう!』


『はい…では』

(イドタン王にも許可と場所を把握してもらった、これで心置き無く暴れられるぜ!)


『待てぇー!カナネンゴラァー!』

『おおリェウル!元気そうだな…早く姉貴分助けに行くぞ』

『いつからミレーナの弟になったんだてめぇー?』

『俺の立派な師匠だからな、てかなんで今日イラついてんだ?』

『ミレーナが殺されそうなんだぜ?お前は危機感をもて!』

『師匠が死ぬ?んなわけw』

『それが起きたらどうする?』

『最悪なケースを考えすぎだ。急ぐに超したことない…早く行くぞ!』

『はいはい』

『お前なぁ?情報聞くのに時間かかったんだぜ?』

『俺だったら一瞬だった!』

『じゃあ小屋の位置聞いてきて?』

『おお任せろ!』

『頼むぜ、俺一応イドタン王に行ったよな?受信した瞬間こっちに来たのか?えぐ』

『すいませーん!誰かぁー?』

『…』

『無理だった』

『だろうな』

『てかお前位置知ってんのかよ』

『イドタン王に伝えるんだから抜けが無いようにするだろ?』

『そんなことした事ねぇーや』

『お前そんなんじゃミレーナに…』

『え?』

『ミ…ミレーナ!?』

『今なんて?』

『いやその…』

『カナネン…いいよ…認める』

『何を?』

『ミレーナ1回黙って』

『カナネン?今度楽しみにしとけよ?』

『心よりお待ちしております』

『それよりなんでミレーナが?…?』

『あら?どこ言っちまったんだ?』

『と…とりあえず小屋行こうぜ?』

『ああ…この先が小屋のはずなんだけど…ここただの飲食店じゃね?』

『んだよ!早く…ギュルルルルル〜』

『食ってから行くか…』

『ちくしょう!』

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