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そのタイトルを禁句にします。  作者: 葉方萌生
第一章 『キラノベ』に現れる不可解なコメント

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◾️2025.2.5 とある高校生男子の通学電車での通話記録



K「え、寝坊? まあそんなことだろうと思ったよ。昨日の晩夜更かしでもしてたのか?」




K「何にハマったって? ごめん、電車の音がうるさくてよく聞こえないや」




K「ああ、夜更かしな。結局何してたのか聞こえねえんだけど。まあいっか。もうすぐテストなのにそんなんで大丈夫かw」




K「そうだな。俺に言われるまでもないよな。お前、頭いいんだし」




K「……? ごめん。また何言ってんのか聞こえねえ」




——ごお、うぎゃぎ、ぎぎ、うう




K「? どうした? 電波が悪いのかな。それとも寝不足でおかしくなっちまったか?」




——はあっ、ふふ、ぎゃぎゃぎゃぐうううう




K「おい、まじで何かあったのか? 今親御さんとかいないんだっけ。家に一人?」




——ゔぁいいいいい、ゔぇ、ゔぇゔぇゔぇゔぇゔぇゔぇ




K「ちょ、梨沙子? 何言ってんだ? おい、おいっ!」




——ツー、ツー、ツー——……




K「切れちまった……。おいおい、本当に何かあったのかよ……。電波立ってないし、単に接続不良か……?」




※Kと「梨沙子」との通話記録はここで途絶えている。


Kと同じ電車に乗っていた人物からは、「Kの通話している最中、電話の向こうからおかしな音——悲鳴とも嗚咽とも表現できない音が聞こえていた。聞くに耐えないので途中からイヤホンをして凌いだ」という証言を得ている。

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