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必見!1ヶ月で6億金貨稼ぐ方法!トロールと呼ばれたNPCである俺はバグって村社会から追放されたが肝臓検査で成り上がる!〜個人的には味噌汁にはなめこ×アサリが最適解だと思う〜。P.S魔王討伐します  作者: 出版社に渾身の力作持ち込むも編集者とやらにズタボロにこき下ろされて精神崩壊し隔離病棟に10年ぶち込まれた俺、しかし夢で練り上げた全力の力作をなろうに載せて大大大逆転する〜いまさら後悔してももう遅いぜ〜


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最低な空間に閉じ込められてしまった時の対処法がある

【地下世界の一室】

「おいラプラスゥ!これはどういうことだあ!!!」

俺はラプラスの安置されている部屋に入り込み全力で怒鳴りつけた。


「25さん、要件が分かりません」

「分かりませんじゃねえ!!どう考えてもおかしいだろうが!なんだあのボスは!!理不尽すぎるだろ!クソゲーか!?パーフェクトプラネットはクソゲーなのか!?」


ついさっきパーフェクトプラネットのゲーム内で回避不能の波動を撃たれて即死してきたところだ、その即死条件は明らかに俺を狙い撃ちしたものだった。

「どのボスに遭遇したのかは分かりかねますが…パーフェクトプラネットのバランス調整は完璧でありあなたの敗因は正当なものです、クソゲーというのならばそれは現実と人生のことですよ」

「じゃあなんだ!?パーフェクトプラネットでは本名は使っては行けませんってことか!?クソが!」

「それはその通りです、ゲーム内でハンドルネームを使うのは常識ですよ」

「てめえ…!最低限それはいいとしてもだ!なんで俺がリスポーンした瞬間牢屋に入れられるんだ?あ?」

「あなたが何か悪いことをしたのでしょう、罰金を払うか刑務作業を行うことでカルマ値が上がれば出られますよ」


俺がやったことと言えば村に爆弾をしかけて爆発させたことくらいだ、プレイヤー1人居ない村だから誰かに迷惑かけた覚えなんてない。

「…コノヤロウ…!!んで刑務作業ってのはありゃなんなんだ!俺はなんで豆を運ぶ作業をしなきゃならねえんだ!!!」

「それはバロランの刑務作業ですね、考案したのは私ではなく管理AIの1つである『ステート』です」


看守に箸を渡されて豆の入った巨大な皿と空のでかい皿しかない部屋に無理やり入れられそれを移す作業を強いられる、手を使えば最初からやり直しだ、しかも問題はその量。


「…20000粒だと…?あれはどんだけかかるんだ」

「あなたの器用さ次第でしょうか、カルマ値1につき100粒、まさか管理人ともあろうものがカンストするほどの悪事を働くとは、地下世界の未来は暗いですね」

「うるせえ!!!!!!!!」

「それで、辞めるんですか?ゲームを投げ出すんですか?」

「こんなクソゲーやってられるか!!」

と、言いたいところなのだがそうはいかない、ラプラスが84に何をしたのかを突き止めるまでは。

「クソが!」

「楽しんでくださいね」

「うるせえ!」

俺はゲームに接続した、こんなゲームに夢中になる人間の気が知れない、普通の人間ならともかく俺や84のような肉体構造の時点で一般人とかけ離れた地下世界の管理人にとっては余計にだ、俺が殺されたようなゲーム性もクソもないキモイボス以外には負けようがないのだから、つまらないゲームだ、用が済んだら直ぐに引退してやる!絶対にだ!


【前線都市バロラン・地下牢】

「よく帰ってきたな!さあ刑務作業の続きをするんだな!」

見知った(見知ってしまった)看守が俺が再接続したのを確認して箸を渡してくる。

「…クソが!」

俺はそれをひったくって豆を移す作業を始めた、管理人として与えられた高精度な肉体操作能力をこんなことに使っていることを今は亡き夜飼研究所のメンバーが知ったらどう思うだろうか。

「俺はちょっとトイレ行ってくるが、お前ら真面目にやっとけよ〜」


看守がどこかに行ったかと思うと隣のヤツが話しかけてきた、一体何をやらかしたのか両手を縛られている、それでは豆を運ぶことすら出来ないだろう、実質終身刑だ。

「おいおい、アホな看守だな…ところであんた、1人だけ量が異次元だな」

「誰だお前は、くだらん用で話しかけるな」

「そういうなよ!あんたにとってもいい話がある、その作業、一瞬で終わらせる方法だ」

そんなものが…?AIの作ったシステムの裏をつける方法があるとは思えないが…賽の河原の石をこそ代わって積んでやるというのならば…。


「俺の気が変わらんうちに聞かせろ」

「そう来なくっちゃな?俺は『(ジャック)』いいか?こういう手順だ…ごにょにょにょ」

「ほう?そんな方法が…わかった、それで行くぞ」




「お〜い、ちゃんとやってっか〜?ん?一人もいねえ?…やべえぞ」





「空の皿を豆に押し付けるだけで出られるとはな!まさかこんなザルなシステムだったとは!『ステート』とかいうAIはとんだ無能らしいな!」

気分が高揚する、クソAI共を出し抜いてやったぞ。

「ははは!約束忘れんなよ大悪党25!また会おうぜ!」


豆の入った皿に手で触れると作業は最初からになる、当然カウントもリセットされるため豆皿の豆を滝のように空の皿に入れても意味がなかった、しかし他人の皿に入れる分には問題なくカウントが進んだのだ、これを利用して俺は豆を販売するという手に出た、俺が持つ大量の豆の山に囚人の皿を押し付けると簡単に奴らの刑務作業が終わる、俺は幾ばくかの金を引き換えに奴らを出してやり、それによって手に入れた金を罰金として払う事で無事釈放された、アイデア代として雀の分も払ってやる羽目になったが、安いものだ。


「さあ待ってろ!『討伐不可能なヤツ』!必ず殺してやる!」

目的が若干すり変わってる気もしたが、ひとまず寄り道するくらいはいいだろうと考え直す、計画を練らなくては、やつを確実に始末する計画を、まずは名前を本名ではなく適当なものに帰るところからだ。

「『2-5(にーご)』とかで良いだろう、さあ殺す、絶対に殺すぞ!討伐不可能なやつ!」

25時、パーフェクトプラネットで

【組織】

『夜飼研究所』ヨルガイケンキュウジョ

地下世界の発展に大いに寄与した集団、詳細は省くが管理人やAI達の生みの親である。

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