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日常で世界を変える(春風編)  作者: mei


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10月15日 海美高校vs聖徳高校(引退試合Ⅸ)

 親と話した感じだと、問題ないと言っていた。あとは、きっちり決めるだけしかない。推薦で行くなら、面接と小論文があるくらい。俺にとっては、やりやすい内容だ。俺以外にも、同じ大学に来る奴はいるのかな?


 ー10月7日ー


 俺 「決めると思うか?」

 加茂「決めるだろうな」


 新田に聞こうと思っていたら、横から加茂が割って入ってくるかたちとなった。


 新田「たしかに、決めるだろうな」


 キッカーの工藤は、軽く助走をつけて勢いよくボールを蹴り上げた。俺たちが話す間もなく、一直線にゴールネットへと吸い込まれていく。凄いな、弾丸シュートだ。


 加茂「ヤバいな、アイツ」

 新田「さすがって感じだな」

 俺 「これで、2対2かぁ」 


 サッカーは、基本ロースコアの試合が多いだけに前半だけでこんなに点数が入るなんて想定外だろうな。


 新田「もう、前半も終わるじゃねぇか」

 加茂「ああ。ロスタイムは、残り3分くらいだろ?」


 時刻は、43分を過ぎ残り時間の「4」分という数字で記されていた。


 俺 「4分って長くないか?」

 新田「まぁ、最初の方にバタバタしてたしな」

 加茂「そうなのか?」


 たしかに加茂は、さっき来たからわからないだろうな。


 新田「最初の方は、試合がよく止まってたからな」 

 加茂「そうだったんだ。じゃあ、俺はそろそろ行くわ」

 俺 「どこ行くんだ?」


 まだ、来たばっかりだろうが。

  

 加茂「自習だよ、自習」

 新田「自習するのか?」

 加茂「ああ」

 俺 「真面目だな」 

 加茂「ああ、俺は真面目だからな」


 どう見てもコイツが真面目だとは思えないけどな。


 新田「頑張れよ」

 加茂「ああ。お前たちは、勉強しないのか?」

 

 俺は、つい口を閉ざしてしまった。


 新田「俺たちは、勉強よりもこっちの方が大事なんだよ」

 加茂「まじか?」

 新田「ああ。そうだろ?」

 俺 「まぁな」


 話をふられて困ってしまった。まぁ、勉強なんてどっちでもいいというのは本当だ。再び試合がスタートしたがもう前半も終わる。この前半は、どちらの方がよかったのか?


 新田「この後の試合展開は?」

 加茂「そうだなぁ、、、、、、。聖徳かな」 

 新田「マジで?」

 加茂「ああ。こういう時は、そうだろ」


 加茂の発言が気になった。"こういう時は、そうだろ"ってなんだよ。

 

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