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日常で世界を変える(春風編)  作者: mei


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10月12日 海美高校vs聖徳高校(引退試合Ⅵ)

 今日は、新田は学校に来てないのかぁ。何かあったのか?俺にはわからなかった。ただ、何かあったんじゃないかと俺は思っていた。別に何か連絡がきたわけじゃないけど。新田がいなくても、クラスはいつもとあまり変わりはなかった。俺が休んでもそうなるんだろうな?そう思うとどこか寂しさがあった。


 ー10月7日ー


 新田「次の一点が大事な一点になりそうだな」

 俺 「でも、引退試合って勝ち負けそんなに重要じゃないんじゃないの?」

 新田「たしかにな」


 聖徳高校は、キャプテンの沢田はまだ試合に出ていないことを考えるとこの後出てくるのが濃厚だろうな。


 俺 「サッカーって選手変更難しそうだけどな」

 新田「どんな感じなんだろうな」


 イメージつかないな。序盤から、海美高校は飛ばしているのに対し、聖徳高校はまだ選手を出してないし。


 俺 「試合終了の時、どうなってるか楽しみだな」

 新田「そうだな」


 現在、前半38分が経過したころだった。もうそろそろ、前半も終わる。コート内は、両チーム必死に走り回っていた。


 俺 「みんな必死だな」

 新田「ああ。青春してるんだな」

 俺 「あれ、チャンスなんじゃない?」

 

 俺の目線の先には、ボールを持った一ノ瀬がいた。一ノ瀬は、聖徳高校のディフェンス陣を抜いていく。こんなにサラリと抜けるものだろうか?相田と富山に挟まれた瞬間、鈴木へとボールをつなぐ。鈴木はすぐさま高橋に渡す。その高橋も、ワンタッチで田中へと。どうするんだ?大きく足を振り下ろした。すると、ボールは聖徳高校の選手に。ビピィー!!!審判の笛が大きく鳴り響いた。


 新田「ハンドか?」

 俺 「えっ?マジ?」


 審判が選手に近寄り、何やら話をしていた。


 新田「ボールが手に当たったみたいだな」

 俺 「じゃあ、PK戦ってことか?」

 新田「そうなるな」

 俺 「一ノ瀬出てくるんじゃないか?」


 ボールを受け取ったのは、やはり一ノ瀬だった。ここで決めれば逆転。貴重な1点になる。ボールをセットすると、何やら話をしている。


 俺 「一ノ瀬と話をしてるのって、佐藤か?」

 新田「ああ。もしかして、、、、、、、」

 俺 「どうした?」


 新田は、何かを感じ取ったみたいだった。


 新田「おそらく、一ノ瀬は蹴らないんじゃないか?」

 俺 「えっ?本当か?」

 新田「たぶんな」


 ここで蹴らないなんて、あり得るのだろうか?

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