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カミツキ!  作者: .png
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其の弐 上

絵、書き直し中です。

すいません。

私立青山高校――ここはこの青山市にある唯一の高校で景の通う学校でもある。特に秀でた学校でもなく普通な高校である。

そんな青山高校の男子生徒の中でで今日朝から噂になっていることがある。

曰く「外国人のかわいい転校生が来るらしい。」

曰く「黒髪の美しい転校生らしい。」

曰く「明るい女子転校生が来るらしい。」

などなど、しかしどれも一致している事がある。

それは・・・。


――――「美少女の転校生が来るらしい。」


という事だ。




    カミツキ! 其の弐 上 「school days 上ツ巻」





朝、景が起きるともうアマは起きていて朝ごはんを作っていた。


「あ、お早う。」


やはり昨日の出会いは夢ではなかったようだ。


「お早う。」


朝の挨拶をし、彼女の元へ歩み寄る。


「ん、朝ごはんでも作ってるのか?」


「うん、居候させてもらってるんだからこれぐらいはしないとね。」


「ありがとな、でもそんなに気を使わなくてもいいぞ。」


「わかった。後、今日朝から家開けるからね。」


「じゃあ俺より先に出てくれ、鍵閉めたいから。」


「はいはーい。」


ある程度話したところで着替えにいく。

ふと思ったんだがあいつってもう何千、いや何万年も生きた神様なんだよね。なんかいまいちそんな雰囲気がないんだよな。

でもそんな事考えても何も答えは出そうにないのでさっさと着替えてその神様の元へ行こうか。


「遅~い、早く~。」


そんな声も聞こえてきたので急ごう。


その後は普通に朝ごはん食べて(意外と美味しかった)ひと通り準備をしたところでアマが出かけていった。

出かけ際に「また後でね。」って行ったのが胸に引っかかるが。


俺もとっとと学校へ行く事にした。




学校の校門で早速知った顔に出会った。


「あ、景じゃない。」


「ああ、凛。おはよう。」


「おはよ。」


このなんだか冷たい印象を受ける女は黒田凛くろだりん。俺の幼馴染だ。


「ねえ、景。なんか変な噂流れてるんだけど知ってる?」


「噂、なにそれ?」


「珍しいわね、知らない人が居たなんて。」


ちょっとバカにされたみたいで悔しい。


「で、どんな噂なんだ?」


「なんか、転校生が来るらしいのよ。」


「転校生、こんな時期に。」


家族の転勤にしては微妙な次期だ。


「それが美少女らしいのよ。だからこんな噂が広がってんのよ。」


あそ、女好きどもが。


「ふぅん。それだけ?」


「それだけよ。」


ぶっちゃけそんなに興味はない。俺もそうだが凛もないようだ。

だがそこに・・・


「おーい、景!!」


来やがった、だが。


「うるさい。静かにしなさい。」


「ひでぶっ!」


この五月蝿い男は凛の見事なハイキックにより撃沈した。

なぜなら凛の家は柔道の道場だから。

もちろん凛も異常に強い。


「凛・・・相変わらず強い・・・。」


「朝から五月蝿い貴方が悪いのよ。」


そしていま地面と仲良くハグし合ってるバカは安倍勇あべゆう。なんと名前を平仮名にすると四文字。

女好き。それだけ。


「で勇はなんかあったのか?」


聞くと勇はゴキブリも真っ青な回復力で立ち上がって言う。


「おにゃのこだよ。かわゆいおにゃのこが来るんだよ。」


顔が融けてる・・・きもい。


「ああ、転校生か。」


「分かってるじゃない。ついに俺にも春が来るんだよ。」


「あんたは年中頭ん中春じゃない。」


凛があきれたように言う。


「ぐふふふふ。おにゃのこだー。」


そんな事を言ってバカは走り去って行った。


「凛、アイツと縁切ったほうがよくない?」


「切ったほうがいいかもね。」


そして俺と凛はあきれたように苦笑いをして教室へ歩き出した。






キーンコーンカーンコーン・・・


「朝のHR始めるぞー。」


先生の声でHRが始まる。

この駄目教師臭がプンプンしてるのは伊藤麗実いとうれみ先生年齢は・・・秘密だ。


「男子ども喜べー、転校生だぞ。」


結局このクラスに来るのか。さてどんな人だろう。場合によっては殴り倒すかも知れんが・・・殴るのは辞めるか。


「入ってこい~。」


「はい。」


入ってきたのは・・・まあ、何だ。

そう、アマだ。


「親の都合で転校してきました清浦天音きようらあまねです。」


うん、神様何やってんの?こんなところで高校生の真似事ですか?


『うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!』


男子(一部)静まれ。とくにバカ静まれ。

あれ、バカがうちのバカ(アマ)の前に行ったぞ。


「天実さん、僕と結婚してください。」


・・・・・バカだ。


「・・・・・?」


アマはアマでいまいち状況が分かってないみたいだし。

だけど次の瞬間。


「バルサミコスッ!?」


バカが意味不明な悲鳴(?)とともに吹っ飛ばされた。何?何が起きた。しかも何故バルサミコ酢?


「はい、清浦さんはテキトーなところに座っといて。」


先生は先生でそんなに動揺してないし。もしかして生徒自体に興味がないのか、この駄目教師は。


「はい。」


教室の男子(一部)の目が彼女に注目する。

で彼女は・・・俺のほうに来て・・・・・隣に座った・・・。


「よろしくね。」


「あ、うん。よろしく。」


終わった・・・俺の学校生活・・・・・。

柔道にハイキックってないよね(笑

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